2025.11.03
筋トレゼロで世界を制す
— 山本由伸投手と身体の使い方の真実
ドジャースが今世紀初のワールドシリーズ2連覇しましたね。
山本由伸投手がMVP、4勝中3勝が山本投手ですから驚異的です。
山本投手がこの偉業を成し遂げられた理由は、筋トレをしない、骨を中心とした体の使い方で出力を高める方法、まさにピラティスに非常に近い考え方を持つ「BCエクササイズ」に基づいているからだと話題になっています。
プロ野球選手が筋トレ一切しないのですよ。
山本投手は前日に90球投げて、休みなし中0日で再登板できるほどの回復力を持っています。
筋肉(アウターマッスル)で投げてないので、筋肉が張らず、疲労が蓄積しにくい身体の使い方ができているからです。
中日ドラゴンズに在籍していた山本昌さんも肩甲骨と鎖骨で投げると語っていました。
彼もまた「初動負荷」というやはり筋トレではない、ピラティスに近い方法でトレーニングをしていたので、50歳まで現役で投げ続けたことはその証明といえます。
イチローさんも同じく、あの小さな体で打ち続け、怪我せず活躍し続けることができたのは、筋トレではなく、ピラティスなどのトレーニングを実践していたからですね。
この「筋トレゼロ」で世界最高のピッチャーになれるという事実は、これまでの身体理論や体育教育の常識を根底から覆すものです。日本中、そして世界中の「身体に関わる仕事をしている人」の考えを変えるほど、画期的な出来事だといえます。
柔道整復師の矢田修さんが考案した「BCエクササイズ」は体の内部、つまりインナーマッスルに働きかけるメソッドです。その最初のステップは、「正しく立つこと」。
山本投手も通い始めた当初、この「立つ」ことから取り組み、
「自分では真っすぐ立てているつもりだったが、実際にはそうではなかった」と感じたそうです。
なぜ「正しく立つこと」がそれほど重要なのでしょうか。
矢田さんの解説には、次のように書かれています。
正しく立てない者は、正しく歩くことはできない
正しく歩くことができない者は、正しく走ることはできない
正しく走ることができない者は、正しく投げることはできない
正しく立つには、正しい呼吸と集中が大切
この思想は、zen placeのピラティスの原理と非常に近いものです。
骨・呼吸・集中・内側からの動きを通して、
神経と身体の統合を高めていくプロセスこそ、
zen placeが探求してきた「人間の身体の本質」そのものです。