マシンピラティスをする女性

自律神経を整えるのに運動が効果的?

SNSでシェア

適度な運動は自律神経を整えるのに効果的です

急激に激しい運動を行うと、心臓や血管に負担がかかるため、自律神経のバランスが崩れてしまいます。交感神経が過剰に働きすぎてしまい、副交感神経の働きを抑制してしまうのです。
一方、軽い運動は運動後に副交感神経の働きを高めるため、自律神経を整えるのに効果的です。ピラティス・エクササイズ・ウォーキング・スロージョギングなどは、自律神経を整えるのに適しています。

自律神経を整えるには強度の低い運動が効果的です

私たちの体の自律神経は交感神経と副交感神経に分かれています。交感神経は日中に優位になり、副交感神経は夜に優位になると考えられており、そのリズムが崩れることは自律神経のバランスが乱れるということです。
自律神経のバランスを整えるのに運動が効果的ですが、運動の強度によっては逆効果になる恐れがあります。普段から運動をする習慣のない人が、突然ジョギングやランニングなどの激しい運動を行うと、心臓や血管に大きな負担となるでしょう。
その結果として交感神経が過剰に働きすぎてしまい、副交感神経が働きにくくなってしまいます。睡眠障害、肩こりや頭痛などの症状が現れてしまう原因になります。
交感神経を適度に刺激し、副交感神経の働きを引き出すには軽い運動の方が効果的です。エクササイズ・ウォーキング・スロージョギングなどがよい一例です。
強度の高い運動においては運動後に交感神経が優位になり、強度の低い運動においては副交感神経が優位になったという報告もあります。強度の低い運動の方では、安静時よりも副交感神経が高まったというデータも残されているのです。

自律神経が整っている人はスポーツマンに多い傾向にあります

自律神経はバランスの取れている状態が理想的です。交感神経、副交感神経のどちらか一方だけが高すぎても健康的とは言えません。
自律神経が整っている人、そうでない人の違いは、睡眠や食事、メンタル面において顕著となります。自律神経が整っている人、すなわち交感神経も副交感神経も適切に働いている人の特徴は以下のものになります。
・入眠までに時間がかからず、中途覚醒などの睡眠障害はとくにない
・何事に関してもやる気を感じる
・空腹を覚える時間が決まっており、消化機能も正常
・思考力や行動力があり、気持ちの切り替えがスムーズ
・日中の疲れは睡眠でとれる
・気温に関係なく冷えの症状はない
・体重の変動が少ない
スポーツマンに多い傾向にあります。反対に自律神経のバランスが悪く、とくに交感神経が高い傾向にある人は以下の特徴があります。
・入眠に時間がかかる
・何事にも集中できるが、いつも心がもやもやしている
・仕事中は空腹を感じない、食後に胃もたれする
・考えすぎる、不安感がある
・なかなか疲れがとれない
・入浴後時間が経つと冷えを感じる
・仕事でプレッシャーを感じると太りやすい
デスクワークの多い現代人特有の症状でもあります。

ピラティスは自律神経の働きを整えるのに効果的です


強度が低く体への負担が小さいエクササイズとして知られているのがピラティスです。ピラティスは、自律神経のバランスを整えるのに効果的と考えられています。
その理由となるのが、姿勢の改善です。姿勢の悪さは自律神経の乱れにつながります。
ピラティスでは全身の筋肉をまんべんなく使うため、腹筋や背筋、普段は使わないような腹横筋などの筋肉を強化することができます。腹部や腰回り、脚などが引き締まるため、ボディラインが美しくなるでしょう。
さらに背骨を本来の位置に戻すことができるため、猫背などの姿勢が矯正されていくのです。
ピラティスのレッスンではアライメント=左右のバランスが重視され、歪みのない美しい体型を目指すことができます。
ピラティスの呼吸法は胸式呼吸です。胸式呼吸では交感神経の働きが高まります。
寝る直前にピラティスを行うと寝つけなくなる可能性があるでしょう。
しかしながら寝る1~2時間前に行うことで穏やかに副交感神経を優位にすることができるため、寝つきを良くすることが可能といわれています。
ピラティスの体験はこちら

(まとめ)自律神経を整えるのに運動が効果的?

1.適度な運動は自律神経を整えるのに効果的です

自律神経のバランスを保つためには、激しい運動ではなく軽い運動の方が適していると考えられています。たとえばピラティスや、エクササイズ・ウォーキング・スロージョギングなどです。
これらの運動には副交感神経を優位にする効果が期待できます。

2.自律神経を整えるには強度の低い運動が効果的です

自律神経のうち日中に優位になるのが交感神経、夜に優位になるのが副交感神経です。交感神経が過剰に働くと、睡眠障害や肩こり、頭痛などの原因になります。
強度の低い運動を行うと、副交感神経を優位にすることができます。

3.自律神経が整っている人はスポーツマンに多い傾向にあります

自律神経はどちらか一方だけが高すぎても、睡眠・食事・メンタル面に悪影響を及ぼします。
スポーツマンには交感神経も副交感神経も適切に働いている人が多く、デスクワークの多い現代人には交感神経だけが高い人が多いと考えられているのです。

4.ピラティスは自律神経の働きを整えるのに効果的です

ピラティスが自律神経のバランスを整えるのに効果的と言われている理由は2つあります。1つは、全身の筋肉が強化され、姿勢が改善することです。
もう1つは、胸式呼吸で交感神経が高まり、副交感神経に切り換わりやすくなることです。

 

今月だけのお得な体験・入会
キャンペーン実施中!

 

体験レッスンご希望の方はこちら


SNSでシェア
ピラティス・ヨガを体験する
//サムネイルを取得 //ここから構造化データの記述