2025.04.14

運動しても痩せないのは、なぜか?

ハーマン・ポンツァーの著書『運動しても痩せないのはなぜか(Burn: New Research Blows the Lid Off How We Really Burn Calories, Lose Weight, and Stay Healthy)』の要約をお届けします。

運動は健康には良いが、体重を減らす主な手段にはなりません。
これは、人体が消費エネルギーを一定範囲に調整しているためで、運動によって消費カロリーが増えても、別の活動のエネルギーを抑えることで帳尻を合わせているからです。

ポイント

  1. 運動による代謝の適応

    運動をすると一時的にカロリー消費は増えますが、長期的には他のエネルギー消費(免疫活動、ストレス応答など)が抑制され、総カロリー消費は大きく変わりません。

  2. 体重管理における食事の重要性

    肥満の主な原因は、カロリー摂取量の増加です。これは、ストレスなどによって視床下部が機能しなくなることが関係しており、その視床下部がきちんと働くように、脳に働きかける心の状態の改善が必要になります。

運動しても痩せないのはなぜか?

この本の内容は、とても衝撃的です。
「運動すればするほど痩せる」「激しく動けばカロリー消費が増える」といった通説は、科学的に間違いだと証明されました。
消費カロリーは脳内で調整されていて、激しく動いたとしても代謝は変わりません。運動が痩せる手段として“無意味”であるというのが、本書の結論です。
また、この本は、炭水化物ダイエットや高タンパク・高脂質ダイエットなどのほとんどを否定しています。こうしたものを信じる人は、非合理的だとすら述べています。

痩せるために必要なことは何か?

心の状態をニュートラルにし、必要なものを必要なだけ(通常は今よりも少量)食べることです。
「食べることが一番好き」と言っている方は、ニュートラルではない状態かもしれません。
もうひとつ画期的だったのは、人間が「無条件で食べ物を与える・分け合う」という行動によって進化してきた、という事実です。これはとても象徴的で、大切な視点だと思います。

要点をまとめると

人間の身体は「飢餓で死なないこと」を最も恐れていて、たくさん動いても脳が代謝を調整して、結局ほとんど同じ代謝量にしてしまうという仕組みになっています。
つまり、摂取カロリーと消費カロリーの引き算で痩せるか太るかが決まるわけではありません。代謝は筋肉の量ではほとんど変わらず、痩せる・痩せないを決めるのは脳の働きです。

zen placeとして

zen placeは創業以来、人間本来の機能を取り戻すことを目的としてきました。
「消費カロリーを増やせば痩せる」や「副交感神経優位が良い」といった考えを否定し続け、それが科学的に証明されてきた今、ようやく時代が追いついてきたとも言えます。
自律神経のトータルパワー、脳波、背骨の動き、骨盤の向き、覚醒や鎮静などを測定できる今、私たちはようやく、ウェルビーイングの「仕組み」に正面から取り組める時代に入りました。

それではなぜ太るのか?

ストレスにより摂取カロリーが過剰になることが最大の要因です。
「食べていないのに太る」という方は、ストレスの影響で視床下部の機能に障害が起き、「飢餓状態だ」と脳が誤認し、脂肪を蓄えるように身体に指示を出しているのです。
この問題は脳の障害のひとつとも言えます。扁桃体の過剰な反応や、大脳新皮質の暴走が影響しています。
改善のためには、これらの過剰反応を抑えること。 その方法のひとつが、瞑想です。

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