ランニングマシンを使う女性

HIITは活性酸素を発生させるの?

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HIITを行うと活性酸素が発生すると考えられています


HIITで強い負荷のかかるエクササイズを行うことで、酸素が不足して運動後に大量の酸素が取り込まれます。活性酸素は酸素が変質してできた過酸化水素水など物質のことで、HIIT後に呼吸数が増えると、発生しやすくなります。
活性酸素は、体内の免疫機能を高める働きがある一方で、多くなりすぎると健康な細胞を破壊し、変質させてしまいます。活性酸素を増やさないためには、HIITをやりすぎない、無理して負荷をかけすぎないことも大事です。
また、活性酵素の細胞破壊を抑えるには、HIIT前後に抗酸化作用のある食品を摂取するのも効果的だとされています。イチゴなどに含まれるビタミンCや、ナッツ類に多いビタミンEなどが当てはまります。
そして、喫煙やストレスなども活性酸素の発生原因なのでしっかり対策しておきましょう。

活性酸素は増えすぎると、体に悪影響を及ぼすと言われています

HIITはハードな運動と休息を交互に繰り返す、ややきつめのトレーニング法だとされています。HIITは高強度のトレーニングにより、酸欠状態になって息があがります。
大量の酸素を欲するので、呼吸量が増え、それにより活性酸素が発生しやすくなると考えられています。

活性酸素とは

活性酸素は、体内に取り込まれると水素と結合して水を生成します。しかし、中にはスーパーオキシドや過酸化水素水といった別の物質を生成する場合もあり、こうして変質した酸素のことを活性酸素と呼んでいます。
活性酸素は反応性が高く、他の物質を酸化しやすい状態です。HIITを行うと呼吸数が増えて筋肉が温まり、体温が上がることで活性酵素への変換率も上昇すると言われています。

活性酸素の特徴

体内で活性酸素は必ずしも悪とはならず、体にとってメリットとなる働きもあります。それが免疫機能の活性化です。
免疫細胞と結びついて、体内に入り込んだウイルスや細菌を攻撃し、感染症などから体を守ってくれます。一方で、活性酸素が多くなりすぎると正常な細胞まで破壊し、健康を害する恐れがあります。
また、細胞を変質、老化させる可能性もあるのです。活性酵素は体内では必要でもありますが、増えすぎないように気を付けることが大事になってきます。

HIITを行う際は休息日を設け、無理しないことが大事です

毎日行わないで休息日を設ける

HIITを行うと確かに活性酸素が発生しやすくなり、体内で増えていきます。ただ、活性酸素は体内で必要でもあるため、増えすぎないようにするのが得策です。
そのためには、HIITをやりすぎないことが大事です。負荷が強いトレーニングであっても短時間でできるためつい毎日のようにやってしまう人もいるでしょう。
活性酸素を増やさないためにも、休息日を設ける必要があります。HIITは週に2、3回の頻度で行うのが妥当だと考えられています。
また、毎日のトレーニングは活性酸素の増加以外にも、関節などがダメージを受けて捻挫や疲労骨折などのケガを招くリスクも高まるので、やはり休みは要ります。他にも、慣れないうちは疲労が溜まって継続しづらくなるので注意しましょう。

無理しすぎない

トレーニング慣れしていない人がいきなり負荷のかかった激しい運動をするのは控えたほうが良いでしょう。ケガや疲労、活性酸素の大量発生の原因になるのはもちろん、トレーニングがかなり辛いと感じてしまうことになるでしょう。
そうなると、続けるのがしんどくなってモチベーションが下がり、長く継続できなくなるからです。始めは無理しないで負荷を軽くし、徐々に重くしていきましょう。

抗酸化作用のある食品を摂取しましょう

抗酸化作用のある食品の摂取

HIITによって大量に活性酸素が発生しても、その寿命は短いとされています。体内で正常な細胞を攻撃したり、細胞を変質させる前に勢いを止めるには、運動の前後で抗酸化作用を含む食品を摂取するのが効果的だと言われています。
抗酸化作用というのは、細胞の酸化を防いで、細胞を変質や老化から守る作用のことです。

抗酸化作用のある食品とは

抗酸化作用のある食品というとまず、ビタミンCが挙げられます。イチゴやキウイ、かんきつ類などの果物や、パプリカやホウレン草などの野菜に含まれます。
さらに、植物油やゴマ、アーモンドなどのナッツ類などに含まれるビタミンE、リンゴや緑茶などの含まれるポリフェノールなどもあります。わかめなどの海藻類やサクラエビなどに含まれるミネラル類などもおすすめです。

食事の摂取タイミングに注意

抗酸化作用のある食品を摂取するのには、HIITの効果を損なわないようにするためにタイミングが大事です。HIITの30分前までに食事を済ておかないと、消化不良に陥る可能性があります。
運動後はしばらくカロリー消費が続くので、食事は時間を空けたほうがよいでしょう。

喫煙や紫外線なども活性酸素発生の原因となります


HIIT以外にも毎日の生活で活性酸素が増える原因があります。活性酵素を増やしすぎないように対策をしておきましょう。

喫煙や過度の飲酒

タバコにはタールやニコチンなどの有害物質の他にも、煙には活性酸素が含まれます。できれば禁煙をしたほうが良いでしょう。
さらに、アルコールは体内に入ると、血液にのって肝臓まで運ばれてそこで分解されますが、その際に活性酸素が派生します。アルコールは少量ならストレス発散にもなりますが、飲みすぎは要注意です。

紫外線を浴びる

紫外線が肌に当たると皮膚細胞内で活性酸素が作られます。健康を害するのはもちろんシミやしわなど、美容面でのデメリットも生じます。
冬でも紫外線は照射されているので注意が必要です。日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、日傘をさすなどの紫外線対策をしっかり行いましょう。

ストレスを溜め込みすぎない

ストレスを感じて溜まると血液の流れが悪くなります。一時的なものですが、血流が再び元に戻る時に活性酸素が発生しやすくなります。
カラオケやドライブ、スポーツなどでストレスを発散しましょう。またゆっくりお湯に浸かる入浴やマッサージ、アロマテラピーなどで心をリラックスさせる時間を設け、ストレスを溜めないようにしましょう。

(まとめ)HIITは活性酸素を発生させるの?

1.HIITを行うと活性酸素が発生すると考えられています

HIITを行うと息が切れて運動後の酸素を多く取り込むため、活性酸素が発生しやすいと言われています。活性酸素の作用を抑えるには、HIITをやりすぎない、抗酸化作用のある食品を摂取することなどが効果的だとされています。

2.活性酸素は増えすぎると、体に悪影響を及ぼすと言われています

HIITを行うと、大量の酸素が取り込まれるので活性酸素が発生しやすくなります。活性酸素は免疫を上げる作用もありますが、多くなると正常な細胞を破壊するので増えすぎないようにする必要があります。

3.HIITを行う際は休息日を設け、無理しないことが大事です

HIITによる活性酸素の大量発生を防ぐには、トレーニングの頻度を種に3回位にして、休息日を設けることが大事です。また、慣れるまでは運動の負荷をやや軽めにし、徐々に上げていくようにしましょう。

4.抗酸化作用のある食品を摂取しましょう

活性酸素が体内で細胞を変質させる前に、その作用を止めることが大事です。そのためには、HIITの前後に抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEやポリフェノールなどを含む食品を摂取するのが効果的だとされています。

5.喫煙や紫外線なども活性酸素発生の原因となります

活性酸素は喫煙はお酒の飲みすぎ、紫外線やストレスなどが原因で体内で発生しやすくなります。タバコやお酒を控える、日焼け止めを塗って紫外線を遮る、カラオケなどでストレスを発散させるなどの対策を採りましょう。

 

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