目次
1.ピラティスの体幹アプローチ
ピラティスとは、ピラティス氏が考案したエクササイズです。最近では姿勢改善・ダイエット効果・リラックス効果・妊活などさまざまな目的でピラティスが行われており、日本でも徐々に普及されつつあります。
ピラティスのアプローチ方法の1つとして、体幹へのアプローチがあります。体幹アプローチは、主に姿勢を改善するために行なわれるアプローチです。ただし、ただ闇雲に体幹を鍛えるのではなく、その人の姿勢を分析し、その人に適したピラティスを行なっていきます。
今回は、ピラティスでは姿勢をどのように分析して、どのようにアプローチしていくのかをお伝えしていきます。
2.ピラティスでは姿勢をどのように分析するのか
猫背だったり反り腰だったりと、人によって姿勢はさまざまです。ピラティスではそういった人それぞれの姿勢の歪みを改善していきます。
ピラティスの姿勢分析としては、縮んでいる側は筋肉や組織が短くなっているもしくは過剰に緊張していると捉えます。また、伸びている側は筋肉や組織が長くなっているもしくは筋力が低下していると捉えます。
少し難しいかもしれませんね。例をあげて説明しましょう。たとえば、背中が丸まっている人の場合を考えてみます。背中が丸まっている人は、お腹側の腹筋などが短くなっているもしくは過剰に収縮していることが考えられます。一方で、背中側は背筋などの筋肉が伸びてしまっているもしくは筋力低下を引き起こしていることが考えられるのです。
大まかに説明しましたが、ピラティスではこのように姿勢を分析していきます。
3.縮んでいる側はストレッチをして伸びている側は筋トレをする
では、姿勢分析ができたら次はどのようにアプローチしていけばいいのでしょうか。アプローチ方法はいたってシンプルで、縮んでいる側はストレッチをして伸びている側は筋トレをすればよいです。
たとえば、背中が丸まっている人であれば、お腹側をストレッチして伸ばしていき、背中側は筋トレをしていきます。こういったピラティスメニューを継続していけば、歪みが解消されて、美しい理想の姿勢を手に入れられます。
4.まとめ
ピラティスの姿勢分析とアプローチ方法についてお伝えしていきました。ピラティスの考え方さえ理解すれば、自分でもメニューを組められます。
自宅でも簡単にできるので、興味を持たれた方はぜひピラティスをはじめてみましょう!