ピラティスで姿勢を正す

【保存版】ヨガは自律神経の乱れや「なんとなく不調」を改善する効果があるの?

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ヨガの呼吸法が自律神経を整え、心身ともにリラックスした状態へと変えていきます

ヨガの呼吸法で自律神経を効果的に整える
人間は常に息を吸ったり吐いたりの呼吸を繰り返ししていますが、無意識に行っていた呼吸を意識的に行うヨガによって交感神経と副交感神経のバランスを整えることがある程度可能になります。
自律神経を効果的に改善するためのカギは呼吸にあると言われています。基本的に自律神経を自分でコントロールすることは不可能ですが、呼吸にはその可能性があるのです。
腹式呼吸が重視されているヨガによって、自然にゆっくりとしたリズムの呼吸となって、これを続けることによって副交感神経が優位になります。

自律神経とは、交感神経と副交感神経の二つの神経から成り立っています

ヨガは、どのようにして自律神経と関わっているのでしょうか。
自律神経とヨガと言われてもすぐにはピンと来ない方もいるかもしれません。自律神経は、内臓や血管など体内にある様々な器官をコントロールしている大切な神経です。
自律神経は二つの神経から成り立っています。一つ目は、集中時や緊張時に活発になる交感神経、もう一つがリラックスや休息時に活発になる副交感神経です。
普段からストレスが多い人は交感神経が優位になっていることが多いです。自律神経を整えるということは、副交感神経を活発化させるということでもあります。
緊張したりストレスを受けていると呼吸は浅く、早くなっています。深くゆっくりとした呼吸をすると副交感神経が高まって、血管が開いて先端までの血行が改善されます。このときの呼吸は深く長いほど効果があります。
普段の生活では胸式呼吸のたね、交感神経が高まっている状態ですが、腹式呼吸を取り入れることでリラックスした状態に導きます。
ヨガで習得する呼吸はこのような副交感神経を活発にするための呼吸に最適なのです。

自律神経のバランスが崩れると、心身の「なんとなく不調」が現れます

自律神経のバランスが崩れて起こる身体の不調
自律神経のバランスが崩れると、様々な心身の不調が現れます。病院で検査したのに原因がわからない、全身の様々な不調が気になる、という方は自律神経のバランスが崩れている可能性があります。
自律神経の不調による症状はいつ何をきっかけに起こるか予測ができず、症状自体が悪化したり軽減したりを繰り返します。また、外界の環境の変化の影響を受けやすく、季節の変わり目に症状がひどくなるという方も多いです。

交感神経系の症状としては、動悸・息切れ、頭痛、いらいら、立ちくらみ、めまい、肩こり、冷え症などがあります。
副交感神経系の症状には、便秘や下痢、胃もたれ、食欲不振、集中力の低下、無気力などがあげられます。

器官に症状が出る場合、呼吸器系ではのどの不快感、空咳、息苦しさ、ため息などがあります。脳神経系では、耳鳴りや頭が重い、頭痛などの症状が出ることがあります。
このように、症状だけを見ればその原因が自律神経にあるとはすぐにわからないことも多いです。

ストレスや疲れで心身の緊張状態が継続することでバランスが崩れます

自律神経のバランスが崩れる原因にはいくつか考えられます。まず考えられるのは、心身の緊張です。
ストレスや悩み事などでイライラして心身の緊張状態が継続すれば交感神経が優位になります。
この場合まずはじめに動悸や息切れなどの交感神経系の症状が出て、やがてぼんやりしたり食欲不振になったりという副交感神経系の症状に見舞われ、放置すれば全身症状になることもあります。
また、ホルモンとの関係も注意しなければなりません。
自律神経の働きを制御する中枢である脳の視床下部は、ホルモンを分泌する中枢でもあるので、自律神経のバランスが崩れればホルモン分泌にも影響します。
更年期に多いホルモンバランスの乱れは火照りやのぼせ、急な発汗、冷感などの自律神経系の体温調節機能の障害に導きます。
さらに、極端な夜更かしをすると交感神経が働き過ぎになって副交感神経の働きが低下、不眠などの症状を引き起こします。この場合は早寝早起きの生活習慣に改めることが大切です。
全体的には、適度な運動が大切ですが、腹式呼吸をするヨガは自律神経の復調に最適であるといえます。

日常生活にヨガを取り入れ、自律神経を整えましょう

ヨガは自律神経の不調を整えるのに効果的です。他にも日常生活に取り入れたい方法があるので見ていきましょう。

ヨガを習慣化させる

自律神経は脳の視床下部でコントロールされています。脳から首、背骨を通り、全身にくまなく張り巡らされている神経です。
ストレスや疲れにより交感神経が優位になり続けていると自律神経のバランスが崩れますが、全身を動かすヨガを行うことで、凝り固まった筋肉がほぐれて、腹式呼吸でたっぷりの酸素が行き渡ります。
すると副交感神経が刺激され、心身がリラックス状態になり自律神経バランスが整ってきます。特に背骨の歪みを改善するポーズがおすすめです。

食生活を見直し、規則正しい生活を心がける

油分や脂肪分、糖分が多い食品の食べ過ぎは消化器官の働きを鈍くし、不調につながります。和食中心の栄養バランスの整った食事がとれるように工夫しましょう。
また規則正しい生活を心がけ、ぐっすりと眠れるように、質の良い睡眠がとれるようにすることも大事です。

リラックスタイムを設ける

お風呂では湯船に浸かることで体がしっかり温まり、それによって血流が促され、心身が和らぎます。また寝る前に少し時間を作り、ヨガやストレッチで体をほぐしておくと寝つきも良くなると言われています。
そして、アロマテラピーもリラックス効果が高いのでおすすめです。中でもラベンダーには自律神経を整える作用が期待できます。香りをゆっくり嗅いで深く呼吸を行いましょう。

(まとめ)ヨガは自律神経に効果があるの?

ヨガの呼吸法が自律神経を整え、心身ともにリラックスした状態へと変えていきます

自律神経は交感神経と副交感神経が交互にバランスをとることで健康に体を保っています。しかし、ストレスや緊張により交感神経が優位になり続けると、自律神経のバランスが崩れます。
すると頭痛や胃もたれ、息苦しさ、耳鳴りなどの体の不調が現れやすくなるのです。ヨガでゆっくりとした呼吸を繰り返すことで、副交感神経を活発化して心身をリラックス状態にし、自律神経のバランスが整います。
ヨガを日常生活に上手く取り入れることで自律神経の乱れを予防することにもつながります。また、規則正しい食事やお風呂に浸かる、アロマテラピーなどもリラックス効果が高く、自律神経バランスの調整に良いと言われています。

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