背骨の歪みがある方はどんな症状が現れるのか?

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全身の不調とも関係ある背骨の歪み

背骨の歪みは様々な骨にも影響を及ぼすと考えられています。
背骨の歪みが腰椎、頚椎、胸椎と全身に関連する骨にも影響を及ぼすとも考えられるため、背骨の歪みは全身の不調とも関連性を持つ可能性があります。
例えば腰椎に問題が起これば腰や足などに問題が出やすくなります。
酷くなれば椎間板ヘルニアにまで進行するともあるでしょう。
さらに頚椎は首にある骨ですから肩凝りや首の凝りへの影響が見られたり、胸骨は肺や胃腸などの内臓に繋がったりするともいわれています。
さらに背骨はどの頚椎にズレが生じるかにより、それぞれの不調との関連付けがされています。
上半身で首周辺なら頭や目、甲状腺、喉などです。
中心部分になると心臓、肺、胃、肝臓などの内臓への影響が指摘されています。
腰から下の部分になると卵巣や子宮などの生殖器官、腸や膀胱への問題も考えられます。
このように背骨の歪みはどの部位に問題があるかにより、全身で対応した箇所に影響するともされています。

背骨の歪みはそもそもなぜ起こるのか?

背骨の歪みはなかなか実感しにくいと感じる方も多いかもしれません。
そもそも歪みとはなぜ起こるのかご存知でしょうか。
実は健康な姿勢を保つために重要なのは筋肉の発達なのです。
毎日の姿勢が悪く特定の筋肉のみが衰えてしまったり、姿勢の乱れにより筋肉に凝りが蓄積し硬くなったりするのも原因のひとつだと考えられています。
適度な筋肉の発達と柔軟性が確保できていれば歪みは発生しないともいえるのです。
一般的に背骨の歪みと聞くと骨がズレていると想像するでしょう。
もちろん症状が進行すれば実際に骨がズレてくるのですが、直接的な原因は骨がズレることではなく、骨を支える筋肉の問題だといわれています。
子供の頃にはあまり背骨などの骨の歪みは見られません。
これは日常生活でよく遊んだり、スポーツをしたりすることで筋肉が刺激され、疲労の蓄積も解消していたからだとも考えられるのです。
特に筋肉のゆるみは左右でバランスが悪いことが背骨の影響を及ぼすといわれています。

中村格子先生が指摘する筋肉のバランス

整形外科医、スポーツドクターの肩書きを持つ中村格子先生は、骨の歪みの原因は左右や前後の筋肉のバランスが乱れたためだと指摘しています。
これらは普段の悪い姿勢の積み重ねや運動不足などの原因があると考え、それにより筋肉の負担が増したり筋力の低下がおこったりするとされています。
また、片方のみにカバンをかけて筋肉の使い方に偏りが見られる場合なども影響しやすくなります。
日常的な癖はそれが長期にわたるため、特定の筋肉が発達し左右のバランスが乱れるため背骨のズレへと発展する可能性があります。
中村格子先生は体の歪みをチェックし、姿勢を整える適度な運動が有効だとしています。
さらに重要となるのが正しい姿勢を維持するために使われる筋肉です。
この部分が衰えると重力に逆らうことができず、姿勢が乱れてしまいます。
これらの筋肉は加齢でも落ちやすいといいますから、日々の筋肉刺激により少しずつ維持するよう注意してみましょう。
姿勢を維持する筋肉はインナーマッスルとも呼ばれ、普段あまり意識していないため衰えてしまうことがあります。

ヨガでインナーマッスルを刺激する

日々続けながら姿勢を正すインナーマッスルを刺激する方法としておすすめなのがヨガです。
インナーマッスルは姿勢を維持するための筋肉ですから、通常の筋トレでは鍛えることができません。
つまり姿勢を正すことこそが一番の解決方法だといえるのですが、背骨が歪んでいる方は正しい姿勢を維持できない方も少なくありません。
そのための解消法として便利なのがヨガなのです。
ヨガは様々なポーズを取る身体技法のことで、その姿勢を維持しようとします。
最初はなかなかポーズが上手くできないと感じるのは、インナーマッスルが衰えているからだと考えられます。
上手く姿勢をコントロールしようとするときに自然とインナーマッスルが刺激され、継続することで背骨の歪みを改善する筋肉が付くようになってきます。
重要となるのが様々なポーズを正しい方法で実践することです。
上手くできないからといって自分流にアレンジするのは禁物です。
最初は難しくても続けるうちに姿勢が維持できるようになりますから、気長に続けるようにしましょう。

(まとめ)背骨の歪みがある方はどんな症状が現れるのか?

1.全身の不調とも関係ある背骨の歪み

背骨の歪みはどの箇所に問題が出ているかによりそれぞれの部位に影響が出ると考えられています。
そのため背骨の歪みは全身の病気とも密接な関係性があるとされています。
背骨は体の中心となる部分ですから歪みを改善させていきましょう。

2.背骨の歪みはそもそもなぜ起こるのか?

背骨の歪みの根本的な原因は筋肉の問題があるからと考えられています。
毎日の姿勢の乱れ、偏った筋肉の使い方、筋肉の疲労などが蓄積したためとされています。
基本となる原因を知らなければ背骨の歪みは予防できません。

3.中村格子先生が指摘する筋肉のバランス

スポーツドクターの中村格子先生が指摘するのは、筋肉のバランスが乱れたためです。
背骨の歪みというのは毎日の積み重ねで起こると考えられます。
そのために毎日少しずつそのバランスを整えると良いというのが先生の考え方です。

4.ヨガでインナーマッスルを刺激する

インナーマッスルを刺激するのに適しているのがヨガです。
様々なポーズを取り入れる方法ですから、インナーマッスルが緩んでいる方でも比較的実践しやすく、毎日の積み重ねで筋肉を刺激できるといわれている方法です。

 

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