背中の筋肉をほぐしてもらう女性

肩甲骨はがしを寝る前にやるとどんな効果がある?

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肩甲骨はがしを寝る前にやると安眠につながります

肩甲骨まわりをほぐすことで筋肉の緊張が解消され、深い呼吸が可能になります。呼吸が浅い状態では横隔膜の動きが制限されてしまい、睡眠の質が低下してしまうのです。
また横隔膜には睡眠時に働く副交感神経が集中しています。そのため肩甲骨はがしを寝る前におこなうことは呼吸を深くし、睡眠の質を向上させるのに役立ちます。

肩甲骨はがしは副交感神経を優位にします

健康維持や美しい肌を保つために欠かせないのが睡眠です。わたしたちにとって理想的な睡眠は、十分な睡眠時間だけではなく睡眠の質にもあります。
良質な睡眠をとるためには深い呼吸が必要です。呼吸が浅い状態だと、横隔膜の動きが制限されてしまいます。
しかしながら肩甲骨まわりの筋肉が緊張して固くなっていると、横隔膜を十分に動かすことができません。すなわち呼吸が浅い状態になってしまうのです。
また横隔膜には副交感神経が集中しています。副交感神経は夜になると優位に働く自律神経で、睡眠の質にかかわると考えられています。
横隔膜が本来の動きをし呼吸が深くなることで深い睡眠、良質な睡眠をとることが可能になります。肩甲骨はがしには筋肉の緊張をほぐす効果があるため、横隔膜を本来の動きに戻す効果が期待できるのです。
現代人はさまざまなストレスにさらされ、長時間のデスクワークなどの影響で交感神経が常に優位に働いています。また肩甲骨まわりの筋肉も硬直しがちで呼吸が浅い傾向にあるのです。
肩甲骨はがしを寝る前におこなうことが安眠につながるでしょう。

肩甲骨はがしは冷え性や肩こり、イライラなどの改善につながります

呼吸が浅いと睡眠の質が低下する可能性がありますが、それ以外にもさまざまなデメリットが挙げられます。裏を返せば、肩甲骨はがしで呼吸が深くなれば、慢性的な身体の症状を改善できるかもしれません。
ここでは肩甲骨はがしで改善が期待できる症状をご説明します。

冷え性

呼吸が浅い状態だと、体内に摂り込める酸素量が少なくなります。すると筋肉まで酸素が送られず冷えやすくなるのです。
また筋肉の緊張で血流が悪くなることでも冷えは起きます。肩甲骨はがしで呼吸が深く、血流が良くなれば冷え性の改善につながるでしょう。

肩こり

肩甲骨が背中に貼りついた状態だと、肩回りの筋肉が硬直し肩こりや頭痛などを引き起こします。肩甲骨はがしで柔軟性を取り戻せば、つらい症状が緩和するでしょう。
また呼吸が深くなることで血の巡りがよくなり、疲労感の軽減にもつながります。

イライラ、不安感

常に呼吸が浅い現代人はイライラや不安感などが起きやすいといいます。横隔膜の動きだけでなく、肩こりや頭痛などのストレスで自律神経の乱れが生じることが原因です。
肩甲骨はがしで諸々の症状が緩和し、自律神経が整えばメンタルバランスも良好になるでしょう。

肩甲骨はがしを実践してみましょう

肩甲骨はがしはほどよく筋肉が緩んでいる夜寝る前におこなうと効果的です。ここでは、寝たまま実践できる肩甲骨はがしの方法をご紹介します。
1.ベッドや床の上に仰向けに寝て、両手で両ひざを抱えた状態にします。
2.背中から腰にかけて、筋肉をほぐしていくことを頭に入れ、身体ごと右側に転がっていきます。
3.左側も同じようにおこないます。
またバスタオルやストレッチポールなどを用いた肩甲骨はがしもあります。
1.2枚重ねたバスタオルを棒状に丸めたもの、もしくはストレッチポールを用意します。
2.バスタオル、ポールの上に背骨を沿わせる状態で仰向けに寝転びます。
3.肘を直角に曲げ、腕を広げて2分間キープしてください。
今回ご紹介した方法は、自宅にて一人で実践できるものです。より効率的に肩甲骨はがしをおこないたい方は、エクササイズのピラティスも視野に入れてみるとよいでしょう。

(まとめ)肩甲骨はがしを寝る前にやるとどんな効果がある?

1.肩甲骨はがしを寝る前にやると安眠につながります

肩甲骨はがしを寝る前におこなうと睡眠の質が向上し安眠につながります。肩甲骨まわりの筋肉が緊張していると、横隔膜が十分に動けず浅い呼吸になってしまうのです。
肩甲骨はがしは睡眠時に優位になる副交感神経を高めるのにも役立ちます。

2.肩甲骨はがしは副交感神経を優位にします

横隔膜には睡眠の質にかかわる副交感神経が集中していますが、呼吸が浅いと横隔膜が十分に動けません。現代人はストレスや長時間のデスクワークなどの影響で呼吸が浅い傾向です。
肩甲骨はがしには横隔膜を本来の動きに戻し呼吸を深くする効果が期待できます。

3.肩甲骨はがしは冷え性や肩こり、イライラなどの改善につながります

肩甲骨まわりの筋肉が硬直していると、冷え性や肩こりを引き起こしやすいです。またそれらの症状のストレスで自律神経の乱れが生じ、イライラや不安感を招きます。
肩甲骨はがしで筋肉が柔軟性を取り戻せば、慢性的な身体の症状が軽くなるかもしれません。

4.肩甲骨はがしを実践してみましょう

肩甲骨はがしは寝たまま実践することができます。筋肉がほどよく緩んでいる寝る前におこなうと効果的です。
バスタオルやストレッチポールを用いておこなう方法もあります。エクササイズのピラティスではより効率的に肩甲骨に働きかけることが可能です。

 

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