ピラティスをする女性

ピラティスで骨盤矯正ができる?

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ピラティスをすることで骨盤を正しい位置に戻す効果が期待できます

ピラティスは体の深部の筋肉(インナーマッスル)を鍛えることができるのが特徴で、体のさまざまな歪みを本来の位置に戻す効果があると言われています。
特に姿勢(猫背など)の改善などに効果が期待できます。
骨盤を支える筋肉を鍛えることで、骨盤を本来の正しい位置に戻すことも可能です。
ピラティスはストレッチの要素を持ちながらも基本的には筋力トレーニングなので、体の深部の筋肉を動かし、姿勢の矯正をしたい方に奨励されています。
骨盤矯正とは相性のよい運動です。
骨盤を意識してエクササイズすることで、骨盤を正しい位置に戻す効果が期待できます。
骨盤が後ろに傾いている人は多いそうです。
ピラティスで矯正していきましょう。

骨盤の歪みは動作のクセによるものです

骨盤は日常の動作のクセによって歪んでしまいます。
脚を組む、バッグをいつも同じ方に掛ける、脚をクロスして立つと楽、など体の重心を同じ方にかけることで骨盤は歪んでしまうと考えられます。
血行不良や体の痛みの原因にもありますので、改善する必要があります。
骨盤は左右1つずつの骨と、腰側の1つの骨で構成されています。
歪みにはタイプがあります。
▲左右の骨がどちらかに傾いている、またはそれぞれ違う方向にねじれている。
▲上部が開き、下部も開いている、またはどちらも閉じている。
▲左右どちらかの骨が上がっている、または下がっている。
骨盤の歪みはこのようなタイプで起こっており、実はほとんどの人になんらかの歪みがあるそうです。
改善には、外側から締め付けるより、内側からのアプローチが必要です。
ピラティスでは、骨盤を正常な位置に戻す、周りの筋肉(インナーマッスル)を鍛える効果があるので、骨盤矯正に向いています。
骨盤の血行不良による、生理痛、冷え性、便秘、むくみのある方。
骨格の歪みによる、頭痛、肩こり、腰痛などがある方。
こういった症状がある方には、ピラティスによる骨盤矯正をおすすめします。

骨盤矯正効果が期待できるエクササイズ

ピラティスは、インナーマッスルを鍛え、体のいろいろな部分を正しい位置に戻すことを目的としています。
続けることで骨盤周りの筋肉を鍛え、正しい位置に戻すことができると言われています。
ピラティスの基本「ニュートラルポジション」をとるには骨盤の位置が大切です。
まずは寝ながら骨盤矯正を行います。
仰向けに寝て、膝を立てます。
両脚がお尻のコリコリした骨(坐骨)の延長線上にくるように、かかととつま先も一直線に置きます。
腰のゴリゴリした骨(腰骨)に手を置き、恥骨とその骨が床と平行になるようにします。
後ろに傾く場合は、尾てい骨をマットにつける、前に傾く場合は、背中をマットに押し付けるようにします。
両腕は体と平行に置きます。
胸を開いて、肩を下げるようにします。
この姿勢が「ニュートラルポジション」です。
ここから、骨盤を後傾する動きをしていきます。
脚の親指と小指、かかとの3点で床を押します。
腰骨でマットを押しながら、恥骨を天井に向けて持ち上げます。
ニュートラルポジションに戻します。
呼吸を止めず、骨盤を後ろに動かしてください。

産後の骨盤矯正にもピラティスがおすすめです

出産で開いてしまった骨盤を戻すのにもピラティスは有効と言われています。
産後の体形、体重変化の原因は骨盤の歪みです。
出産は骨盤に大きな負担をかけるものです。
産後のポッコリお腹に悩み、ガードルなどで締め付けると、直腸、子宮、膀胱などの内臓が骨盤の中から押し上げられてしまいます。
尿漏れや子宮脱の原因になるので、やめましょう。
ピラティスで、骨盤周りの筋肉を鍛え、骨盤を正しい位置へ戻す効果が期待できます。
骨盤底筋や腹筋にも働きかけるので、産後の回復に効果的です。
産後1か月検診で問題がない場合、徐々に始められます。
骨盤の位置が元に戻らない状態が続くと、骨盤周辺の血流が悪くなり、肩こり、頭痛、腰痛などになってしまいます。
かといって焦りすぎず、1か月は安静に過ごしましょう。
産後6か月を過ぎると骨盤は閉じていきますので、そうなると矯正が大変になります。
産後ピラティスの開始目安は2か月~6か月までの間、という感じです。
ピラティスによって、骨盤が正しい位置に戻ると、内臓が正しい位置で機能し、栄養素の吸収が上がるともいわれています。

(まとめ)ピラティスで骨盤矯正ができる?

1.ピラティスをすることで骨盤を正しい位置に戻す効果が期待できます

骨盤は体の中心であり、骨盤の位置がずれているとその他の部位にも大きく影響してしまいます。
骨盤をあるべき位置に戻し、猫背やぽっこりお腹などを改善するのにピラティスがおすすめです。

2.骨盤の歪みは動作のクセによるものです

骨盤の歪みが様々な不調を引き起こしてしまいます。
病院へ行くほどではないけれど、なんだか不調が続いている、という人はピラティスの骨盤矯正で改善できるかもしれません。

3.骨盤矯正効果が期待できるエクササイズ

寝ながらできる骨盤矯正ピラティスは、体の負担も軽く、初心者におすすめです。
胸式呼吸をしながら、ゆっくりと行いましょう。
痛みを感じたら、無理しないでください。

4.産後の骨盤矯正にもピラティスがおすすめです

産後の体形変化に悩んでいる場合は、ピラティスを行うと良いとされています。
開いたり歪んだりした骨盤を正しい位置に戻すことで、出産で疲労を感じている方にもおすすめです。

 

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