目次
■有酸素運動と無酸素運動
ダイエットでキレイに痩せるには運動が必須、しかも有酸素運動が最適です。一口で運動と言っても、無酸素運動と有酸素運動があります。
無酸素運動は筋トレや短距離走のダッシュが代表的で、身体に酸素を取り入れずに行う運動です。筋肉が鍛えられるため、瞬発力やパワーアップを目指す場合に効果を発揮します。
一方有酸素運動は水泳や速足でのウォーキング、自転車が代表的で、少し息が上がるくらい、それほど苦しくない運動です。筋肉を使うときのエネルギーとして脂肪や酸素を使います。
ダイエット目的で運動をするのであれば、確実に有酸素運動がおすすめです。筋トレをしてから有酸素運動を行うと、より効率的に脂肪が燃えるとされています。
■基礎代謝を上げてダイエット効果もアップ
有酸素運動で脂肪を燃やすことはできますが、それ以上に大切なのが基礎代謝です。基礎代謝は生命を維持するため、何もしなくても消費されるエネルギー量です。
人間の身体は筋肉を動かすときにもエネルギーを使いますから、筋肉はないよりあった方か、基礎代謝量が増えて痩せやすくなります。
つまり、有酸素運動でありながら、ほどよく筋肉も付けられる運動が、ダイエットにより効果があるということです。
■ヨガやピラティスは有酸素運動?
動きが激しくないため、運動が苦手な方でも続けやすいと人気なのがヨガやピラティスです。ヨガが決まったポーズを取りながら一つひとつ静止するのに対し、ピラティスは動きを止めず一連の流れで行います。
似て非なるものではありますが、どちらも呼吸法法に決まりがあり、足の先、指の先まで意識を集中して行う運動です。特にピラティスは身体のリハビリ用に考案されたものなので、見た目以上に筋肉を使います。
例えばスクワット一回、腹筋一回であっても、手や足の角度に注意しながらゆっくり行うとかなりハードです。難しくはありませんが、やってみるとしっかり汗をかけて程よい疲労感がある、れっきとした有酸素運動であることがわかります。
■ダイエットの効果を出すなら教室へ
ヨガやピラティスはダイエットに効果がありますが、初めてすぐに何キロも痩せるというものではありません。ほかの運動同様、継続が大切です。
ヨガやピラティスを実践しようと思ったら、ハウツー本や映像がたくさんありますから、上手に取り入れて自宅で行うこともできます。ただやはりより効果を出すには、プロの指導を受けるのが一番です。
自分自身では手足の上がり方、腰の反り方などの細かな部分や、正しい呼吸法を確認できません。初心者ならなおさらです。
スタジオやジムでは初心者コース以外に、中級、上級とその人に合わせた難易度で用意されています。一人じゃないからモチベーションが下がらず続けやすいですし、レッスンに通うことがダイエット中の気分転換にもなるのです。