2025.09.19
繊細さと鈍感力
—心を自在に切り替える力
自律神経トータルパワーは、高ければ高いほど良いという単純な指標ではありません。
確かに、自律神経の不調が減るという意味では高い方が望ましいです。
しかし、自律神経トータルパワーが低い人や低い状態というのは、深く考えている人、繊細に周囲を感じ取っている人に多く見られます。
それはとても大切な能力です。
一方で、何も考えていなくて、鈍感で周りが見えていないのに自律神経トータルパワーが高い人もいます。
それでは本当の意味でのウェルビーイングとは言えません。
大人になる、成熟するというのは、社会を理解し、全体を見渡し、人の気持ちがわかるようになることです。
この能力を高めていくべきですが、その過程で自律神経トータルパワーが下がることもあります。
ウェルビーイングの難しさは、まさにここにあります。
「鈍感力」という言葉が話題になったことがあります。
これは「鈍感になれ」という意味ではなく、繊細に感じ取ることができる人が、必要に応じて鈍感に切り替えられる力を持つということです。
つまり、切り替える力がつくということです。
これこそが本当の意味でのウェルビーイングです。
京セラやJALの稲盛和夫さんも非常に繊細で心配性だったといわれています。
アメリカのトランプ元大統領も神経質な性格で知られています。
もともと繊細である人が、必要なときに大胆に、勇気を持って行動できるようになる能力を身につけることが、ウェルビーイングへの道だと思います。
自律神経トータルパワーが低い人は、繊細に考える力があるということです。
だからこそ、zen placeのマインドフルワークによって脳神経系を変え、切り替えができるようにしていくことが求められます。
左脳から右脳へ、大脳新皮質から脳幹へ、「考える脳」から「感じる脳」へ切り替えられる力をつけていきます。
自律神経トータルパワーを上げる努力こそが重要であり、もともとの数値の高低ではありません。