ピラティスはマットやマシンを使って行うエクササイズで、インナーマッスルの強化や、姿勢改善などの効果が期待できます。
「ピラティスが向いているかわからないから始めるのが不安…」「向いていなかったらどうしよう」と思っている方も多いのではないでしょうか?
今回はピラティスが向いている人の特徴を解説します。また、向いていないかもと感じた時の対処法まで紹介していきます。
目次
ピラティスに向いている人はこんな人
ピラティスはもともとジョセフ・ピラティス氏が、リハビリのために開発したエクササイズです。
そのため、年齢や性別を問わず、どなたでも取り組める、また普段運動習慣のない方でも問題なく挑戦できます。
ただし、人によってピラティスが向いている人とそうでない人がいます。
「私の場合、ピラティスを始めても続けられるかな?」と疑問をお持ちの方は、どちらの特徴に当てはまるか確認してみてください。
| <ピラティスが向いている人の特徴> ・姿勢や骨盤の歪みを改善したい人 ・しなやかで健康的な身体を目指す人 ・ストレスを軽減したい人 ・論理的思考ができる人 |
姿勢や骨盤の歪みを改善したい人
姿勢や骨盤の歪みを改善したいと思っている方は、ピラティスが向いている可能性が高いでしょう。
まっすぐ立てない、猫背や反り腰などご自身の立ち姿や姿勢に自信がないという方はいませんか?
片足重心で立つ癖や、脚を組んで座る癖などの日常生活の動作の癖で、姿勢や骨盤が歪んでしまうのです。
ピラティスは、このような日常生活で歪みが生じた骨盤や背骨などの骨格の位置を意識してエクササイズをします。
姿勢や骨盤の歪みが解消されると、体重に関わらず見た目が美しくなります。
それ以外にも骨盤の位置が正しくなると、骨盤の上の臓器の位置や血流の改善が期待できます。
骨盤や股関節の周りにはたくさんの血管が通っているため、骨盤の位置が整うと全身の血流が良くなります。
その結果、ぽっこりお腹や冷え性、むくみなどが改善されるというメリットもあるのです。
しなやかで健康的な身体を目指す人
「運動をしたら、筋肉がついて脚や腕が太くなるのでは?」と不安に思っている人もいるかもしれません。
ピラティスはインナーマッスルが強化されるので、しなやかで健康的な身体を目指せます。
インナーマッスルとは身体の深層部にある筋肉のことで、普段はなかなか使うことのない筋肉です。
インナーマッスルを強化することで、身体を内側から支える力が強くなり、姿勢の改善が期待できたり、筋肉量が増えるため基礎代謝が上がり、痩せやすくなったりするなどのメリットがあります。
「筋肉がついて身体が大きく見えるのは嫌。でも全身を引き締めて健康的な身体になりたい」という方にピラティスはおすすめです。
ストレスを軽減したい人
ピラティスのレッスン中は、インストラクターからご自身の筋肉や骨に意識を受けながら動くようにとアドバイスがされます。
自分の身体の細部にまで意識を集中させると「今」という時間を強く意識できるようになり、日々の悩みや不安などを鎮めやすくなるのです。
結果として心が安定しやすくなり、このような状態を「マインドフルネス瞑想」と呼びます。
ピラティスのエクササイズ中は自然とマインドフルな状態が作られるため、ピラティスは動く瞑想ともいわれ、心身ともによい影響を与えるでしょう。
論理的思考ができる人
ピラティスは論理的思考ができる人に向いています。
ピラティスのあらゆる動きは解剖学に基づいて作られており、なぜその動きをするのかすべてに理由があります。
そのため、論理的思考を持っている人はより納得してエクササイズに取り組める可能性が高いです。
物事を論理的思考で考えがちな人や、機能的な身体の動かし方を知りたいという方にピラティスは向いているでしょう。
ピラティスに向いていない人
一方で、ピラティスに向いていない人の特徴は以下のとおりです。
| <ピラティスが向いていない人の特徴> ・すぐに体型を変化させたい人 ・特定の場所に激しい痛みがある人 ・身体を大きくすることを目的としている人 |
一つずつくわしく解説します。
すぐに体型を変化させたい人
ピラティスは始めてすぐに体型が大きく変わったり、急激に痩せたりするといった効果はあまり期待できないでしょう。
目に見える変化が今すぐ欲しいという方には向いていません。
ピラティスに限らず、多くのトレーニングやエクササイズはある程度の期間を継続することで効果をもたらします。
しかし、「以前よりも呼吸しやすくなった」「寝起きの身体が軽いように感じる」など、日々の細かな体の変化を感じることはできます。
小さな変化を楽しみながら、少しずつ体型を変化させていこうと考えられる人に向いています。
特定の場所に激しい痛みがある人
ピラティスはリハビリを目的に考案されたエクササイズであるため、多くの人に挑戦していただけます。
しかし、体の一部に深刻な痛みや不調がある場合には、ピラティスを避けた方がいいケースもあるでしょう。
このような場合、一度かかりつけ医に相談したうえで、ピラティスの許可を得てからピラティスインストラクターのもとでレッスンを行うのがおすすめです。
また、ピラティスは妊娠中や産後などライフステージの変化があっても医師の許可があれば、続けることが可能です。
個人の体調に合わせ、お腹を圧迫する動きや転倒の恐れのある動きを避けたマタニティピラティスのレッスンがあるスタジオなどを選ぶようにしましょう。
ボディビルディングを目的としている人
筋肉を大きくするボディビルディングを目的としている方には、向いていません。
ピラティスではインナーマッスルを強化するエクササイズを行うため、体を大きくしたいという方は、ジムなどに行ってウェイトトレーニングで負荷をかけて鍛える方が向いているでしょう。
全身は引き締めつつ、お尻だけ筋肉をつけたいなどの目的がある場合は、ピラティスと筋トレを組み合わせるのもいいかもしれません。
ピラティスとヨガあなたはどっちが向いている?

ピラティスとヨガは共通している部分も多くあることから「ピラティスとヨガのどちらが向いているのかな?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。
次は、ピラティスとヨガで迷った場合の判断するポイントを解説していきます。
【ピラティスがおすすめな人】インナーマッスルの強化・姿勢改善が目的
次のような目的を持った人は、ピラティスがおすすめです。
・全身を引き締めたい
・インナーマッスルを強化したい
・姿勢や体の歪みを改善したい
ピラティスは常に流れるように身体を動かし、インナーマッスルなどの内側にある筋肉を使うため、筋肉により負荷がかかりやすいです。
そのため、ヨガに比べると「エクササイズをした」という実感を得やすいでしょう。
身体を動かしてスッキリしたい、スポーツやダンスをする際の基礎体力をつけたいという人にもおすすめです。
【ヨガがおすすめな人】リッラクス効果・体の柔軟性をより高めたい人
一方で、ヨガは次のような目的を持った人におすすめできます。
・リラックスする時間を作りたい
・メンタルを安定させたい
・身体の柔軟性を高めたい
ヨガはもともとエクササイズとしてではなく、心身の修行法としてインドで生まれました。
1番の目的は、心と身体のバランスを整え、心身ともに健康になることです。
そのため、心身ともにリラックスしたい、自分の感情をコントロールさせたいなどの内面の変化を重視する人に向いています。
ヨガでは筋肉を伸ばすような動きが多くあるので、体の柔軟性を高める効果も期待できます。
ピラティスとヨガの違い
ピラティスとヨガは、発祥や呼吸の仕方、動作などにも違いがあります。
それぞれの違いをくわしくみていきましょう。
発祥と目的
| ピラティス | ヨガ | |
| 発祥 | ジョセフ・ピラティス氏によって開発。 第一次世界大戦以前からあり、第一次世界大戦中に発展した | 紀元前2500年ごろのインダス文明からあった |
| 目的 | 怪我をした兵士のリハビリテーション | 精神の修行 |
ピラティスはリハビリのために発展したエクササイズで、ヨガは精神修行のために行われていたといわれています。
どちらも普及していく段階で、誰もができるエクササイズとして広がりますが、今でも根本の部分を大切にしているメソッドも多く、目的は変わらず続いています。
使用する道具
| ピラティス | ヨガ | |
| 道具 | マット、マシン(リフォーマー、キャデラック、チェアなど) | 基本はヨガマット 必要に応じてヨガベルトやヨガブロックを使用することもある |
どちらもマットを敷いて床の上で行うエクササイズがあります。
ヨガは、マットの上で立ったり座ったりして行う動作が基本です。
しかし、ピラティスにはマットピラティスとマシンピラティスの2種類があり、マシンを使うことにより負荷が調節できたり、動きのサポートが得られて、正しいフォームでのエクササイズを行いやすくなったりするというメリットがあります。
マットを使ったエクササイズは、場所を選ばずご自宅でも行えます。
マシンは大きいため場所をとるほか、取り扱いが難しいので、基本的にはピラティススタジオに常設されているものを使用するのがいいでしょう。
動作と呼吸
| ピラティス | ヨガ | |
| 動作 | 常に流れるように動く | 一つひとつのポーズの時間をゆっくりとる |
| 呼吸法 | 胸式呼吸 | 主に腹式呼吸 |
ピラティスは常に流れるように動くことが特徴ですが、ヨガは静と動をはっきりわけるため、一つひとつのポーズをしっかりとることが特徴です。
また、どちらも呼吸を意識する点は同じですが呼吸法が異なります。
ピラティスで行う胸式呼吸は、交感神経が活発になるため、頭がすっきりしたり適度な緊張感を体にもたらしたりします。
一方で、ヨガの多くは腹式呼吸を選択しています。
腹式呼吸は、副交感神経が優位になるため、筋肉の緊張を和らげ、心身ともにリラックスした状態になりやすいでしょう。
「ピラティスが向いていないかも」と感じた時の対処法

ピラティスに向いている人の特徴に当てはまるのに、いざ始めてみると、なかには「ピラティスは合わないかもしれない…」「思ったような効果がでない」などと感じることもあるかもしれません。
ピラティスの正しい動きができていなかったり、まだ効果を感じるタイミングではないだけだったりする可能性があります。
そのような時は、以下のような対処法があります。
・独学の人はインストラクターからの指導を受けてみる
・レッスンの回数や方式を変えてみる
・まずは3ヶ月続けてみる
それぞれくわしく解説します。
初心者の方は対面レッスンから始めるのがおすすめ
初心者の方がいきなり独学でピラティスをはじめると、インナーマッスルが強化されていない状態のため見本と同じ動きができなかったり、身体を痛めてしまったりして「自分には向いていない、できない」と挫折する原因になることがあります。
「本当にこの動かし方で合っているのかな?」と判断ができない場合もあるでしょう。
そのような場合は、呼吸法や体の使い方の基本が身につくまでは、スタジオでインストラクターからの指導を受けるのがおすすめです。
ピラティス専門のスタジオには、経験と知識が豊富なインストラクターが一人一人の体の状態や動きの癖などを見極め、その人に合った指導を行います。
ある程度、動きの感覚や基礎が身についた後、ご自宅でレッスンを始めるというのがいいでしょう。
レッスンの方式・回数を変えてみる
ピラティスのレッスンにはスタジオによって「マットピラティス」「マシンピラティス」「グループレッスン」「プライベートレッスン」などさまざまなレッスンの形態があります。
「思ったような効果がでない」「レッスンがあまり楽しくない」と感じる時は、レッスン形態が合っていないかもしれません。
例えば、マシンピラティスのグループレッスンでは、インストラクターは複数人の生徒さんを順番に見ますので、一人一人につきっきりで指導を行うことが難しいです。
特に初心者の方は、マシンの動かし方に不安を覚えたり、周りの人と比べてしまったりして自分の動きに集中できないなどのケースがあります。
そのような場合では、プライベートレッスンに変えることで、わからないことはすぐに質問できたり、自分のペースで進められたりするのでよりレッスンに満足できる可能性が高いでしょう。
反対に、他の生徒さんが頑張っている姿を見ることでモチベーションがアップするという場合もあります。
グループレッスンでは空きがあればご友人同士や家族などと一緒にレッスンを受けられたり、費用も比較的リーズナブルに済んだりします。
また、自分に合ったレッスンのペースを理解することも大切です。
いきなり週に3回など、ご自身の生活習慣に合わないペースでレッスンを予約してしまうと、身体に疲れが溜まったりレッスンに通うのが面倒だと感じたりする原因になることがあります。
反対に、効果が出ないと感じるときは、レッスンの回数が少ないことも。
お仕事やプライベートに負担がなく、ご自身が心地よいペースだと感じられるレッスン頻度を見つけましょう。
このようにご自身の性格やお悩みに合わせてレッスンの形式や回数を変えてみるのもいい方法です。
ピラティススタジオの「zen place」ではピラティスの種類は「マシン」「マット」の両方から選べ、さらにレッスン形態は「プライベート」「グループ」が選択可能です。
初心者から経験者までの幅広いレベルに合わせ、レッスンの難易度も分けられているので「ついていけない」「物足りない」などの心配が少なくて済みます。
また、マシングループレッスンでは定員が3〜8名と少人数でレッスンができるので、エデュケーター(インストラクター)の目がしっかり行き届き、丁寧な指導が受けられるでしょう。
目的に合わせたレッスンを受けたいという方は、zen placeのピラティスを体験してみませんか?
まずは3ヶ月続けてみる
1、2回程度ピラティスをしただけでは、劇的な変化を感じることはできず「思ったような効果がないな」と感じることがあるでしょう。
ピラティスを生み出したジョセフ・ピラティス氏は「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」と述べています。
そのため、初心者の方はまずは3ヶ月続けてみてください。
ピラティスが向いているかわからない人、まずは体験レッスンを受けてみませんか?
ピラティスは年齢や運動経験の有無に関わらず、多くの方に実践していただけるエクササイズです。
しかし、目的によってはピラティスが向いている人とそうでない人がいます。
ピラティスが向いている人の特徴に当てはまるけど、いざはじめてみたら「自分には合わない気がする」という方は、まだ効果がでるタイミングではなかったり、レッスン形式が合っていなかったりするなどの可能性があります。
zen placeでは初心者の方から経験者の方まで幅広いレベルに合わせた豊富なレッスンをご用意しています。
zen placeで素敵なピラティスライフを送りませんか?