金曜日のフェルマータ
recipe.07 レンズ豆と春野菜のスープ|春を丸ごといただく、ご馳走スープ
ーーレンズ豆と春野菜のスープ|春を丸ごといただく、ご馳走スープ
「eatreat.ruci」店主・小林静香さんがアーユルヴェーダを取り入れた料理を紹介する週刊連載「金曜日のフェルマータ」が始まります。フェルマータは音楽用語で「小休止」という意味。身体と心を温める料理とともに、1週間頑張った自分を労わるセルフケアの時間を取り入れてみてください。
4月は環境の変化で疲れた心身を元気づけるレシピを4品ご紹介。4月第3週目は低カロリーで栄養たっぷりの”レンズ豆と春野菜のスープ”。ポーチドエッグを添えて、ご馳走感もアップ。

レンズ豆と春野菜のスープ 材料(2人前)
フレッシュトマト...150g/新玉ねぎ...50g/ニンニク...3g/生姜...5g/ギー...20g/ケール、菜の花、新じゃが、春キャベツなど、柔らかい春の野菜(今回使ったのは、蕾菜、菜花、春キャベツ)…適量/レンズ豆...60g/たまご...2個/米酢...少々/岩塩...3g/ホールスパイス・クミンシード...2g、マスタードシード...3g、コリアンダーシード...3g
作り方

1.レンズ豆はサッと洗ってから新しい水と共に小鍋に入れ、ぐずぐずになるまで下茹でして、お湯を切っておく

2.トマトはへたをとってざっくり切る

3.新玉ねぎは薄くスライス。ニンニクと生姜はみじん切りにする

4.蕾菜などの春野菜は食べやすいサイズにカット(キャベツなどの葉物は手で優しく割く)

5.スープ鍋にギーとホールスパイス(クミンシード、マスタードシード、コリアンダーシード)を入れて、テンパリングする

6.新玉ねぎ、ニンニク、生姜を炒めて香りを出す

7.春野菜を加えて油をまとわせるように優しく炒め蒸しにしていく

8.トマトも加え、トマトが少し崩れるまで火を入れる

9.レンズ豆を和える

10.ヒタヒタより少し多いくらいの水分を足して中火で煮込んでいく。スープ鍋の中が一体化したら岩塩で味を整える

11.生卵をザルの上で割り落とし、白身の余計な部分をこす

12.米酢をサッと回し入れたたっぷりのお湯に、生卵を入れる

13.かき混ぜず、菜箸で白身をまとわせ、火が通り固まったら取り出す

14.ポーチドエッグをスープに添えたら、完成
低カロリーで満足感、栄養価ともに十分なレンズ豆はインド料理でもよく使います。レンズ豆を使ってスパイシーな野菜スープを作りましょう。春先は環境の変化も多く疲れやすくもなるから、エネルギー補給のためにポーチドエッグも浮かべて、栄養満点で元気になる一品です。

「冬に溜まったものが流れ出る4月」
桜だけでなく、木蓮や様々な花が次々と満開となり、眼に映るもの全てが明るい春。同時に4月は、うららかな陽の光に照らされて、厳冬の間に心身に溜まったものが流れ出る月でもあります。
冬の間に静かに成長した芽が自然界で開く一方で、私たち人間は不要なものをいつの間にか貯めていて、デトックスする。アーユルヴェーダでは、そのように、良いことも悪いことも段階を経て徐々に「蓄積」し「増悪」すると言います。
不調は1-2日で起きるものではなく、段階を経て溜まっていき、溢れ出すその瞬間なのです。こうしたことから、春先の花粉症やアレルギー、心身の怠さは一番寒い時期から養生しなければ予防は難しいですが、溢れ出してしまったものは都度、鎮めるように心がけましょう。
ーー「eatreat.ruci」店主・小林静香さん
「金曜日のフェルマータ」毎週金曜20時更新
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