HIITには毛細血管にどう影響するのか?

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HIITは毛細血管を増やし、拡張させる作用があると言われています

HIITは毛細血管を増やし、拡張させる作用があると言われています
HIITは高強度の無酸素運動と負荷の軽い有酸素運動を織り交ぜ、両方の要素をもったトレーニング法です。有酸素運動には毛細血管を増やし、広げる作用があるとされています。
無酸素運動は血流を促し、毛細血管の壁を強くする作用が期待できます。そのため、HIITには毛細血管に増加、拡張効果があると言えるでしょう。
毛細血管が損傷すると、細胞へ酸素や栄養が行き渡らず、体調不良などが起こることがあります。バービージャンプなどHIITを生活に取り入れる他毛細血管に良い食品を取り入れ、入浴や睡眠などを改善するなど生活習慣の見直しも効果的だとされています。

有酸素運動は毛細血管を増やし、無酸素運動は血流を促し毛細血管を拡張させる効果が期待できます

有酸素運動は毛細血管を増加させる

注目のHIIITは、負荷の大きい運動と負荷の小さな運動を組み合わせたトレーニング法です。HIITは息切れする位きつい無酸素運動と、酸素を取り込んで行う緩やかな有酸素運動、両方の要素が合わさっていると考えられています。
基本的に有酸素運動を行うと、血流が促されて毛細血管の数が増え、密度が高まることが分かっています。有酸素運動の要素があるHIITには毛細血管を拡張、増加させる効果が期待できるというわけです。

無酸素運動は血流促進効果がある

また、無酸素運動は、短時間で強い負荷が筋肉にかかり、激しく傷がつきます。傷を修復するために酸素が使われ、回復とともに筋肉が増強されていきます。
毛細血管が増え、広がるとより多くの酸素が取り込まれることになり、筋肉により多くの酸素が行き渡ります。修復が早まり、より強化されていくという相乗効果が生まれるでしょう。
そのため、有酸素運動のみを行うよりも、HIITを行った方が良いと考えられているのです。

毛細血管が傷つくと、細胞は酸素や栄養が不足し体調不良を起こしやすくなります

毛細血管が傷つくと、細胞は酸素や栄養が不足し体調不良を起こしやすくなります

毛細血管の働き

毛細血管は体内で動脈と静脈の太い血管をつなぐ細い血管です。体の隅々にまで張り巡らされていて、血管の9割を占めています。
毛細血管を流れる血液は、栄養や酸素などを体内の細胞へと届け、不要な二酸化炭素や老廃物などを回収し、腎臓などへ運んでいるのです。毛細血管が少ない場合や、傷ついて剥がれてしまうと、血液が漏れ出し、細胞へ栄養や酸素が行き届かなくなります。
この状態を血管のゴースト化と呼んでいます。更に老廃物が体内に蓄積してしまうのです。

毛細血管の老化は体調不良を招く

毛細血管の損傷により、シミやしわなどの肌の老化や抜け毛、肩こりや頭痛、腰痛、むくみや眼精疲労などの体に不調が出やすくなります。また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の原因になる場合もあります。
毛細血管のゴースト化を起こしているかどうかは、足のくるぶしの内側を見るとよくわかります。太く青っぽい血管があれば正常ですが、細く赤紫の浮き上がっていると毛細血管が弱っているサインだと言われているので自分でチェックしてみましょう。

バービージャンプや膝つき腕立て伏せなどのメニューがわかりやすくおすすめです

毛細血管は加齢とともに減っていきますが、HIITを取り入れることである程度増やすことも可能です。毛細血管が増え、拡張すれば肌が若返り、体の不調も和らいでいくはずです。
HIITは短時間でできるトレーニングなので始めやすく、メニューも豊富です。簡単なものを紹介するので試してみましょう。

バービージャンプ

バービージャンプは、直立姿勢から腕立て伏せの姿勢になり、立ち上がってジャンプし、元の姿勢に戻るというトレーニングです。始めは辛いかもしれませんが、次第に体が慣れてきます。
1.床に立った姿勢で素早くしゃがみます。
2.両手を床について両足を後ろに下げて膝を伸ばし、腕立て伏せのポーズを取ります。
3.立ち上がりつつ両手を上に伸ばしてジャンプし、元の姿勢に戻ります。
4.20回繰り返したら、20秒休憩を1セットとして3セット続けてみましょう。できる限り一連の動作は素早く行いましょう。

膝つき腕立て伏せ

床に膝をついたまま腕立て伏せを行うトレーニングです。上半身の筋力アップに効果的です。
1.床に四つん這いになり、お尻を落として両膝をつき、腕立て伏せの姿勢をとります。この時、頭から太ももまでが一直線になるようにします。
2.息を吐きながら、肘を曲げて上体を床スレスレに近づけ、上体を起こして元の姿勢に戻ります。
3.20回繰り返し、20秒休憩を1セットとして3セット繰り返しましょう。慣れてきたら、片足ずつ上げてやってみましょう。

食生活や入浴、睡眠などの生活習慣の改善も毛細血管に良い影響を与えます

食生活や入浴、睡眠などの生活習慣の改善も毛細血管に良い影響を与えます
毛細血管を増やし、細胞に栄養などを行き渡らせるためには、HIITを取り入れる以外にも日常生活で気を付けたいことがあるので、見ていきましょう。

毛細血管に良い食品を摂る

毛細血管は1本ずつが細いトンネルになって、互いにくっついています。細胞同士がくっついて、より血流を促すようにするのによいとされる食品があります。
それは、シナモンやヒハツというゴマの一種、ルイボスティーなどです。調味料として料理に使う、お茶として飲むなどして上手に取り入れてみましょう。

入浴と睡眠がカギ

毛細血管を拡張させ、増やすには入浴がポイントです。シャワーで済まさないでぬるめの湯船につかるだけでも血流が改善され、毛細血管の強化につながります。
また、湯船には炭酸系の入浴剤を入れることで毛細血管が刺激を受けて、緩み血液の流れもスムーズになるでしょう。また、筋肉も程よく刺激し、筋肉疲労の回復にも効果的だとされています。
時々は、温泉へ入りジェットバスなどに当たるのもよいでしょう。そして、睡眠中は成長ホルモンの分泌が盛んになります。
成長ホルモンは細胞の修復や分裂を促す働きがあります。質の良い睡眠をしっかりとることで毛細血管の増殖、拡張効果が期待できるのです。
成長ホルモンの分泌を促すためは、日付が変わる前に眠りにつき、7時間程度の睡眠時間を確保することが大事です。

(まとめ)HIITには毛細血管にどう影響するのか?

1.HIITは毛細血管を増やし、拡張させる作用があると言われています

HIITは無酸素運動と有酸素運動を含むトレーニングで、両方の運動には毛細血管を増やし、強化する効果が期待できます。HIITを生活に取り入れる、食事や睡眠、入浴などを改善して毛細血管によい生活に心がけましょう。

2.有酸素運動は毛細血管を増やし、無酸素運動は血流を促し毛細血管を拡張させる効果が期待できます

HIITは無酸素運動と有酸素運動を交互に行うトレーニングで、両方の要素が含まれています。有酸素運動は毛細血管を増やし、無酸素運動により酸素を取り込んで血流を促し、毛細血管を強くする効果が期待できます。

3.毛細血管が傷つくと、細胞は酸素や栄養が不足し体調不良を起こしやすくなります

毛細血管は体の隅々にまで張り巡らされた細い血管で、血液とともに細胞へ酸素や栄養を運び、二酸化炭素や不要物を回収する役割があります。毛細血管が傷つくと、細胞が栄養や酸素が不足し、肌荒れや体調不良などを招くとされています。

4.バービージャンプや膝つき腕立て伏せなどのメニューがわかりやすくおすすめです

毛細血管の増加や拡張、血流改善による強化を目指すには、HIITを生活に取り入れるのが効果的です。バービージャンプや膝つき腕立て伏せなどは、簡単ですぐにできるのでやり方を覚えましょう。
慣れたら、負荷を強くし、回数や時間を増やしましょう。

5.食生活や入浴、睡眠などの生活習慣の改善も毛細血管に良い影響を与えます

毛細血管を増加、強化するにはシナモンやヒハツなどの食品を摂取するのも効果的です。更に、入浴は湯44船につかって炭酸入浴剤を使う、睡眠中は毛細血管を修復する成長ホルモンが分泌されるのでしっかり眠ることも大事です。

 

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