瞑想する女性

ヨガは冷え性改善にも効果的って本当?

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ヨガは冷え性改善にも効果的です

ヨガにより深い呼吸と全身を動かすポーズにより、インナーマッスルが強化されます。代謝や体温が上がり、血行が良くなることで体の末端まで血液が行き届き、冷え性改善に効果的だとされています。
自律神経のバランスも整える効果も期待できます。冷え性改善には、バッタのポーズやダウンドックのポーズがよいとされています。
さらに高温多湿な環境で行うホットヨガも効率よく大量発汗が望めるので冷え性緩和につながると言われています。睡眠や食事など日常生活でも体を温める対策をしましょう。

ヨガは自律神経を整えたり代謝を上げたりといった効果が期待できます

ヨガは、ゆっくりと腹式呼吸を行いながら、全身を動かしてポーズをとることで、身体の深層部の筋肉、インナーマッスルが鍛えられるエクササイズです。

代謝が上がり体が温まる

インナーマッスルが強化されることで、しっかり骨格を支えることができるようになります。背骨や骨盤の歪みが改善されることで、姿勢が良くなります。
それに伴い、ズレていた内臓も正しい位置へと戻されるので、内臓機能が向上します。生命維持のために消費されるエネルギー量が増え、基礎代謝も上がります。
歪んだ骨格や内臓に阻まれていた血液やリンパの流れもスムーズになります。また筋肉は血液を全身の隅々へと送り届けるためのポンプのような役割をしています。
ヨガにより筋肉が強化されることで、ポンプが十分に機能するようにリンパや血流アップをより高める結果となります。そしてエネルギー消費の際に熱が発生するため体温が上がり、体が温まります。
温かい血液が手足の末端にまで行き届くようになるため、冷え性の改善にもよいとされています。それと同時に体内に溜まった老廃物や余分な水分なども血液により運搬され、体外へと排出されやすくなります。
むくみが緩和することで手足の先などの末端の冷え性改善にもつながると言われているのです。また腹式呼吸では、ゆっくり深く息を吸い込むことで大量の酸素が肺へと送られます。
酸素は血液に溶け出して、全身の細胞へと送られるため、細胞が活性化されて健康な体作りに貢献するというわけです。

自律神経のバランスを整える

自律神経は体の内臓器官などを調節する神経で、脳の視床下部がコントロールしています。活動時に活発になる自律神経と、休息時に活発化する副交感神経が互いに優位になりながら、バランスを取っています。
しかし交感神経が優位になり続けると緊張状態が続き、心身の不調を招きます。ヨガの深い腹式呼吸により、たっぷりの酸素が脳へと取り込まれると脳の緊張がほぐれます。
心身もリラックス状態になるため、副交感神経が優位になります。こうしてヨガにより、乱れていた自律神経のバランスが整い心身の不調が緩和されるといった効果が期待できるというわけです。

冷え性改善におすすめのポーズも多く存在します

冷え性によいとされるポーズがいくつかあるので、コツを覚えて取り入れてみましょう。

バッタのポーズ

うつぶせで脚をあげて背中を反らせるポーズです。腹筋や背筋を強化し、内臓を活性化させる効果が期待できます。
足からの血流が良くなると言われています。
1.うつ伏せに床に寝ます。両腕は肘を伸ばした状態で体の下に潜り込ませ、手の平は床向きにします。
2.顎を前に突き出して、息を吸いながら膝を曲げないようにして、右足を上に上げます。
3.息を吐きながら右足を下ろし、左足も同様に行います。腰を左右にひねらないように注意しましょう。
左右の足の上げ下ろしを5セット行います。

ダウンドックのポーズ

腰から体を前に曲げて頭を下げ、体でくの字を作るような体勢をとるポーズです。
1.床の四つん這いになります。少し手の平を前に移動させて、つま先立ちになります。
2.手の平で床をしっかり押し、上体を支えながらお尻の坐骨が上に引っ張り上げられるような感じで、お尻を上げていきます。
3.膝も徐々に伸ばします。態勢がつらい場合は、膝をムリに伸ばさなくても大丈夫です。
4.自分で安定する位置でポーズが決まったら、そのまま30秒程腹式呼吸を繰り返し、ゆっくり元の位置に戻ります。5セットはトライしてみましょう。

三角のポーズ

立った状態から上体を横へと倒していき、三角形を作ります。全身の筋肉をほぐし、強化させる万能ポーズだと言われています。
1.真っすぐ立ち、息を吐きながら肩幅よりもやや広めに足を開きます。
2.左足のつま先を外側に向け、右足につま先は内側に向けます。息を吸い、吐きながら両腕を伸ばして上体を左足の方へ倒し、肩と床が平行になるようにします。
肩に力を入れすぎると肩が上がってしまうので気を付けましょう。顔は上を向きます。
3.息を吸い、吐きながら上体をさらにムリのないところまで倒していきます。限界まできたら静止し、そのまま30秒程呼吸を繰り返し、上体を元に戻します。
4.右方向も同じように行います。左右で5セットはやってみましょう。

ホットヨガの利用もおすすめです

ホットヨガは室温35℃位から40℃前後、湿度65%という高温多湿な環境の中で行うヨガです。行うポーズや呼吸法などは一般的なヨガと違いはありません。

汗をかきやすい

通常の環境で行うヨガよりも、少しの動作でも汗をかきやすいのが特徴です。ポーズをとっていくうちに、ぽたぽたと床の滴る位の大量の汗が出ます。
外からあらかじめ身体へ熱を送りポーズを取ることで、内側からも同時に身体が熱を発生させるので、効率よく身体全体が深層部まで温まります。

むくみが解消され筋肉がほぐれる

代謝が上がって血液やリンパの流れもスムーズになるので、手足の末端にまで血流がしっかり行き届き、冷え性の緩和にもより効果的だとされています。また大量の汗とともに体内の老廃物や水分、余分な塩分も排出されやすく、むくみが解消され冷えにくい体作りにもつながると言われています。
身体が温まるとゴムにように強張った筋肉もほぐれやすくなるので、ポーズが取りやすくなるといったメリットが生じます。柔軟性が高まり、やや難しいポーズも取りやすく、筋肉への負担が軽くなり、関節や肩甲骨などの可動域も広がりやすくなります。

美肌効果も期待できる

また通常のヨガだと汗をかいてもクールダウン時は汗が引いて、肌が乾いてしまっている場合がほとんどです。しかしホットヨガでは、高温多湿な環境下にいる限りずっと毛穴は開いたままで、汗が乾くことはありません。
肌がしっとり潤い、皮脂や古い角質などが汗が押し出された後の毛穴がとてもキレイな状態です。艶のあるみずみずしい美肌作りにもホットヨガは効果的だとされているのです。
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ヨガと合わせて普段の食べ物や睡眠などでも対策していきましょう

睡眠と冷え性には実に深い関係があります。睡眠不足やぐっすり眠れない質の悪い睡眠は、自律神経のバランスを乱します。

質のよい睡眠は自律神経を整える

通常睡眠中は心身や脳がリラックス状態になって休息するため、副交感神経が優位になります。体が冷えていると体温を上昇させるために、交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が滞りがちなり手足の先の末端部分が冷えます。
また神経が高ぶって余計熟睡できなくなります。眠れないと脳や心身が休まらずリラックスできないので、副交感神経が優位にならず、いつまでも熟睡できないという悪循環に陥るので冷えを改善するには、良質な睡眠も必要不可欠なのです。

体を温める食べ物を摂る

体を冷やさないためには、食事にも気を付けなければなりません。東洋医学において、体を冷やす食べ物というのは、熱を下げるために南国で育てられたものです。
また地上で育つものや寒色系の多食べ物も体を冷やします。細長く大きな形のものや化学調味料も体を冷やすと考えられています。
たとえば、トマト・きゅうり・なす・スイカ・梨・アサリなどです。逆に厳しい寒さから体を守るために北国で育てられた食べ物や、根菜類・暖色系の食べ物は基本的に体を温めます。
たとえば、ニンジン・ごぼう・玄米・鮭・納豆・キムチなどに、発酵食品・ショウガ・唐辛子などです。飲み物では、コーヒーや緑茶は体を冷やすので控え、発酵茶である紅茶や、タンポポコーヒー・ココア・日本酒などが体を温めてくれます。
体を冷やす食べ物を控え、温めてくれる食べ物を積極的に摂るようにしましょう。

湯船につかって血行を良くする

夏でもシャワーで済まさないで、38度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることで血行がよくなります。足湯だけでも効果的です。
自律神経の切り替えに支障をきたさないように、寝る2時間前位までには入浴を済ませておきましょう。

(まとめ)ヨガは冷え性改善にも効果的って本当?

1.ヨガは冷え性改善にも効果的です

ヨガには代謝を上げる、自律神経を整えるなど冷え性によい効果があると言われています。バッタのポーズなどを取り入れてみましょう。
大量に発汗しやすいホットヨガもおすすめです。

2.ヨガは自律神経を整えたり代謝を上げたりといった効果が期待できます

ヨガでインナーマッスルが鍛えられると、ズレていた骨格や内臓が正しい位置に戻されて機能が向上します。それに伴い代謝が上がって、血流が促されて体が温まります。
自律神経のバランスも整い、心身不調の緩和にもつながります。

3.冷え性改善におすすめのポーズも多く存在します

ヨガには、バッタのポーズ・ダウンドックのポーズ・三角のポーズなど、冷え性緩和によいとされるポーズがいくつかあります。初心者でも比較的簡単にとれるポーズなので、やり方を覚えてムリのない範囲でやってみましょう。

4.ホットヨガの利用もおすすめです

ホットヨガは通常のヨガよりも高温多湿な環境下でヨガを行います。大量の発汗により体が深層部から温められ、血流が良くなり筋肉がほぐれ、むくみも緩和されて冷え性改善にもよいとされています。
また発汗により肌が潤い、美肌効果も期待できます。

5.ヨガと合わせて普段の食べ物や睡眠などでも対策していきましょう

冷え性改善には、ヨガの他にも自律神経のバランスを整える良質な睡眠が必要です。さらに体を冷やす食べ物を控えて体を温める食べ物を食事に取り入れましょう。
また夏でもぬるめのお湯につかることで体が温まります。

 

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