筋肉の数十パーセントは骨に付着していないということをご存知でしたか?
からだを「筋―骨格―ファシアシステム」として捉えることで、動きの質が変わります。ファシアが健全に機能した「張力ネットワーク(テンセグリティ)」を働かせれば、よりしなやかで楽に動くことができるようになります。今や臓器としても考えられているファシアには感覚受容器が多く存在し、その不具合が腰痛の原因にもなっていることが最近わかってきました。
今回のWSでは、動きをみるプロであるアレクサンダー テクニック教師の石田康裕講師が、トム・マイヤーズの「アナトミートレイン」やステッコの原著等、数々な資料に自らあたり膨大な量の知見をわかりやすくまとめたものを惜しみなく提供させていただきます。
*座学と動きの実践をミックスしたWSとなりますので動きやすい服装でお越しください。
★日程:
●1回目:9月8日(水)14:00-17:00 「ファシアの基本を知る〜からだの全体性」
●2回目:9月22日(水)14:00-17:00 「張力ネットワーク/感覚入力器官としてのファシア」
●3回目:9月29日(水)14:00-17:00 「ファシアと頭、腕、手、指の繊細な動き」
単発受講もできますがより包括的な理解のためにまとめて受講されることをお勧めします。
★対象者:
・からだのこと、動きのことに興味がある全ての方
★こんな方におすすめ:
・ヨガ、ピラティス、アレクサンダーテクニックなどボディマインド系ワークや運動指導者で、クライアントさんや生徒さんの動きを見るスキルをアップしたい方
・マッサージ等のセラピストの方
・自分のからだへの理解を深めたい方
・動きの質をアップしたい方
・ファシアについて包括的に知りたい方
★ 過去の同WSへの参加者のお声:
・「動きのことを理解する上で外せないファシアですが、どこから手をつけていいかわからず、勉強があとまわしになっていました。このWSに出たことでファシアの全体像を捉えることができ、自分の動きも変わり、クライアントさんの動きもよりよく見ることができるようになりました。また、資料が充実していてWS後の復習にとても役立っています。何度も見直したいです。」(Tさん ピラティス指導者)
・「資料の中の写真やWS中でビデオを見たことによって、部分ではなく全体を考えることの大切さに改めて気づきました。自分では絶対に調べきれないほどの情報を、まとめて教えて頂けてとても勉強になりました。」(Hさん)
・「ファシアの構造について、単純な筋膜という認識からもっと複雑な機構になっていることに驚きました。具体的な体の深層までの構造がわかって体の動きについて理解を新たにしました。筋紡錘の役割と固有感覚という言葉に興味を持ちました。」(Yさん)
ファシア(筋膜)システムへの理解を深める
担当者 石田 康裕
日付 2021年9月8日(水)22日(水)29日(水)14:00〜17:00
開催スタジオオンライン
参加費用 15,000円(税込)3回セット割42,000円(税込)