股間接のズレは長時間座る人に起こりやすい

背骨の歪みは股関節のズレを招くのか?

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長時間座る現代人に起こりやすい股関節のズレ

股関節のズレは背骨の歪みから発展するというより、長時間座る作業をしている人に多く見られます。
座る姿勢が悪ければ当然背骨の歪みも引き起こしますから、長い時間座り作業をする場合は姿勢を正す必要があるといえます。
不自然で体に負担がかかる姿勢を長時間続けていたり、座ったりすることでも股関節を支える筋肉は常に緊張状態となり、疲労が蓄積して歪みを招いてしまうと考えられるのです。
人によっては股関節のズレにより腰痛が酷くなったり、肩こりや頭痛などを感じたりする人もいます。
人が座る姿勢はもともと背骨には不自然な状態となりますから、できるだけ姿勢を崩さず負担をかけない工夫が必要となります。
また、股関節が硬い方は筋肉の柔軟性が乏しいため、腰の周りの筋肉に負担をかけぎっくり腰になりやすくなります。

こんな症状がある方は股関節が歪んでいる

背骨の歪みから股関節のズレが気になる場合、次のような症状が無いかチェックしてみると良いでしょう。
当てはまる項目が多いほど股関節はズレているといえます。

正面から見ると肩の高さが違う

股関節の左右の高さにズレが出ていると、正面から見て肩の高さが違います。
自分で確かめる場合では姿見の前に立ち肩の高さをチェックします。
このときに左右どちらからが高くなっていれば股関節のズレがあると考えられます。

仰向けになる際に足の向きが違う

仰向けになり力を入れず自然な状態で寝ます。
そのときにつま先がどのような方向に向いているのかを確認します。
左右どちらかが極端に外側を向いている場合は、股関節のズレを疑いましょう。

開脚ができない

股関節がズレると開脚がしにくくなります。
体が硬い以外の原因だけでなく股関節のズレにより脚を両側に広げられない場合もあります。

股関節で音が鳴る

体操やストレッチなどをした際に股関節が鳴る人がいます。
以前は問題が無かったのに気が付いたら音がするようになっている場合は、股関節が徐々にズレてきたと考えられます。

股関節の歪みは足の変形にも繋がる

十全治療院のデータによると、股関節の歪みは足指の変形を招くとしています。
股関節がズレるとそれをかばおうとして無理な歩き方を続けることになります。
その結果、足指にも大きな負担をかけて、外反母趾などの問題が発生すると考えられているようです。
たかが骨盤の歪みと思わず、外反母趾がなかなか治らない方も股関節のズレを改善して足指のトラブルを解消してみてはどうでしょうか。
実際に治療院では股関節の歪みを改善することで足指の変形さえも治ってしまう事例があるとされています。
股関節の歪みは骨盤がズレることで足の稼動域が悪くなり、滑らかに足が動かないため足指に負担をかけてしまうと考えられています。
骨盤の歪みで足の動きが妨げられれば、極端な話歩きにくいなどの症状を感じやすくなります。
足が上がらずすぐにつまずいてしまう方、下半身の動作が悪いと感じられる方も対策してみることをおすすめします。
股関節を支える骨盤周辺には腸腰筋など足を上げ下げするために使われる筋肉があります。
加齢と共にこの分は衰えやすいため、これらインナーマッスルを刺激して整えましょう。

逆英雄のポーズで股関節を動かしやすくする

股関節の歪みにおすすめなのは逆英雄のポーズです。
足を大きく前後に開くことで股関節が刺激され、下半身のむくみ対策にも繋がるといわれています。
股関節の稼動域が良くなると考えられるだけでなく、お腹の筋肉も効果的に使うことができます。
1・右足を正面に出し、左足は斜め後ろに下げます。
2・両腕を高く伸ばし手のひらを内側に向け、背筋を伸ばしておきます。
3・息を吐きながら右膝を曲げて腰を深く沈めます。
4・息を吸いながら胸を広げ上半身を後ろ側に反らし5秒キープして終わりです。
この動作は左右の足を入れ替えて両方行ないましょう。
足をしっかり前後に開いて腰を落すため、骨盤を支える腸腰筋が刺激されます。
腰が痛い方は無理に上半身を反らせなくても良く、少しずつ反らせるよう実践してみてください。
腰を痛めないポイントは腹筋を使って上半身を反らせることです。
下半身の筋力が衰えている方も、腰を落とすことで少しずつ刺激を与えることができます。

(まとめ)背骨の歪みは股関節のズレを招くのか?

1.長時間座る現代人に起こりやすい股関節のズレ

現代人は長時間座ることで背骨の歪みや股関節のズレが起こりやすいといえるでしょう。
デスクワークで長時間座る方は筋肉が疲労しやすいため、股関節のゆがみに繋がるともいえます。
座ることが必要なら疲労物質を蓄積しないための工夫が必要です。

2.こんな症状がある方は股関節が歪んでいる

股関節の歪みは自分でもチェックすることができます。
ズレにより起こる問題が無いか1つずつ確認してみれば、どのくらい影響が出ているか自分でも判断できます。
問題が多いほど股関節は歪んでいる可能性があるといえます。

3.股関節の歪みは足の変形にも繋がる

股関節の歪みが外反母趾など足指の問題とも関連性があると考えられています。
普段背骨や股関節の歪みを意識していない方も、外反母趾の悩みがあるなら、同時に股関節にも問題があると判断してみましょう。

4.逆英雄のポーズで股関節を動かしやすくする

逆英雄のポーズは股関節がしっかりと伸びて、周辺にある筋肉も刺激されているのがわかります。
足を前後にしっかりと開く方法は普段使わない筋肉が刺激されますから、実践してみると効果も実感できるはずです。

 

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