2025.03.20
ピラティスが心臓疾患に効果がある具体的な研究結果
以下は、ピラティスが心臓疾患に対して有効であることを示す、具体的な研究結果です。
1. 心血管機能の改善
研究概要: 慢性心疾患の患者を対象に、週2〜3回のピラティスを12週間実施した研究です。
結果: 心拍数や血圧(収縮期・拡張期)が有意に低下し、特に収縮期血圧は平均10mmHgの低下が見られるなど、心血管機能の改善が確認されました。
2. 血管柔軟性の向上
研究概要: ピラティスが動脈硬化の指標に与える影響を調べた研究です。
結果: 動脈の硬さを示す脈波速度(PWV)が低下し、血管の柔軟性が向上しました。これにより心臓への負担が軽減されることが期待されます。
3. 心肺持久力の増加
研究概要: 冠動脈疾患患者を対象に、ピラティスと通常治療を比較した研究です。
結果: ピラティスを行ったグループで最大酸素摂取量(VO2 max)が有意に増加し、心肺持久力の向上が見られました。
4. ストレス軽減と心臓の健康
研究概要: ピラティスが心理的ストレスと心臓の健康に与える影響を調べた研究です。
結果: ストレスホルモン(コルチゾール)の減少、副交感神経の活性化が確認され、これにより心拍変動(HRV)が改善し、心臓の健康状態が向上しました。
5. 生活の質(QOL)の改善
研究概要: 心臓リハビリテーションプログラムにピラティスを組み込んだ研究です。
結果: 生活の質(QOL)や身体機能スコアが有意に改善し、患者の疲労感や不安感が低下しました。
これらの研究は、ピラティスが心臓疾患患者の血行動態、心肺機能、心理的健康を改善する補完療法として有効であることを示しています。
今後、医療やリハビリテーションの分野においても、ピラティスのさらなる活用が期待されます。