ピラティスをする女性

マタニティヨガはいつまでできますか?

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マタニティヨガはいつまでという基準はないです

妊娠中の体調は人それぞれで、いつまで大丈夫という基準はありません。しかし体調が良く医師の許可が得られれば、生まれる直前まで続けても大丈夫です。
妊娠中に前置胎盤や切迫早産だと診断された方は、医師から運動をするのを止められるはずです。
ほかにもトラブルがある場合は、医師に相談しながらヨガを続けてください。

妊娠中の運動がトラブルの元になることはないです

日本産科婦人科学会が発表した内容によると、妊娠中の運動が流産の原因になることはほぼないとされています。妊娠中の適度な運動はメリットも多いため、安定期に入った方は運動を行ってもよいとされているようです。
妊娠中に適している運動とは、歩くことやストレッチなど軽い運動です。これらの運動なら妊婦さんの体に負担をかけることがなく、ストレス発散や血流アップに役立ちます。
ヨガの場合は妊娠初期を避ければ、安定期に入ってからやることができます。マタニティヨガなら妊婦さんの体に負担がかかる動きが少なく、お腹を圧迫したりねじったりする動きを避けることができます。
しかし安定期の妊婦さんでも運動を控えたいときがあります。お腹の張りを感じるときは、ムリせずに休むようにしましょう。
炎天下での運動も体力の消耗が激しいので、避けることをおすすめします。マタニティヨガは空調が効いた室内での運動で、夏の暑い日でも安全に運動ができるでしょう。
体を動かせば汗をかいて脱水をおこしやすいため、適切な水分補給を心がけてください。マタニティヨガのレッスンを受ける場合は、子宮の収縮が少ないとされている10時~14時までがおすすめです。

陣痛がきても生まれるまで時間があります

出産ギリギリまでマタニティヨガを利用していると、破水や陣痛がきたとき困ると考えているのではないでしょうか。多くの場合、陣痛がきてもすぐに生まれるわけではありません。
初産の場合は陣痛が始まってから出産まで、12~15時間ほど要します。経産婦の場合では、5~8時間程度で生まれる場合が多いようです。
マタニティヨガをしているときに陣痛が始まったとしても、生まれるまである程度の時間の余裕があるため、心配しなくても大丈夫です。陣痛から生まれるまでは個人差がありますが、初めての出産だと時間が長くなる傾向があります。
陣痛が始まってから子宮口が全開するまでは、分娩第1期といいます。出産時間の2/3以上はこの時間帯のことで、子宮口が全開になるまで長い時間を過ごさなければなりません。
分娩第1期で骨盤がゆるんできて、産道が柔らかくなり赤ちゃんがおりてきます。陣痛が始まったとしてもすぐに赤ちゃんはおりてこないため、すぐ生まれないのです。
子宮口が全開になってから、ようやく分娩室へと移動します。人によっては先に破水してもなかなか陣痛がこない方もいます。
出先で陣痛がくるのが心配な方は、少し早めにマタニティヨガを中止するのもおすすめです。

お産が早まる人には特徴があります

陣痛が始まってから出産までの時間は個人差があります。しかしマタニティヨガをしているときに陣痛が始まってしまうのが心配なら、お産が早まる人の特徴を知っておきましょう。
妊娠中に切迫早産になったことがある方は、陣痛が始まってから出産までの時間が短い傾向があります。
切迫早産とは生まれそうになった一歩手前のことで、なんらかの原因で生まれそうになっている状態です。
早い段階から子宮の収縮が促されたり、子宮口が開いていたりします。このような方は陣痛が始まると進行が早い傾向があるため、臨月のマタニティヨガは注意が必要です。
2人目のお産の場合も、産道が柔らかく開きやすくなっているため、1人目より時間が短くなる傾向があります。初産と比べて経産婦の場合は、子宮の収縮も強くなる傾向があります。
逆にお産が長引きやすいのは、小柄・痩せ型・肥満・高齢出産のケースです。お産には体力も必要となるため、痩せ型で体力が少ない方は時間がかかる可能性があります。
妊娠中に太りすぎてしまうのも、産道が狭くなってしまうため、お産が長引く傾向があるようです。
自分の体型や妊娠中の様子を把握しながら、ご自分に合ったペースでマタニティヨガを続けていきましょう。

(まとめ)マタニティヨガはいつまでできますか?

1.マタニティヨガはいつまでという基準はないです

妊娠中の体調は人それぞれで、医師の指示に従いならマタニティヨガを続けてください。
体調に変化がなく、医師の許可が得られれば、生まれる直前までレッスンを受けても問題がありません。

2.妊娠中の運動がトラブルの元になることはないです

日本産科婦人科学会でも、妊娠中の運動が流産の原因になることはほとんどないとしています。妊娠中にやっても大丈夫な運動とは、安定期に入ってからの軽い運動です。
マタニティヨガも安定期なら安心して受けることができます。

3.陣痛がきても生まれるまで時間があります

陣痛が始まってから生まれる時間は、初産で12~15時間、経産婦で5~8時間です。出先で陣痛がきてもすぐに生まれないため心配しなくても大丈夫です。
それでも心配な方は早めにマタニティヨガを中止しておきましょう。

4.お産が早まる人には特徴があります

お産が早まりやすいのは、切迫早産だと言われたことがある方、経産婦の場合です。小柄・痩せ型・肥満・高齢出産の場合は、お産が長くなる可能性があります。
ご自分の体型や妊娠経過を考えながら、マタニティヨガを続けましょう。

 

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