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肩甲骨はがしで前鋸筋の動きがよくなる?

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肩甲骨はがしで前鋸筋の動きは改善されるといえます

肩甲骨はがしとは、肩や首周辺の多くの筋肉と繋がった肩甲骨はがしとは、肩や首周辺の多くの筋肉とつながっている肩甲骨の動きを改善するための方法です。肩甲骨は腕や肩などの動きに連動して、腕の上げ下げや肩を前に出したり後ろに引いたりする動きをサポートする働きをもっているとされています。
肩甲骨の周りの筋肉が肩こりなどで硬くなることが、肩甲骨の動きが鈍くなる原因といえるでしょう。前鋸筋も肩甲骨につながっている筋肉の一つのため、肩甲骨はがしを行うと前鋸筋の動きの改善が期待できます。

前鋸筋には肩甲骨を外転させる働きがあるとされています

肩甲骨は本来背中側の胸骨の上を固定されずに滑らかに動くことができるとされています。肩甲骨は、背中の表面に近い部分にある僧帽筋や、背中側の深い部分にある菱形筋、肩甲挙筋などと連動して動くといわれています。
前鋸筋は菱形筋や肩甲挙筋と同じように深層部分にある筋肉で、肩甲骨を内側と胸骨の側面とをつなぎ、肩の動きをサポートする大切な役割を持つ筋肉といえるでしょう。前鋸筋は第1~第9番までの胸骨から肩甲骨の内側に伸びていて、まるでノコギリの刃のような形をしているためこの名前が付けられたとされています。
前鋸筋が縮むと肩甲骨が胸骨側に引き寄せられるため、肩を前に出す動きに大きく関係している筋肉といえます。物を手に取ろうとして腕を大きく前に出す動きにも前鋸筋の働きは重要といえるでしょう。
ところが日常生活で肩をあまり動かさない状態が続くと、前鋸筋の動きが鈍くなり肩甲骨の動きも悪くなっていき、肩こりになる場合があるとされています。

前鋸筋の動きが悪いと巻き肩になりやすいといえます

デスクワークやパソコンの長時間使用などで肩や腕を大きく動かす機会が少ないと、肩甲骨の周りの筋肉は徐々に動きが鈍くなっていくとされています。前鋸筋の動きが鈍くなると、肩甲骨の下方回旋や上方回旋を行うことが難しくなるでしょう。
とくにデスクワーク時に猫背の姿勢になりやすい方は、通常よりも肩が前に出た状態で長時間過ごすことになります。肩が前に出た状態が続くと、前鋸筋が縮んだままこり固まってしまう場合があります。
そのためデスクワークをしている時だけではなく、普段から前鋸筋が縮んだ猫背や巻き肩の姿勢のままになってしまうかもしれません。巻き肩の姿勢では、肩甲骨が開いたまま動きが鈍くなるため身体を大きく反らすことができず、胸骨の動きも悪くなるため呼吸がしづらくなる場合があるとされています。
前鋸筋は深層筋のため、肩もみなどで筋肉をほぐすことは難しいでしょう。巻き肩のため縮んで固まった状態の前鋸筋は、肩甲骨を動かす肩甲骨はがしによって動きの改善が期待できます。

肩甲骨はがしは深層筋に働きかけることができる方法とされています

肩や首、背中の筋肉がこわばり、筋肉に痛みを伴うような肩こりが生じたときには、肩もみやマッサージなどで筋肉をほぐす方もいるでしょう。肩もみでは体の表面に近い場所にある表層筋をほぐすことができますが、深層筋には届かないため肩こりの根本的な改善は期待できないでしょう。
ひどい肩こりの場合には、硬くなった筋肉によって肩甲骨が背中に張り付いたような状態になるといわれています。肩甲骨はがしは、エクササイズや整体の施術などによって背中にくっついている肩甲骨を動かし、周りの筋肉も動かす方法とされています。
筋肉が動いて硬くなっていた部分がほぐれると、つらい肩こりの軽減が期待できるでしょう。また前鋸筋が縮んだ状態では姿勢が悪くなり、身体のバランスが崩れるため他の筋肉への負担も大きくなるとされています。
日常生活の癖などが原因で身体にゆがみが生じて姿勢が悪くなることがないように、普段から姿勢に気をつけるようにすることが大切といえるでしょう。ピラティスの肩甲骨はがしでは、使う筋肉を意識して行う計算されたポーズで、筋肉や姿勢のゆがみ、肩こりの改善が期待できます。

(まとめ)肩甲骨はがしで前鋸筋の動きがよくなる?

1.肩甲骨はがしで前鋸筋の動きは改善されるといえます

肩甲骨はがしとは、肩や首まわりのさまざまな筋肉とつながって、腕や肩などの動きをサポートする働きがある肩甲骨をスムーズに動かすための方法とされています。前鋸筋も肩甲骨はがしにより動きが改善される筋肉といえます。

2.前鋸筋には肩甲骨を外転させる働きがあるとされています

肩甲骨は、本来肩周りの表情筋や深層筋などの動きと連動して、胸骨の上をスムーズに動くことができる骨とされています。前鋸筋は胸骨の側面と肩甲骨の内側とを結ぶ深層筋で、肩を前に出す動きに関係しているといわれています。

3.前鋸筋の動きが悪いと巻き肩になりやすいといえます

デスクワークなどが原因で肩甲骨周りの筋肉の動きが悪くなるとされています。とくに巻き肩の姿勢になりやすい方は、前鋸筋が縮んだ状態のまま硬くなる場合があります。
深層筋の前鋸筋のこわばりを改善するには、肩甲骨はがしが適しているといえるでしょう。

4.肩甲骨はがしは深層筋に働きかけることができる方法とされています

肩や首、背中などの筋肉がこわばり肩こりで固くなった筋肉によって、肩甲骨が背中に貼り付けられた状態になる場合があります。そのような場合に、肩甲骨はがしで肩甲骨を動かすことで、動きが悪くなっていた深層部の筋肉までほぐすことができます。

 

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