口の前に人差し指を添える女性

ヨガによるダイエットはどのタイミングが効果的?

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ヨガによるダイエットは、生理直後から開始するのが効果的と言われてます


女性には生殖器として子宮と卵巣があり、生殖をおこなうために24~35日を1周期としてその中でホルモン分泌が変化しています。
分泌されるホルモンそれぞれに特徴があり、特に生理前1週間と生理中は、ダイエットをすることがストレスにこそなりますが、思ったほどの効果が上がらないというのが実状のようです。
生理後から分泌が増えるホルモンには新陳代謝を高める働きがあるため、この時期にダイエットを始めるとその効果が得られやすいと言えます。
ダイエット効果を求めてヨガを始めるのであれば、この生理直後から行うのが効果的と言えるでしょう。

女性の体調は1ヵ月の中で変化します

女性には生殖器として子宮と卵巣があります。
このうち、卵巣からは2種類のホルモンが、常に放出され続けています。
一つは排卵前に特に多く放出されるエストロゲンです。
一般に卵胞ホルモンと呼ばれていますが、排卵までの間に妊娠に必要な準備を行うための作用のみではなく、脂質代謝を制御し、糖質代謝をコントロールする作用、さらには悪玉コレステロールを抑えつつ善玉コレステロールを増やすことで動脈硬化を抑制する作用まで持っています。
また、新陳代謝を向上させる作用を持ち合わせているので、エストロゲンが多く分泌されている生理終了から排卵前までは、痩せやすい時期ということができます。
一方、排卵後に分泌が増えてくるのが、一般に黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロンです。
排卵後以降、妊娠の継続のために重要な作用をもつホルモンで、これが分泌される時期になるとエストロゲンの分泌量はやや減少し、プロゲステロンの分泌量の方が多くなります。
プロゲステロンが分泌される排卵後から生理直前までの間では、糖質代謝は制御されるものの妊娠に備えて栄養を身体にため込もうとする作用があることから、食事量は増えやすくまた消費が抑えられやすい状態になります。
また、腸からの水分の吸収を増やして身体に水分をため込もうとする働きがあることから、運動していると心臓に負荷がかかりやすく、息切れが出やすくなることもあります。
さらに、プロゲステロンには精神状態を不安定にさせる作用もあることから、食欲をコントロールすることが難しくなる場合があり、プロゲステロンが放出されている時期はダイエットには不向きであるということができるでしょう。

ダイエットを始めるなら生理終了後から排卵前までがおすすめです

特に女性の場合、ダイエットを始めるのであれば、あるいは積極的にダイエットをすすめていこうと思うのであれば、生理終了後から排卵期までの間が特におススメです。
先ほども述べた通りこの期間には、新陳代謝を活発化させるエストロゲンが多く放出されていますので、ヨガやエクササイズによって代謝を高めて脂肪燃焼を勧めることができます。
この期間の中でも、排卵期直前はエストロゲンの分泌量が特に多くなっているので、ヨガや有酸素運動によって消費カロリーを増やすことができるだけではなく、筋力アップを図って基礎代謝量を上げやすいと言われています。
またこの時期は、プロゲステロンの放出が少ないためにホルモンバランスが安定しているので精神的にも安定しやすい時期であり、自己をじっくりと見つめるヨガを行うには最適ではないかと考えられます。
ダイエットとは、決して体重を減らすだけではありません。
体重が変化しなくても、体脂肪が減って筋肉が増える等身体組成が変化すれば、より難易度の高いポーズ(アーサナ)が可能となり消費カロリーを増やすことができるので、身体は少しずつ引き締まっていきます。

排卵期以降のヨガも決して無駄ではありません

排卵期以降、女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増えていくと、徐々に代謝は低下し身体は栄養をため込みつつ、水分の貯めこみも増えていきます。
この時期は身体が重く、また増えた水分量で心臓に負荷がかかりやすいので、難易度の高い多くの筋肉を使い、かつ筋力を必要とするヨガのポーズでは息切れが出やすくなったり、人によっては動悸を感じやすくなったりします。
ですから、ヨガポーズの選び方にも注意が必要です。
ただ、プロゲステロンの分泌が多い時期は精神的に不安定になりやすいためにストレスを感じやすく、また栄養をため込もうとする作用があるために摂食行動がでやすい時期であるといえます。
この時期にヨガを行うことは、ストレスの緩和につながる可能性があり、間食や食べ過ぎを抑えることができるかもしれません。
これによって、排卵前に獲得した体重減少や身体組成の変化を維持させることができ、黄体期で体重が増えることを抑制できるでしょう。
また、生理中の場合は血液の流れが滞りやすく、このために身体が冷えることがあります。
この時期に軽めのものであってもヨガを続けると、血行が良くなって身体の冷えを防ぎ、生理によるストレスを緩和して、ダイエット状態の身体を維持することができるので、黄体期から月経期にヨガを行うことは、決してムダではありません。

(まとめ)ヨガによるダイエットはどのタイミングが効果的?

1.ヨガによるダイエットは、生理直後から開始するのが効果的と言われてます

女性は月経周期に合わせて分泌されるホルモンが異なります。
生理後に分泌されるエストロゲンというホルモンは新陳代謝を高める作用があるので、この時期にダイエットを目的としてヨガを始めると、その効果を得やすいと言えるようです。

2.女性の体調は1ヵ月の中で変化します

女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンには、それぞれ特徴的な作用があります。
エストロゲン分泌が多い時期は代謝が良くダイエットに向いている一方、プロゲステロンの分泌量が多い時期はダイエットには不向きであるということができます。

3.ダイエットを始めるなら生理終了後から排卵前までがおすすめです

生理終了直後から排卵直前までの間は、ダイエットに適しているといえます。
女性ホルモンエストロゲンにより基礎代謝が上がっている上に精神的にも安定しているので、エクササイズ効果を得やすいだけではなく、食欲をコントロールすることも可能になります。

4.排卵期以降のヨガも決して無駄ではありません

排卵後の黄体期から月経期には精神的に不安定になりやすく、これがストレスとなって暴飲暴食につながる恐れがあります。
この時期にヨガを行うことは卵胞期に得たダイエット効果と身体組成を維持し、ストレスを緩和して食事量のコントロールにつながります。

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