ダイエットの停滞期には有酸素運動が良いの?

ダイエットの停滞期には有酸素運動をするといいの?

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いつの時代も多くの人が行っている、ダイエット。
最初は上手くいっていても、ある時いきなり変化しなくなる経験をした人も多いのではないでしょうか。
体重の減りがストップする停滞期が訪れることがあります。これは、体が急激な体重の変化を認識できず、元の状態に戻そうとするホメスタシス機能が働くからです。
停滞期が来て、有酸素運動をやめてしまうと、停滞期が終わっても体重が減らなくなります。むしろリバウンドするリスクが高まるので、続けたほうが良いと考えられています。
停滞期がくるタイミングや回数、期間などは個人差があるので一概には言えません。2回以上くる場合もあります。

ダイエットの停滞期にも有酸素運動は続けたほうがよい?

停滞期が来ても、有酸素運動をやめないで、食事制限も厳しくせずにこれまでと同じように過ごしましょう。
ホメスタシス機能によって停滞期が訪れる場合があるんです。

有酸素運動はダイエットに最適


有酸素運動は、酸素を取り込みながら続ける軽度な負荷の運動です。運動に必要なエネルギーを作り出す際に酸素が使われます。
そもそも、食事から摂取した糖分と呼吸で取り入れる酸素を使い、筋肉を動かすエネルギーが生成されています。有酸素運動を続けると、徐々に糖分が不足してくるので、今度は体内に蓄積された脂肪を使ってエネルギーを新たに作り出そうと作用します。
有酸素運動で脂肪が分解され、燃やされるので体内の脂肪が減少し、ダイエット効果があると言われるのはこういった体のメカニズムによるものです。有酸素運動を続けると、脂肪が減るので徐々に体重にも変化が見られるのが一般的です。

ダイエット停滞期も有酸素運動を続ける

ダイエットのために運動を続けていて、急に体重が落ちなくなるといった停滞期を迎える人も少なくありません。停滞期は体重減少という変化を身体が嫌い、元の体重に戻そうとする機能に関係しています。
これを身体のホメオスタシス機能と呼びます。停滞期を迎えた場合、有酸素運動を行っても効果があるのか?疑問に思う人も多いでしょう。
答えは「YES」です。身体が減少した体重を正常な体の状態だと認識すれば、再び有酸素運動によるダイエット効果が現れ始めるからです。
ここでやめてしまうと、体重減少がストップし、場合によってはリバウンドするリスクが高まります。停滞期が終わるタイミングというのは必ず来るので、有酸素運動は以前と同じように継続させましょう。

停滞期のタイミングや期間、回数には個人差があります

停滞期の時期が個人差がある

ダイエットの停滞期はいつから来るか?はとても気になる所です。実は停滞期に時期は明確には分かりません。
ただ、目安として有酸素運動を取り入れてから体重が5%減った時期の1ヶ月程度経過した時期だとされています。ホメオスタシスが機能するのが、体重の5%減だと考えられています。
そして、その程度の体重減少は有酸素運動を始めてから約1ヶ月前後なのが一般的だからです。そして、停滞期はいつまで続くのか?というとこれもまたはっきりとは分からず、個人差があります。
早い人なら2週間程度で脱する人もいますが、遅いと1ヶ月近く続くこともあるので一概には言えません。

停滞期は1回で終わらない場合も

ダイエットの停滞期は1回だけで終わるとは限りません。なぜなら、体重の5%減量するとホメオスタシス機能が働きやすくなるからです。
つまり、体重が減少して再び5%に達すると、ホメオスタシスが機能し停滞期に入ります。目標体重をどの位にするかによって、停滞期が何回来るか変わってきますが、一般的に2回位は来ると言われています。
停滞期が来ても焦らないでそれまでの有酸素運動のペースや食生活を変えないようにしましょう。

ダイエット停滞期中のNG

停滞期に運動をやめるのはNG

停滞期に突入すると、やっても目に見える成果が現れないので、有酸素運動へのやる気もだんだんなくなってしまうものです。しかし、有酸素運動をここでやめてしまうのは、停滞期のNG行動となります。
有酸素運動をやめることで、体の脂肪燃焼効果もストップします。同じ食事量でも、ダイエット前に比べると食事内容がヘルシーになっていれば逆に食べたものが脂肪となり、蓄えられやすくなってしまうからです。
また、逆に停滞期だからといって、有酸素運動の負荷を強くする、運動時間を長くするなど急にペースを上げるのも良くありません。身体に疲労が溜まり、モチベーションの急激な低下を招き、ダイエット自体をやめたくなってしまうリスクがあるからです。
無理のない範囲で、これまでと同じように運動することが大事です。

食事量を減らすのもNG


そして、停滞期だからもっと頑張らないとということで食事量を減らしてしまうのもNGです。厳しい食事制限は、身体が飢餓状態であると認識し、更に脂肪を溜め込んでしまうため逆に体重がもっと減りにくくなります。
また、健康を損なうリスクもあるので食事量を極端に減らす、タンパク質などを控えるのもやめたほうが良いでしょう。

停滞期中も有酸素運動を続け、チートデイを設けてみましょう

停滞期中も有酸素運動を続け、チートデイを設けてみましょう

停滞期中も有酸素運動を続ける

身体のホメオスタシス機能を止め、体重減少を再びスタートさせるには、停滞期中であってもこれまで通りの有酸素運動を続けることが大事です。同じように運動するのが辛い場合は、有酸素運動の時間を短くする、回数を週に4回~3回に減らすなど、少し楽にすることでモチベーションをさほど下げずに続けられます。
停滞期はいつか過ぎるという事を信じて前向きな気持ちで頑張りましょう。

停滞期を乗り切るにはチートデイも効果的

ダイエット中の人にとって、停滞期というのはとても辛い時期にあたります。有酸素運動をやっても、食事を控えめにしても体重に変化が見られないのはモチベーションの低下にもつながります。
モチベーションの維持のためにも、停滞期は我慢しすぎるのは禁物です。1日だけ好きなものを食べ、ホメオスタシス機能が働くのをごまかすチートデイを設けるのが効果的だとされています。
ただ、暴食が続いてしまうと今までの苦労が水の泡になってしまうので要注意です。普段は好きなものを少しだけゆっくり時間をかけて食べるのが良いとされています。
そのため、チートデイの期間は1日に限定しましょう。

(まとめ)ダイエットの停滞期には有酸素運動が良いの?

1.ダイエットの停滞期には有酸素運動は続けたほうがよいとされています

ダイエット中にホメスタシス機能が働き、体重の減りが止まる停滞期が来ることがあります。停滞期が来ても、リバウンドを防ぐために有酸素運動をやめないでこれまで通り続けることが大事です。

2.ホメスタシス機能により停滞期が訪れる場合があります

有酸素運動は、血中の糖分が消費されると脂肪が燃やされ、エネルギー生成に使われるのでダイエットに効果的だとされています。ただ、体重がある程度減ると、停滞期が訪れます。
停滞期中も有酸素運動を続けることは大事だとされています。

3.停滞期のタイミングや期間、回数には個人差があります

ダイエットの停滞期が来る時期や期間などが個人差がありますが、大体体重の5%減になるタイミングだと言われています。また、停滞期は1回では終わらず、目標体重によっては2回以上くる場合もあります。

4.停滞期に運動をやめる、食事制限を厳しくするのはNGです

停滞期に有酸素運動をやめる、逆に運動強度や頻度を高めるのはリバウンドにつながる、疲労が溜まる原因にもなるのでNGです。更に、食事制限を厳しくすると、体が飢餓状態に陥り、少しの量でもすぐに蓄えようとするので逆効果になってしまいます。

5.停滞期中も有酸素運動を続け、チートデイを設けてみましょう

停滞期中であってもあきらめずに、できる限りモチベーションを維持して有酸素運動を続けことはリバウンド防止にもつながります。更に、1日だけ好きなものを食べるチートデイを設けることも気分転換になるでしょう。

 

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