ヨガは食後すぐにしてもいいの？

食後にヨガをする時は2時間はあけましょう

食後すぐにヨガをするとお腹にまだ消化できていない食べ物が残っており、お腹をねじったり前屈したりするポーズを取る妨げになってしまいます。
そのため食後2時間はあけてからヨガを行うようにしますが、どうしても空腹がつらい時はバナナなど消化の良い物を少し口にしておきましょう。
また食事でなく水分補給であれば、ヨガ直前やヨガ中に行ってもかまいません。
その時は身体に負担の少ない常温の軟水がおすすめです。

ポーズを取る妨げにならないよう食後は時間をあけます

ヨガのポーズの中にはお腹をねじるものや前屈するものなどがあるため、食後すぐに行ってしまうと体に負担がかかってしまいます。
しかもポーズが取りにくくなりやすいので、正しくヨガが行えない可能性もあるでしょう。

食後2時間あけてから行う

食事をしてからヨガを行う場合、食後2時間はあけることをおすすめします。
なぜなら食べ物は3～5時間かけて消化されるため、ある程度時間をおかなければ胃の中にある食べた物は消化されないからです。
そのためちょうど良く消化が進んだ食後2時間以降にヨガを行うことをおすすめします。

よく噛んで食べる

食べた物は胃で消化されますがよく噛んで食べると消化しやすい状態になるので、消化器官に負担をかけにくいだけでなく消化がスムーズになることも期待できます。

ひ臓の働きを妨げない

食後すぐに運動すると脇腹が痛くなることがありますが、これはひ臓が血液を使って消化を助けており、その働きを運動によって妨げられて収縮するためです。
この点からも食後すぐのヨガは避けて時間をあけた方が良いでしょう。

どうしても食後にヨガをする時は食事内容に気をつけましょう

ヨガ前に時間をあけずに食事をするとポーズに支障をきたす恐れがあるとは言っても、とても空腹な状態では思うように体を動かせないでしょう。
時間がなく、レッスンの前に2時間あけることが難しい時は、消化の良い物を少し食べておきましょう。

ヨガ前に食べやすい物

消化が良くエネルギーとして消費されやすい食べ物としておすすめで、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富に含むことからヨガ前だけでなく後にも最適な食べ物です。
ヨガ前に食べる時は半分にしておき、残り半分はヨガ後に食べましょう。

中でもアーモンドは、必須脂肪酸・タンパク質・カルシウムなどさまざまな栄養素を豊富に含んでいます。
食べる目安量は15粒で、食べ過ぎると消化に時間がかかることから控えめにしておきましょう。

カカオ70％以上のチョコレートのことで、ヨガ前に食べると運動能力が高くなると言われています。
食べる量はヨガの前には1/2～1かけが適量です。

食べ物ではありませんが、何か水以外の物をお腹に入れたい時におすすめで、ブラックコーヒーには運動能力アップや筋肉痛緩和などが期待されています。

水分はヨガ直前だけでなくヨガ中にも取ってかまいません

ヨガをする前に何か胃に入れることが良くないのではなく、消化に時間のかかる食べ物ではない水分はヨガを行っている時にも取って良いのです。
むしろ、ヨガをするとたくさん汗をかくので水分補給は欠かせず、十分な飲み物を用意してレッスンを受けましょう。

ヨガ中におすすめの飲み物

体に負担をかけない飲み物として何も入っていない常温の軟水が良いでしょう。
そして疲労回復の点からも考えるのであれば、クエン酸やビタミンCの入ったレモンウォーターを飲む方法もあります。
お茶やスポーツドリンクもヨガをしている時の飲み物としてイメージされますが、それらはヨガ後に飲んだ方が良く、やはりレッスン中に飲む物は水がおすすめです。

ヨガ後の飲み物は比較的自由

食後のヨガを避けるだけでなくヨガ直後の食事はできるだけ避けますが、飲み物はアルコールを除けば比較的自由になっています。
ハーブティーやコーヒー、豆乳、甘酒などリラックス目的の物から空腹を紛らわせて栄養を適度に補う物までさまざまです。

（まとめ）ヨガは食後すぐにしてもいいの？