ストレッチポールとはどんなもの？

ストレッチポールとは姿勢や骨格を整えるためのツールです

ストレッチポールは上に寝転がりエクササイズを行うことで、老若男女問わず簡単にセルフケアできるエクササイズのツールです。株式会社LPNによって販売されており、サイズや重量によって3種類に分けられます。
わずか10分間使用するだけでも、姿勢や骨格を整える・硬くなった筋肉を緩める・呼吸が深くなる・リラックスできるなど、さまざまな効果が期待できます。

ストレッチポールはエクササイズのための器具です

ストレッチポールは株式会社LPNが製造販売を行っているエクササイズ専用の器具です。アメリカで使用されていた円柱型のフォームローラーを参考に、日本のアスレチックトレーナーが開発したものになります。
ストレッチポールは、エクササイズやトレーニング、ストレッチなどで用いられるほか、医療現場でもリハビリテーションのツールとして使用されています。
ストレッチポールはサイズや重量によって大きく3種類に分けることができます。
スタンダードタイプとなるのは「StretchPole® EX」です。こちらの製品は身長155㎝以上の人を対象にしています。
健康に問題ない方であれば、男女問わず使用することができます。サイズは、長さ約98㎝・直径約15㎝・重量約700gです。
エクササイズの実践にあたり、全身へのストレッチ効果が得られるような形状に開発されたのがスタンダードタイプの特長です。
ストレッチボールの上に仰向けに乗り、エクササイズを行うというのが基本的な使用方法となります。
事前に、ポールの端にお尻を乗せ、両手を床につけた状態で徐々に身体を預けていくような感覚で寝転がるようにします。

ストレッチポールは小柄な方や高齢者でも使用できます

身長が155㎝以下、もしくは高齢の方に適しているのが「StretchPole® HALF CUT」です。こちらはEXモデルよりもサイズが小さく、重量も軽いため小柄な方が扱いやすいようになっています。
かまぼこのような形状が特徴的です。サイズは、長さ約40㎝・幅約15㎝・高さ約7.5㎝・重量約220gです。
2本1セットとなっているため、外出先に持ち運びやすく出張や旅行、合宿などで活用されています。医療現場からの要望が反映されて開発されたのが「StretchPole® MX」です。
EXモデルやハーフカットモデルがやや硬めの素材であるのに対し、こちらの製品はやさしい使い心地が特長的です。小柄な体型の方や、医療機関で指示を受けた方が対象となっています。
サイズは、長さ約98㎝・直径約12.5㎝・重量約900gです。芯によって背骨が支えられ、EXモデルと同等のエクササイズ効果が期待できます。
ストレッチポールの利用用途は幅広く、一般家庭や教育機関のみならず、プロのアスリートやヨガ、ピラティスのスタジオなどでも多く活用されています。

ストレッチポールには姿勢や骨格を整え、リラックスさせる効果があります

ストレッチポールはどんな人が使用しても同じようなエクササイズ効果が得られると考えられています。ではストレッチポールを実際に使用すると、どのような効果が得られるのでしょうか。

姿勢や骨格を整える

デスクワークやスマートフォンの操作が長時間続くと、筋肉が硬くなったり姿勢が前かがみになったりします。ストレッチポールでエクササイズを行うことによって、筋肉をしっかりと伸ばして柔らかくすることができます。
筋肉が弛緩されることで、猫背気味な姿勢も改善されていくでしょう。正しい姿勢を取り戻せば、本来の美しいボディバランスを再現することも可能です。
また身体を支えているコア（腹部のインナーマッスル）が鍛えられることで、整えられた姿勢や骨格を維持していく効果も期待できます。

呼吸が深くなりリラックスできる

基本姿勢を含め、ストレッチポールを用いたエクササイズでは筋肉や関節の可動域が拡大されます。
たとえばポールに寝転がり上半身を動かしながら呼吸を行う胸開き運動です。胸郭の可動域が広がることで呼吸が深くなるとともに、大胸筋・小胸筋のリラクゼーション効果が期待できます。

（まとめ）ストレッチポールとはどんなもの？