金曜日のフェルマータ
recipe.06 ターメリックと蜂蜜の舐め剤|春の乾燥から喉をケアする優しいお守り
ーーターメリックと蜂蜜の舐め剤| 春の乾燥から喉をケアする優しいお守り
「eatreat.ruci」店主・小林静香さんがアーユルヴェーダを取り入れた料理を紹介する週刊連載「金曜日のフェルマータ」が始まります。フェルマータは音楽用語で「小休止」という意味。身体と心を温める料理とともに、1週間頑張った自分を労わるセルフケアの時間を取り入れてみてください。
4月は環境の変化で疲れた心身を元気づけるレシピを4品ご紹介。4月第2週目は喉を労わるキッチンファーマシー、“ターメリックと蜂蜜の舐め剤”。

ターメリックと蜂蜜の舐め剤 材料
非加熱の蜂蜜...ティースプーン1杯
ターメリック...ティースプーン1/4杯
黒胡椒粗挽き...ティースプーン1/8杯

作り方
1.お湯を沸かす

2.非加熱の蜂蜜とターメリック、粗挽き黒胡椒を混ぜる

3.よく練り合わせる

4.湯冷ましを用意する

5.舐め剤を口に含む

6.湯冷ましで溶かしながら飲むのもおすすめ
甘味はkaphaを増悪させる味の一つなので、春先の甘いものはできるだけ控えたいものですが「非加熱の蜂蜜」はその特殊作用でKaphaを増悪させないばかりか、脂肪を除去し、粘度のあるものをサラサラにする作用が期待できます。鼻詰まりや頭が重たい人など、お試しください。喘息っぽい人、痰が絡んだ咳が出る時にもおすすめ。
非加熱の蜂蜜は、アーユルヴェーダでは採れたてのものよりも寝かせて古くなったものが良いとされています。蜂蜜に限らず、お米やギーも、古いものの方が薬効が高く消化に軽い傾向にあります(※ただ、ギーは古くなると薬効が高いとはいえ食用に向かないケースもあります)。
そのため、今は春で、さまざまな花で蜜蜂が作ってくれた蜂蜜が店頭に並びますが、新鮮なものを購入したらすぐに使わずに一年寝かせて使った方が良いでしょう。おうちの在庫に余裕があったら、試してみてくださいね。

「冬に溜まったものが流れ出る4月」
桜だけでなく、木蓮や様々な花が次々と満開となり、眼に映るもの全てが明るい春。同時に4月は、うららかな陽の光に照らされて、厳冬の間に心身に溜まったものが流れ出る月でもあります。
冬の間に静かに成長した芽が自然界で開く一方で、私たち人間は不要なものをいつの間にか貯めていて、デトックスする。アーユルヴェーダでは、そのように、良いことも悪いことも段階を経て徐々に「蓄積」し「増悪」すると言います。
不調は1-2日で起きるものではなく、段階を経て溜まっていき、溢れ出すその瞬間なのです。こうしたことから、春先の花粉症やアレルギー、心身の怠さは一番寒い時期から養生しなければ予防は難しいですが、溢れ出してしまったものは都度、鎮めるように心がけましょう。
ーー「eatreat.ruci」店主・小林静香さん
「金曜日のフェルマータ」毎週金曜20時更新
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