ヨガが花粉症の症状緩和に効果があるって本当?

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ヨガで自律神経のバランスが整えば、花粉症の症状緩和にも効果が期待できます

春は花粉が一年の中でも多く飛散する時期です。
日本人の三分の一を悩ませている花粉症。
花粉症の方が悩んでいる症状の一つが、“鼻づまり”ではないでしょうか。
この鼻づまりを起こしている原因は、自律神経の乱れから起こると言われています。
自律神経には交感神経、副交感神経の二種類あり、このうち後者が優位になると、鼻づまりの症状が起きやすくなります。
ヨガの呼吸法やポーズには交感神経を活性化させ、自律神経を整える効果が期待できます。
そのため、ヨガを継続的に行っていけば、常に自律神経のバランスが良い状態を保てるようになります。

花粉症の原因には、外的なものだけでなく、内的なものもあります

皆さんは、花粉症の原因とは何かご存知でしょうか?
大半の方が「花粉症=花粉だけが原因」と答えるかもしれませんね。
確かに、花粉症は花粉が飛散してはじめて花粉症の症状を起こさせます。
しかし、実はそれだけが花粉症に悩まされる原因ではないといわれているんです。

花粉症の外的要因

花粉症の大きな外的要因といえるのが、先述にもあった“花粉”です。
花粉界でメジャーなスギ花粉の他に、ヒノキ、シラカバ、ブタクサ、コナラ……など、日本には多くの花粉が一年中飛散しています。
ですから、花粉症は春だけ起こるものというわけでなく、年間通して起こり得るものなのです。
そして、次にダニやハウスダストなどによりアレルギー反応を起こしてしまうことで、花粉症を合併させてしまうというもの。
実際、住環境が変化することで突然花粉症になるという例も見られます。
大気汚染による微粒子の存在もまた、アレルギー反応に敏感化させてしまうようです。

花粉症の内的要因

意外と知られていない内的要因、その一つに体の免疫力が低下していることが挙げられます。
免疫力とは、花粉やダニなどのアレルゲンが体内に入ろうとする際、抵抗する力のことです。
免疫力の低下は、睡眠不足や栄養の偏った食事、運動不足などから起こります。
そして、今回のヨガと関係している花粉症の大きな要因は、自律神経の乱れです。
自律神経の乱れは不規則な生活やストレス、加齢などが原因で起こるといわれています。
花粉症には、この内的要因が大きく関わっていることを覚えておきましょう。

ヨガで行う深い呼吸が、自律神経の乱れを改善してくれます

花粉症の外的要因は、マスクを身に着ける、鼻洗浄やうがいなどである程度取り除くことは可能かと思います。
しかし、内的要因は、自分が思っているように取り除いていくことはなかなか困難だといえます。
そこで、自律神経の乱れを改善していくことを考えてみることをおすすめします。
私たちが普段生活している時、意識せずに行っている“呼吸”ですが、実は、自律神経と大きく関係しています。
呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸がありますが、普段私たちが行っているのは前者です。
この呼吸は交感神経を活性化させるといわれており、反対に、腹式呼吸は副交感神経を活性化させるといわれています。
ヨガの呼吸法は腹式呼吸による深い呼吸が多く用いられており、副交感神経を優位にする効果が期待できます。
そして、ヨガのポーズには交感神経を刺激するものが多いため、自律神経のバランスが整いやすいといえるのです。

魚のポーズで自律神経のバランスを整えましょう

ヨガのポーズの中でも、「魚のポーズ」は交感神経を刺激し自律神経のバランスを整えるといわれています。
ここでは、魚のポーズのやり方をご紹介します。

  1. 床に仰向けの状態で横になります。そして、両足を揃えて伸ばします。
    この時、足の指先までしっかり揃っていることがポイントです。
  2. 手の平を下の状態にして、お尻の下に滑り込ませます。
    それと同時に、息を吸いながらお尻を浮かせます。
  3. 腕で体を持ち上げるように、肘と肘を寄せます。
    この時、肘の位置は胸の下あたりです。
  4. 一息吐き、息を吸い込みながら天井へ胸を突き出します。

(まとめ)ヨガが花粉症の症状緩和に効果があるって本当?

1.ヨガで自律神経のバランスが整えば、花粉症の症状緩和にも効果が期待できます

日本人の多くを悩ませている花粉症、その症状の一つである鼻づまりは、副交感神経が優位になった時に起きやすいといわれています。
ヨガを継続的に行い、自律神経のバランスを整えることで、花粉症の症状を緩和する効果が期待できます。

2.花粉症の原因には、外的なものだけでなく、内的なものもあります

花粉症はスギ花粉などに代表される花粉、ダニやハウスダストなどのアレルギー、大気汚染などの外的なものも要因です。
しかし、花粉症の原因となっているのは、免疫力の低下や自律神経の乱れといった内的なものも要因となります。

3.ヨガで行う深い呼吸が、自律神経の乱れを改善してくれます

花粉症の内的要因を取り除くために、自律神経の乱れを改善することを考えましょう。
ヨガでは副交感神経を優位にする腹式呼吸を用いることが多く、ポーズには交感神経を刺激するものが多いため、自律神経のバランスが整いやすいといえます。

4.魚のポーズで自律神経のバランスを整えましょう

「魚のポーズ」は、ヨガのポーズの中でも花粉症やアレルギーの症状を改善する効果があることで知られています。
花粉症に悩む方は、このポーズを継続して行ってみてください。

 

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