身体が硬いのは生まれつきだと思っている人はいませんか?
実は、日常的に行っている行動が身体を硬くしている原因かもしれません。
今からでも身体を柔らかくすることは可能です。
しかし、なかにはストレッチしてもなかなか効果がでない、ストレッチが苦手だと感じている人も少なくありません。
今回の記事では、身体が硬い人に共通している特徴や原因、おすすめのエクササイズ方法などを解説していきます。
身体が硬くなる原因や特徴を知ったうえで、柔軟性を高める方法を試してみませんか?
目次
身体が硬い人の原因や特徴とは
「身体が硬い」とは、筋肉が硬く縮むことによって関節の動かせる範囲がせまいことをいいます。
股関節や肩周りの筋肉が硬くなると、手や足を大きく動かすことが困難になります。
それでは、なぜ筋肉が硬くなってしまうのでしょうか?
実は、生まれつき身体が硬いという人は少なく、ほとんどのケースで日常的に行なっている行動が身体の硬さを招いているといわれています。
まずは、身体が硬い人の特徴をみていきましょう。
長時間同じ姿勢をとっている
身体は動かさないと硬くなります。
長時間の立ち仕事や、デスクワークなどで同じ姿勢をとっている方は、筋肉が固まりやすく身体の硬さにつながりやすいといえるでしょう。
身体の可動域が狭くなっている
怪我などの影響により、身体の一部が長い間動かせないようなケースでも、身体が硬くなりやすいです。
負傷部位をギブスなどで固定して動かさなかった場合は、関節を動かす機会が減り、関節が硬くなってしまいます。
また、関節の位置がズレる「脱臼」を起こすと関節の周りに炎症が起こります。
炎症によって関節が動かしづらくなると、筋肉も徐々に硬くなり、身体を動かしにくくなります。
運動する習慣がない
運動不足であることも、身体が硬い人の特徴の一つです。
身体を動かす頻度が少ないと、筋肉が伸びたり縮んだりする機会が失われるため筋肉が硬くなります。
また、運動不足は血行も悪くするため、筋肉に酸素などの栄養が行き届きにくくなり、筋肉の硬さの原因になることがあるのです。
加齢
年齢を重ねるごとに「身体が硬くなった」と感じることもあります。
年齢とともに身体を動かす機会などが減ることから、筋肉が硬くなりやすいためです。
また、高齢になると筋肉を構成している筋繊維の数が減少・萎縮しやすくなるといわれています。
すると筋肉量の低下を招き、若い頃に比べて身体の硬さを感じるようになります。
身体が硬いことのデメリットとは

身体の硬さを放置しておくことは、次のようなデメリットがあります。
- 怪我をしやすい
- 痛みの慢性化につながる
- むくみや冷えの原因になることがある
- スポーツに苦手意識を抱きやすくなる
それぞれ解説します。
怪我をしやすい
身体が硬い人は、筋肉が伸びにくい、関節の可動域が狭いという特徴があります。
咄嗟の動きに対応するのが難しく、関節や筋肉に負担がかかるため怪我をしやすいでしょう。
また、身体が硬いとバランス力の低下も招くため、転倒したり躓いたりするリスクも高まるといわれています。
身体が硬い人に起こりやすい怪我は次のとおりです。
- 捻挫
- 肉離れ
- 脱臼
痛みが慢性化することがある
筋肉は動かすことで、伸び縮みし、血液を全身に行き渡らせることができます。
しかし、筋肉が硬くなると、上手く伸びたり縮んだりできなくなり、疲労物質や老廃物が溜まりやすくなります。
循環が悪くなることで、痛みが慢性化するのです。
また、一部の筋肉が弱くなっている状態で身体を動かすと、ほかの部位がその動きを補おうと負担がかかりやすくなります。
長期的にそのような使い方をしていると疲労物質がたまり、特定の場所に痛みを感じることがあるでしょう。
むくみや冷えの原因になる
筋肉が硬いと、血液やリンパの流れが悪くなります。
手や足などの身体の末端の血管は細いため、指先や足先の冷えを感じやすいでしょう。
ふくらはぎの筋肉や股関節が硬いと、足全体がむくみやすいといわれています。
スポーツに苦手意識を持ちやすくなる
身体の柔軟性は、スポーツのパフォーマンスにも影響します。
身体が硬いと、思うような動きができなかったり、痛みを感じやすかったりするため、苦手意識を持ちやすくなります。
さらに、身体が硬いことでスポーツ中に怪我をするリスクも高まるため、運動にネガティブな気持ちを感じてしまう恐れもあるでしょう。
身体が硬い人にはピラティスがおすすめ

ここからは、ピラティスのエクササイズの特徴やおすすめな理由を解説していきます。
ピラティスとは
まずは、ピラティスとはどのようなエクササイズなのかを解説します。
ピラティスはもともとリハビリに用いられ、考案されたものです。
第一次世界大戦で負傷した兵士たちの回復を願い、ジョセフ・ピラティス氏が寝たままでもできるリハビリとして開発しました。
身体の動きと呼吸を組み合わせながら、深層部にある「インナーマッスル」を強化し、身体のバランスを整えるエクササイズです。
スタイルアップを目的として実践される方や身体の不調をケアしたい人、アスリートがトレーニングの一環として取り入れるなど、さまざまな人が実践しています。
ピラティスには「マシンピラティス」と「マットピラティス」の2種類に分けられます。
マシンピラティスは以下のような専用のマシンを使ってエクササイズを行います。
- リフォーマー
- キャデラック
- バレル
- チェアー など
このようなマシンは大型になるため、ピラティススタジオなどの環境の整った場所でマシンピラティスのエクササイズができます。
一方で、マットピラティスとは、マットの上で行うエクササイズのことを指します。
専用の器具は不要なため、ご自宅やジムのスタジオレッスンなどで実践できるでしょう。
身体が硬い人にピラティスがおすすめな理由
「ピラティスは身体が柔らかい人がやっているイメージ…」「身体が硬いからわたしには向いていないかも」と感じるかもしれません。
実は、身体が硬い人にこそピラティスはおすすめのエクササイズといわれています。
理由は、以下のとおりです。
- 関節への負担を軽減できるから
- 無理なく柔軟性を向上できるから
- 基礎代謝向上で、冷えやむくみの改善も期待できるから
- ピラティスの呼吸法で筋肉がリラックスできるから
関節への負担を軽減できるから
身体が硬い人の中には、運動をしたいという思いはあるものの膝などの痛みが気になって、抵抗を感じている人も少なくありません。
痛みがある状態で無理に身体を動かそうとすると、痛みを感じたりケガにつながったりすることもあります。
その点、ピラティスはもともとリハビリを目的として発展したものであるため、関節への大きな負担がかかりにくいエクササイズです。
特にマシンピラティスはバネの力を利用し、動きをサポートするため、関節への負荷を減らしながらエクササイズを行うことができます。
無理なく柔軟性を向上できるから
ピラティスは無理に筋肉をトレーニングするためのものではなく、解剖学に基づき正しい身体の動かし方を知るエクササイズです。
その動きのなかで徐々に柔軟性が高まるため、激しい痛みを感じるケースは少ないでしょう。
特に、パーソナルレッスンでは、一人ひとりの関節の可動域や左右のバランスなどを見ながら、無理なく柔軟性を高められるように指導を行います。
柔軟性に自信がなくても、あらゆるエクササイズを行うことが可能なのです。
冷えやむくみの改善も期待できるから
身体が硬いと血流が悪くなるため、冷えやむくみの問題を抱えやすいです。
ピラティスは、インナーマッスルと呼ばれる身体の深層部の筋肉を強化します。
筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり身体を温めやすくなります。
また、全身の筋肉をくまなく動かすため、血行促進につながり冷えやむくみの解消になり、全身がすっきりする効果などが期待できます。
呼吸法で筋肉がリラックスできるから
ピラティスは呼吸を意識しながらエクササイズを行います。
深い呼吸は、硬くなった筋肉の緊張をほぐし、リラックス効果を高めます。
日常生活の中で緊張をするシーンが多かったり、ストレスの多い環境にいたりするとつい呼吸が浅くなってしまいがちです。
ピラティスで身体を動かしながら深い呼吸をすることで、柔軟性を高めながらリラックス効果も得られるというメリットがあるのです。
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難易度も初心者向けから上級者向けまで分かれているので「身体が硬いからついていけない」といった心配は少なくて済みます。
継続的にエクササイズを行うことで、柔軟性は高まります。
そのため、スタジオが遠くて通えない方や、仕事が忙しくて間が空いてしまうと、なかなか身体が柔らかくならないと感じる原因になる可能性が。
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柔軟性を高めて、しなやかな身体を一緒に目指しましょう。
身体を柔らかくするために意識したいこと
身体を柔らかくするためには、次のようなことを意識してみましょう。
ピラティスやストレッチを合わせて行うことで、より効率的に身体の柔軟性を高められるといわれています。
- 栄養をしっかりとる
- こまめに水分補給をする
- 適度に運動する
- 入浴後にストレッチをする
くわしく解説します。
栄養をしっかりとる
せっかくピラティスなどで柔軟性を高めても、無理なダイエットや食事制限をしていては、思うような効果がでないことがあります。
特に筋肉量が少なかったり普段使っていない筋肉をエクササイズによって使ったりすると、筋肉痛を感じることがあります。
バランスの良い食事を心がけ、筋肉の合成に必要なたんぱく質や、関節の柔軟性を維持するビタミンやミネラルなどの栄養素を積極的にとりましょう。
こまめに水分補給する
水分が不足すると、筋肉の柔らかさが失われやすくなります。
適度な水分補給は筋肉の柔軟性を維持したり、代謝機能を促進したりなどの効果があります。
特に、身体を動かした後は積極的に水分補給をしましょう。
ピラティスなどのあまり激しくない運動では、じんわり汗をかくため、水分不足になっていることに気づかないケースがあります。
また、寒い時期では特に喉の乾きを感じない場合もあります。
一気に大量の水分を取る必要はありませんので、こまめに少しずつ摂取するようにしましょう。
適度に運動をする
運動を新たに取り入れる余裕がない人もいるかもしれません。
柔軟性を高めるためには、日常生活の中で意識して身体を動かすことも大切です。
階段を利用したり、昼休憩には少し身体を動かしたり、テレビを見ながらスクワットやストレッチをしたりするのでもかまいません。
身体は動かさないことで硬くなるため、じっとしている時間を短くする、正しい姿勢で座るなどを意識してみるのもいい方法です。
入浴後にストレッチをする
入浴後は身体が温まることで、筋肉の伸縮性が高まっています。
ストレッチをするのに適したタイミングです。
身体を芯から温めるためには、シャワーだけでは不十分なため、しっかりと湯船に浸かって血流をよくするのがおすすめです。
また、ストレッチによって副交感神経が優位になり、リラックスすることでその後の睡眠の質を高めるといわれています。
入浴後のストレッチは日中に溜まった老廃物が流れやすくなる効果も期待できるため、むくみなどもとれやすいでしょう。
ご自身でストレッチをするときは、反動をつけずにゆっくり身体を伸ばすようにしてください。
怪我や痛みにつながることがありますので、無理のないペースで行いましょう。
身体が硬い人に関するよくある質問
最後に身体が硬い人に関するよくある質問を確認していきましょう。
子供の頃から(生まれつき)身体が硬い人はいますか?
生まれつき身体が硬いというケースは少なく、関節や関節周りの筋肉が使われないことで硬くなっていることがほとんどです。
身体が硬くなる原因は
- 運動不足
- 怪我
- 長時間同じ体勢でいる
などが挙げられます。
身体が硬くても、ストレッチや適度な運動で筋肉を動かすことによって柔軟性を高められることがあるでしょう。
運動しているのに身体が硬い原因は?
運動だけでは十分に柔軟性が高められない可能性があります
ストレッチやピラティスなど筋肉をしっかり伸ばせるようなエクササイズと組み合わせることをおすすめします。
また、身体は徐々に柔らかくなっていきますので、継続的にストレッチや運動を行いましょう。
ほかにも栄養バランスの整った食事をとることや、水分補給を欠かさないことも大切です。
本格的に柔軟性を高めたいという方は、スポーツトレーナーやピラティスインストラクターから専門的なアドバイスをもらうことも効果的です。
身体が硬い人と柔らかい人の違いとは
身体が硬い人は、関節の可動域が狭く、筋肉が伸びにくいという特徴があります。
反対に身体が柔らかい人は、関節や筋肉が比較的自由に動かしやすいでしょう。
一般的に、身体が柔らかい人は硬い人に比べて以下のようなメリットがあるといわれています。
- 怪我をしにくい
- 痩せやすい
- 身体の冷えやむくみを感じにくい
- スポーツのパフォーマンスが上がりやすい
身体が硬い人の特徴に当てはまる人は、ピラティスで柔軟性を高めませんか?
身体が硬い人に共通している特徴には、運動不足や、デスクワークなどにより長時間同じ姿勢でいることなどが挙げられます。
生活習慣や、ライフスタイルが深く関係しているため、気づかないうちに徐々に身体が硬くなる可能性があるのです。
身体が硬いと、怪我をしやすい、冷えやすいなどのデメリットもあります。
ストレッチは、柔軟性を高める効果が期待できるため、ぜひ取り入れてみましょう。
特におすすめのエクササイズは、ピラティスです。
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