しあわせのカタチ

金曜日のフェルマータ 

recipe.02 春トマトのチャツネ
金曜日のフェルマータ

ーーrecipe.02 春トマトのチャツネ【春トマトの酸味とココナッツの甘味が調和】|金曜日のフェルマータ

「eatreat.ruci」店主・小林静香さんがアーユルヴェーダを取り入れた料理を紹介する週刊連載「金曜日のフェルマータ」。フェルマータは音楽用語で「小休止」という意味。身体と心を温める料理とともに、1週間頑張った自分を労わるセルフケアの時間を取り入れてみてください。

3月は「苦味」「辛味」を意識したレシピ4品をご紹介。1週目2品目のレシピは、ほどよい酸味が楽しめる春トマトのチャツネです。

春トマトのチャツネ 材料(作りやすい量)
フレッシュトマト...3個/玉ねぎ...50g/ニンニク...1g/生姜...3g/青唐辛子...3g/ギー(無塩バターから水分と不純物を取り除いた乳脂肪分)...30g/生アーモンド(お好きな生ナッツでOK)...10g/ココナッツファイン...20g/レモン汁(季節の柑橘類でもOK)...1/2個
/岩塩…3g

・ホールスパイス 
クミンシード...1g/マスタードシード..2g

・パウダースパイス
ターメリックパウダー...0.5g/コリアンダーパウダー...1.5g/カイエンペッパー...少々 

作り方
1.トマトのへたを取ったら、ざく切りにする。 

2.にんにく、生姜、青唐辛子、玉ねぎをみじん切りにする

3.中華鍋など深めのフライパンでギーを溶かす

4.溶かしたギーにホールスパイスを加えて蓋をしたら、一度火を止める

5.マスタードシードが弾ける音が消えたら蓋をあけ、にんにく、生姜、青唐辛子、玉ねぎを加え中火で炒める

6.玉ねぎが柔らかくなったらトマトを入れ、中火で水気を飛ばすように木べらで炒めていく

7.トマトの水分がおおよそ飛んだら火を止める

8.別のフライパンでココナッツファインとナッツを弱火で乾煎りする

9.香ばしく色づいたら弱火で7と混ぜ合わせる

10.適度に混ざったら弱火に落とし、岩塩とパウダースパイスを和える

11.レモン汁で酸味を加える

12.11をペースト状になるまでミキサーにかける

13.容器に移しかえたら、完成。冷蔵で保存
(早めにたべきる)

小林さんが築地にある八百屋の店主に聞いた話によると、春のトマトは酸味も柔らかく、旬で一番美味しい季節なのだとか。ただ、酸味はKapha(カファ)を増悪するので、ナッツやココナッツファインで和らげるのがポイント。

カレーの添え物としてはもちろん、蒸し野菜のソースや、ホットサンドのクリームとしても使える万能調味料です。

「気持ちが揺れやすい3月だから」

年度末である3月は家庭や職場の環境が変わる目前。アーユルヴェーダのドーシャでは「Kapha(カファ)」(五大元素では水や土に該当する生命エネルギー。厳冬から春に増えやすく、その影響で心身が倦怠感や鈍重感を伴うことがある)が目一杯になることで心身が揺れやすい時期です。

そのため、行き場のない想いが溢れてしまいそうという人も多いのではないでしょうか。溜まったものは「苦味」や「辛味」を楽しめるレシピで流してしまいましょう。

ーー「eatreat.ruci」店主・小林静香さん

「金曜日のフェルマータ」毎週金曜お昼12時更新
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eatreat.ruci 店主 小林静香

eatreat.ruci 店主 小林静香

1982年東京生まれ、慶應義塾大学環境情報学部卒。新卒で民放キー局に入社し、興行事業や番組企画に携わり、食養生への関心から料理の道へ転向。レストランでの勤務や出張料理の経験を積む中で生じた自分自身の身体の不調を食事や生活で整えるよろこびを知り、食養生の源流であるアーユルヴェーダを本格的に学ぶ。料理と対話の両方を行うホリスティックケアブランドeatreat.を主宰。アーユルヴェーダカフェ「eatreat.ruci」店主。

日本アーユルヴェーダ・スクール基礎・応用1・応用2修了「アーユルヴェーダ・ライフスタイルカウンセラー/アーユルヴェーダ・ヘルスコーディネーター」 / 「アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント」

entreat.ruci(イートリート・ルチ)

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住所:〒154-0017 東京都世田谷区世田谷4丁目18-1
営業時間:祝日含む水〜土11:30〜15:00 ランチのイートイン、テイクアウト、カフェは15時まで。ショップ・テイクアウトは18:00まで
定休日:日曜、月曜、火曜

Instagram: eatreat.ruci

料理監修/小林静香(eatreat.ruci)
画像/船場拓真
題字/鴫原美里
記事制作/株式会社ZEN PLACE

※アーユルヴェーダでは一食で六味と言われる「甘味」「酸味」「塩味」「辛味」「渋味」「苦味」を摂ることが一般的ですが、「金曜日のフェルマータ」ではアーユルヴェーダに触れる体験を趣旨としています。

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