ピラティスをする女性

ストレッチが肩甲骨の動きを良くするのはなぜ?

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ストレッチにより肩甲骨周辺の筋肉がほぐされることで、動きが良くなると考えられています

肩甲骨は腕と肩をつなぐ骨のことです。前傾姿勢などを続けると肩甲骨が筋肉に引っ張られて外側に広がり、そのまま筋肉が硬くなることで可動域が狭くなります。
ストレッチで肩甲骨周りの筋肉をほぐすことで、柔軟性が出てきます。筋肉により肩甲骨が強引に引っ張られることもなくなり、動きがスムーズに戻ると考えられています。
肩甲骨の動きを大きくするストレッチは簡単にできるので、取り入れてみましょう。

肩甲骨周辺の筋肉が柔らかくなることで、筋肉がムリに引っ張られにくくなり可動域が広がると考えられます

肩甲骨というのは、背中の上の方にある左右対称の三角形をした骨のことです。腕と肩を結び付け、肩の上げ下げなどをスムーズに行う役目を担っています。
肩甲骨は本来可動域が広いですが、長時間の前傾姿勢などにより、体の前にある筋肉に引っ張られると前に傾いて外へと広がってしまいます。そのまま周辺の筋肉が硬くなると、肩甲骨の動き自体も小さくなり、動かしにくい状態に陥るのです。
肩甲骨の動きが悪くなると、首から背中にかけて広がる僧帽筋など肩甲骨周辺の筋肉が肩甲骨と同様に体の外側に向かって引っ張られます。そして硬くなって動かしにくくなり、血液に流れが滞ってしまうのです。
また筋肉の硬直状態が続くと疲労物質が生成されて溜まり、背中・肩・首に痛みを発生させ、コリが生じることになります。しかしストレッチにより肩甲骨周辺の筋肉を伸ばし、ほぐしていくことで血流が再開され、スムーズになります。
その結果として筋肉に柔軟性が出てきて、肩甲骨がムリに引っ張られることもなくなります。可動域も元のように広がるため、動かしやすくなると考えられています。

肩甲骨の動きをスムーズにするストレッチをやってみましょう

肩甲骨周辺の筋肉をほぐし、肩甲骨の可動域を広くするストレッチがあります。やり方をマスターして取り入れてみましょう。
1.椅子に座って背筋を伸ばし、軽く顎を引いて胸を張ります。
2.両手を前に伸ばして軽く肘を曲げます。
3.手の甲を上にして両手を交差させ、そのまま肘から左右へと開きます。この時、肩甲骨がやや内側によるのを意識してみます。
4.ゆっくり元の状態に戻したら、今度は交差する際に上になる手を左変えて、繰り返し行いましょう
5.それぞれ左右の肩に、左右の手を置いて脇を開けます。
6.肘を後ろに回しながら、ゆっくりと肩甲骨を動かしていきます。
7.数回行ったら、今度は肘を前に回します。
8.タオルを準備して両端を左右の手で握り、立ち上がって両腕を上に伸ばします。
9.そのまま両腕を後ろへと動かしますが、力まないでムリのないところで止めましょう。肩甲骨のストレッチは、それぞれの動作を30秒程度、5回以上繰り返すのが効果的だとされています。
呼吸を止めないよう行うのがポイントです。

肩甲骨の動きが鈍くなると、猫背やバスト、二の腕のたるみなどをもたらすと言われています

体の前部の筋肉に肩甲骨が引っ張られ、体が外側に開いてしまうと肩こりや背中痛のほかにも、体に悪影響を及ぼすとされています。
体が外側に開くと、全体的に前のめりの姿勢、つまり猫背になります。猫背になると見た目にもあまりよいとは言えません。
さらに背中が丸まっているので胸を張れず、バストラインが下に下がってバストの下垂や二の腕がたるみ、下腹部がぽっこり出る、お尻が垂れるとスタイルにも影響してくると考えられています。通常は背筋を伸ばす、胸を張るなど自らの力で重力に逆らって、美しい姿勢を保っています。
しかし気を抜いてだらんと脱力してしまうことで、重力に負けてバストやヒップなどが下へとどんどん下がっていってしまいます。また猫背により胸の骨格も下へ下がる傾向にあります。
付随する顎の筋肉も引っ張られるため、顔の筋肉も下へと下がるのでお肌のたるみの要因になるとも考えられます。年齢を重ねても、キレイなスタイルを保ちアンチエイジングを図るためにも、日頃のストレッチは重要だと言えるのです。

(まとめ)ストレッチが肩甲骨の動きを良くするのはなぜ?

1.ストレッチにより肩甲骨周辺の筋肉がほぐされることで、動きが良くなると考えられています
肩甲骨周辺の筋肉が硬くなると、肩甲骨の動きも悪くなって可動域が狭くなります。
ストレッチで筋肉をほぐし、柔軟性をもたらすことで筋肉の伸びが良くなり、肩甲骨の動きも滑らかになると考えられています。

2.肩甲骨周辺の筋肉が柔らかくなることで、筋肉にムリに引っ張られにくくなり可動域が広がると考えられます

腕と肩をつなぐ肩甲骨は本来可動域が広いですが、猫背などで筋肉に引っ張られ、筋肉が強張ることで動きが小さくなってしまいます。
ストレッチで肩甲骨周辺の筋肉を伸ばすことで、動きがスムーズになり肩甲骨も動かしやすくなると考えられます。

3.肩甲骨の動きをスムーズにするストレッチをやってみましょう

肩甲骨の動きを滑らかにするストレッチは、腕の上げ下げにより肩を回す動作などを取り入れたもので簡単にできます。
一つの動作は約30秒ずつ、少なくとも5回以上は繰り返すことのがポイントです。

4.肩甲骨の動きが鈍くなると、猫背やバスト、二の腕のたるみなどをもたらすと言われています

肩甲骨の動きが小さくなると、体が外側に開いて猫背が習慣化し、バストの下垂や二の腕、顔のたるみ、下腹部がぽっこりするなどの体型も変化してくると言われています。
年をとってもきれいなスタイルを維持するためにも、ストレッチは重要だとされています。

 

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