背中の歪みが引き起こす様々な症状

背骨の歪みが胃腸の不調までも招く!?

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背骨の歪みは自律神経に影響を及ぼす

なぜ背骨の歪みが胃腸の不調まで招くかというと、背骨周辺には重要な神経が密集しており、歪みにより自律神経が乱れるからです。
背骨の歪みを本人が自覚していなくても、胃腸障害を抱えている場合は影響しているとも考えることができるのです。
胃は自分で消化をしたり動いたりするのではなく、その指令を出しているのが自律神経です。
そのため、背骨の歪みで自律神経のバランスが悪くなれば、胃の動きが悪くなり消化不良を起こしたり、逆に胃の動きが活発になりすぎて胃の痛みを招いたりすることもあると考えられるのです。
自律神経は背骨から胃にかけて張り巡らされているため、背骨の歪みの影響が高いといわれています。
背骨の中でも第6胸神経から第10胸神経までが胃の働きと密接な関係性があるとされています。

猫背になっている方は要注意

胃の不調と背骨は密接な関連性を持ちますが、注意したいのが猫背による影響です。
例えば毎日パソコン作業をしているとお腹が痛くなりやすい方、下痢を起こしやすいと感じる方は、猫背で背骨の歪みが起こりそれが胃腸への働きにも影響を起こしていると考えられるのです。
このような方は胃痛を感じたり、ゲップがよく出たり、逆流性食道炎になりやすかったりする傾向があります。
パソコンの作業は長時間にわたることも少なくないため、姿勢が乱れて猫背となり、その姿勢が定着するため胃腸にも負担をかけているといえます。
最初は凝りとして自覚しマッサージなどをする方も多いと思いますが、これでは根本的な解消にはいたりません。
なぜなら痛みのもととなる原因を取り除いていないからです。
胃腸の不調は猫背にあると考えることができるため、もとを正すなら骨の歪みを矯正することが必要となります。
人によっては長い間の猫背が病気を発症することもあるといわれています。
胃腸に不調を感じる方はまず猫背が無いかチェックしてみましょう。

骨は毎日歪んでいるもの

実は骨というのは毎日歪んでいます。
誰一人として生まれたままの背骨を維持できるわけではありません。
しかし、30年、40年と年数が経過しても背骨の歪みがひどくなりすぎず、普通に生活できる方もいるでしょう。
骨は毎日歪みますが、その一方で毎日矯正する働きもあります。
その歪みを矯正する働きをしているのは、寝ている時間帯だともいわれています。
夜布団に横になることで重力から開放され、寝返りを打ち少しずつ歪みを矯正していると考えられるのです。
そのため寝る姿勢が悪い場合や、寝返りがちゃんと打てていない場合は、徐々に背骨などの歪みが出てくるといえるでしょう。
歪みが大きくなれば痛みや不調も大きくなり、胃腸の問題など発展することもあります。
本来は毎日少しの歪みは寝ることで解消できていたのですが、生活習慣の悪化で矯正する力が弱くなってしまうともいえます。
ですから背骨の歪みは毎日自分でも意識して矯正する必要がある方もいるのではないでしょうか。

三角のポーズで歪みを予防する

毎日デスクワークで猫背になり、血流が悪くなりがちな方におすすめのヨガは三角のポーズです。
このポーズはデスクワークで疲れたと感じたらすぐに実践することができますから、胃腸の不調を感じる方は、仕事の合間にちょこちょこと取り入れることをおすすめします。

  1. まずは全身をリラックスさせまっすぐ立ちます。
  2. 左足を後ろに大きく引き、左右の足は前後一直線上になるようにします。
  3. 息を吸いながら両手を左右に肩の高さに上げ、両端に引っ張られているようなイメージで胸を広げます。
  4. 息を吐きながら体を右側に倒します。
  5. 息を吸いながら元の姿勢に戻し、両手をそれぞれ動かしていきましょう。

このヨガのポーズは骨盤を左右に倒し歪みを改善しながら、内臓に刺激を与えられるといわれています。
体の側面がしっかりと延びる動作ですが、体が硬い方や痛みを感じる場合は無理しない程度で傾けてみてください。
やり過ぎは腰を痛める原因にもなりますから、自分が気持ちよい状態で続けることが大切です。

(まとめ)背骨の歪みが胃腸の不調までも招くのか?

1.背骨の歪みは自律神経に影響を及ぼす

背骨と胃腸の不調は歪みにより自律神経が乱れるからと考えられています。
胃腸の働きを指令しているのは自律神経ですから、背骨が歪んでいる方は胃腸の問題の原因はそこに隠れているのかもしれません。

2.猫背になっている方は要注意

背骨の歪みで胃腸にも影響を与えると考えられるのが猫背でしょう。
デスクワークなどで姿勢が乱れ腰が曲がっていると感じるなら改善してみることをおすすめします。
猫背の方には胃腸の問題を抱えている人が多いともいわれています。

3.骨は毎日歪んでいるもの

そもそも背骨の歪みは毎日改善できるものだと考えられるのです。
しかしその歪みが大きくなる生活習慣が隠れていると、歪みが蓄積して胃腸の問題に発展する可能性があります。
歪みが積み重なっていると感じるなら対策が必要です。

4.三角のポーズで歪みを予防する

三角のポーズでは腰の周辺にある筋肉を刺激し、胃腸の問題にも良いと考えられています。
オフィスでも新聞紙1枚分のスペースがあれば実践できますから、長時間座り疲れたなと感じたらやってみることをおすすめします。

 

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