腰痛とは 原因と治し方

腰椎を構成している骨、椎間板(軟骨)、関節(椎間関節、仙腸関節)、筋肉に負担が加わり続けると炎症や、障害が発生して痛みを出すようになります。

地球上で二足歩行を行うだけでも腰椎には負担が加わり、痛みが出るため、腰痛は人類の宿命とも言われます。

腰が痛くなったということは、自分の体の何らかの機能が低下しているということです。例えば筋肉が硬いことで体の動きが悪くなり、腰に負担がかかって痛みが出ることがあります。

あるいは腰の骨の周りの筋肉(体幹筋)がきちんと働いていないために、腰の関節や筋肉に負担がかかって痛みが出たりします。

腰痛には様々な原因(病態)があり、その程度は人によって様々です。あなたの腰痛の病態や重症度によって最適な対処方法があります。まずは適切に評価して、自分にあった最適なエクササイズを行いましょう。

エクササイズをすることによって自分の身体の機能を高めていくことで腰痛から解放されていきます。つまり腰に痛みがあるということは、自分の身体の機能を見直して改善する絶好のチャンスなのです。痛みが出た時にこそ、自分の身体の使い方を見直しましょう。

身体の機能には、筋力・柔軟性・協調性(筋肉の使い方、モーターコントロール)という三つの機能があります。筋肉の力(筋力)を強くするためには、筋肉トレーニングが必要です。

筋肉の強い収縮を繰り返すことで、筋力は強くなります。体幹のインナーマッスルは普段から使っていないと衰えてしまうので、普段からそれを使うことは腰痛に対してとても大切です。

二つ目の機能に柔軟性があります。”関節の柔らかさ”と言ってもいいです。関節を柔らかくするためには、関節の周りについているアウターマッスルを伸ばすことが必要です。

例えば股関節の動きを大きくするためには、大腰筋(だいようきん)、大腿直筋(だいたいちょっきん)やハムストリングスという筋肉を伸ばす必要があります。

このように筋肉を伸ばすことをストレッチと呼びます。筋肉トレーニングとストレッチは大きく違うことを知っておいてください。

三つ目の機能である協調性(モーターコントロール)とは、筋肉の使い方や使う順番が正しく行われているかどうかの機能です。インナーマッスルを先に使った後にアウターマッスルを使うのが、正しいモーターコントロールのやり方です。

これらの3つの機能がそろうことで腰痛を予防することができますし、アスリートは競技パフォーマンスを高めることができます。

また腰の周囲にある股関節や胸椎の動きを抑止、体幹筋を適切に使った動作を習得することによって痛みが起きる不適切な動きを減らすことができ、腰痛を予防することができます。

自分の身体の不適切な動きを見つけて、最適な対処をおこって腰痛とおさらばしましょう。

しかし腰痛には様々な原因がありますが、その程度が軽かったり、複雑に影響しあっている場合にはその原因を特定することができないことがあります。

その様な場合でも、症状の変化によって特定できる場合があります。とりあえず多くの腰痛病態に有効である、体幹筋群のエクササイズやストレッチを行いながら症状の変化を観察して行きましょう。次回の評価のときに病態が明らかになれば、あなたの病態に適したエクササイズが提示できます。

※本記事は情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、腰痛改善運営会社及び監修医などの専門家は責任を負いません。

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