産後の自律神経の乱れは、母乳に影響するの?

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産後の自律神経の乱れが母乳の出方に影響する場合があります

産後は、女性ホルモンが急激に減るのでバランスが崩れ、その影響で自律神経も不調に陥りやすいと考えられます。
また昼夜問わない慣れない育児でストレスもたまりやすくなります。
ストレスと自律神経の乱れは、母乳を作る、乳頭へ送りだすホルモンの分泌を妨げるため、母乳の出方にも影響を及ぼすとされています。
母乳の出を良くするには、睡眠をできるだけとったりストレスを和らげ、自律神経を整えるようにすることが大事です。
また栄養・水分不足も母乳量に影響するので、食事内容に気を付けこまめな水分補給も忘れないようにしましょう。

自律神経の乱れは、母乳を作ったり出したりするホルモンの分泌量に影響すると言われています

産後は自律神経が乱れやすく、体調不良に陥る方が多くなります。それは、自律神経がホルモンバランスに影響を受けているからです。
女性ホルモンは妊娠中、お腹で赤ちゃんを成長させて出産に備えるため、分泌量が急激に増えていきます。そして出産後は、今度は分泌量が激減してバランスを崩し、自律神経が乱れてた心身に不調をきたすのです。
さらにストレスや睡眠不足も自律神経を乱す要因となります。慣れない育児で自由な時間もない産後はストレスをためやすく、また24時間休みのない赤ちゃんのお世話で、睡眠不足に陥ります。
心と体の疲弊が徐々に自律神経を乱し、頭痛やめまい、イライラなど心身にトラブルを招きます。そして自律神経の乱れは母乳の出方にも影響を及ぼすとされています。
母乳を作り出すプロラクチンというホルモンは、夜間分泌が増えて睡眠の量や質によっても分泌量が変わってきます。
また母乳を出すオキシトシンというホルモンはストレスを受けると分泌量が減り、母乳が出にくくなるとも言われています。
母乳が出ないとプレッシャーによりストレスがかかり、更に出にくくなるという悪循環を招くこともあるのです。

産後はできる限り睡眠をとり、ストレスを発散して自律神経を整えると母乳も出やすくなるとされています

産後とくにホルモン量のアンバランスなどから自律神経が不調になることもあり、母乳の出方にも影響してきます。そのためなるべく自律神経を乱さないような生活を心がけることが大事です。
昼夜関係なく、赤ちゃんのお世話に追われてお母さんは常に睡眠不足になってしまいます。赤ちゃんが寝たら家事をやらなければと頑張りすぎないで、一緒に横になって休みましょう。
家族に助けてもらう、ヘルパーさんに来てもらうなどして家事の負担を減らし、まずは体を休めることを優先させる必要があります。また短時間のお昼寝は母乳を作るホルモン、プロラクチンの分泌量を増やしてくれます。
短時間でも睡眠をとることで、心身がリラックスし副交感神経が活発化する時間も増えるので、自律神経のバランスを整えるのにも効果的だとされています。
さらになかなか難しいですが、忙しい育児生活の中でも上手に気分転換を取り入れ、ストレスをあまりため込まないようにしましょう。
家族に赤ちゃんを見てもらったり、託児を頼んだりして美容院や買い物に出かけるだけでも心が晴れてくるものです。
そして育児の悩みは一人が抱え込まずに家族や自治体の子育て支援などに相談し、一緒に考えていきましょう。

栄養のある食事を摂り、水分不足にも気をつけましょう

産後母乳が出にくいのは、栄養不足や水分不足が要因の一つとも言われています。母乳はお母さんの血液から作られており、栄養が足りないと血液に含まれる栄養分も減るので、当然母乳量にも影響を及ぼします。
また脂肪分を多く含む食べ物をたくさん摂取すると血液が流れにくくなり、母乳の出も悪くなる傾向にあります。さらに血液の大部分は水分からできており、母乳にもたくさんの水分が含まれています。
そのため水分不足も母乳の流れを滞らせる要因となるのです。産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、自分の食事なんて後回し、適当に食べているので食事内容なんて気にしていられないという方もいるかもしれません。
しかし産後の心身が疲弊しやすい時こそ、しっかり栄養のあるものをバランス良く食べて、自身の健康維持と赤ちゃんのために母乳が作れるようにすることが大事です。
産後は、和食を中心に肉や魚などの主菜、野菜やきのこ、海藻類などを含む副菜、そして消化吸収のよいエネルギー源となるご飯などの炭水化物を上手く組み合わせた食事を心がけましょう。
水分不足にならないように、こまめに水分補給を忘れないようにしましょう。

(まとめ)産後の自律神経の乱れは、母乳に影響するの?

1.産後の自律神経の乱れが母乳の出方に影響する場合があります

産後は女性ホルモンバランスが崩れることで自律神経が影響を受けて乱れ、育児でストレスがたまり母乳量が減ることがあります。
ストレス解消と睡眠により自律神経を整えることが、母乳の出を良くするために必要です。

2.自律神経の乱れは、母乳を作ったり出したりするホルモンの分泌量に影響すると言われています

産後は女性ホルモンが急激に減り、バランスが崩れるので自律神経にも影響を及ぼすとされています。
さらに自律神経の乱れは母乳を作るプロラクチン、育児ストレスは母乳を出すオキシトシンの分泌を妨げると言われています。

3.産後はできる限り睡眠をとり、ストレスを発散して自律神経を整えると母乳も出やすくなるとされています

産後は育児に追われてお母さんは寝る暇もありませんが、家事などは後にしてできる限り体を休め、睡眠をとることが大事です。
またストレスは自律神経に悪い影響を与えるので、赤ちゃんは家族などに任せて自由な時間を作れるようにしましょう。

4.栄養のある食事を摂り、水分不足にも気をつけましょう

母乳はお母さんの血液からできており、産後食事や水分をしっかり摂らないことは、母乳の出にも影響すると言われています。
育児で忙しいですが、和食を中心に栄養バランスにできる限り気をつけて食事をとり、水分不足にも気を付ける必要があります。

 

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