金曜日のフェルマータ
金曜日のフェルマータ
recipe.04 菜の花と大豆ミートのカレー
金曜日のフェルマータ

「eatreat.ruci」店主・小林静香さんがアーユルヴェーダを取り入れた料理を紹介する週刊連載「金曜日のフェルマータ」。フェルマータは音楽用語で「小休止」という意味。身体と心を温める料理とともに、1週間頑張った自分を労わるセルフケアの時間を取り入れてみてください。
3月は「苦味」「辛味」を意識したレシピ4品をご紹介。3週目のレシピは、春の食材の代表格である菜の花をふんだんに使った、菜の花と大豆ミートのカレーです。

菜の花と大豆ミートのカレー 材料(2人分)
・玉ねぎ...50g
・生姜...2g
・ニンニク...1g
・フレッシュトマト...50g(さいの目状に切っておく)
・大豆ミート...20g
・菜の花...1束
・パクチー...10g(1cm幅で切っておく)
・青唐辛子...2g
・岩塩...4g
・ギー...7g
・マスタードシードオイル...少々
・ホールスパイス
クミンシード...1g/コリアンダーシード...2g/マスタードシード...0.5g
・パウダースパイス
ターメリックパウダー...0.5g/コリアンダーパウダー...1g/カイエンペッパー...少々

作り方
1.にんにく、生姜、青唐辛子、玉ねぎをみじん切りにする

2.トマトはさいの目状に切る

3.菜の花を軸の部分と葉先に切り分け、軸は筋を処理して細かく切る

4.大豆ミートはたっぷりのお湯をかけて戻しておく

5.鍋にギーを溶かし入れたら、ホールスパイスを入れて中火にかける

6.パチパチと音が鳴り始めたら、蓋をして、火を切り、音がしなくなるまで待つ(余熱で火入れする)

7.玉ねぎ、にんにく、生姜、青唐辛子、細かくカットしたパクチーの根っこを入れ、再び中火にかける

8.玉ねぎが透き通ってきてニンニクやパクチーの根っこが香ってきたらトマトを加え、トマトの水分を飛ばしながら炒める

9.菜の花の軸の部分と葉先の一部を加えて和える

10.軽く混ぜ合わせたら、水を切った大豆ミートを加える

11.弱火に落として岩塩とパウダースパイスを加える

12.材料が浸る程度にぬるま湯を足して、中火で10分煮込む

13.パクチーの葉っぱを加えてサッと混ぜ合わせ、火を止める

14.カレーをご飯に盛り付ける

15.残っている菜の花は、マスタードオイルを使い中火で軽く焼き目をつける

16.トリカトゥをまぶす

17.焼いた菜の花を先ほどのお皿に盛り付けて、完成
ラードや小麦粉を使わないためサラッと軽やかな口当たりですが、たっぷりの菜の花と大豆ミートで満足感をプラス。菜の花の軸は煮込んで柔らかく(煮込み過ぎは苦味が強調されるので注意)、葉先は香ばしく焼くことで同じ食材でも違った苦味を楽しめます。
ちなみに…小林さん曰く家庭で食べられる一般的なカレーは、東インド会社のイギリス人がインドのカレーを波に揺られる船の上でも食べられるよう、ラードと小麦粉を混ぜたのが発祥なのだそう。
「気持ちが揺れやすい3月だから」
年度末である3月は家庭や職場の環境が変わる目前。アーユルヴェーダのドーシャでは「Kapha(カファ)」(五大元素では水や土に該当する生命エネルギー。厳冬から春に増えやすく、その影響で心身が倦怠感や鈍重感を伴うことがある)が目一杯になることで心身が揺れやすくなる時期です。そのため、行き場のない想いが溢れてしまいそうという人も多いのではないでしょうか。溜まったものは「苦味」や「辛味」を楽しめるレシピで流してしまいましょう。
ーー「eatreat.ruci」店主・小林静香さん
「金曜日のフェルマータ」毎週金曜20時更新
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