マシンピラティスをする女性

音楽には自律神経を整える効果があるって本当?

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音楽を活用することで自律神経を整えることが可能といわれています

音楽は脳の自律神経に影響を与えることから、活用の仕方によっては自律神経を整える効果が期待できます。
私たちの脳波は音楽によって変動し、1/fゆらぎと呼ばれる周波数を持った音楽でアルファ波が多く出ると考えられています。
アルファ波には副交感神経を優位にする働きがあるとされているため、脳をリラックス状態に導くために活用できるでしょう。

音楽は脳波を変動させるため自律神経に影響を与えます

ピラティスは筋肉を鍛えることで姿勢を改善できるため、自律神経を整えることも可能と考えられています。
ピラティスのレッスンではBGMがかけられていることが多いですが、それは音楽にリラックス効果があるとされているからです。
音楽は脳の自律神経に影響を与えるということがさまざまな研究から明らかにされています。音楽を聴きながらピラティスを実践することで、相乗効果が得られる可能性があるでしょう。
わたしたちの自律神経には脳波が大きく関係しています。脳波は全部で5種類に分けられており、これらは人の状態によって出方が変わるといいます。

α(アルファ)波

8~13HZ、落ち着いている状態のときに出現します。

γ(ガンマ)波

30HZ以上、スポーツのときや高い興奮状態のときに出現します。

β(ベータ)波

14~30HZ、緊張や興奮状態、ストレスがあるときに出現します。

θ(シータ)波

4~7HZ、深いリラックス状態のときや入眠時に出現します。

δ(デルタ)波

3.5HZ以下、熟睡時に出現します。
中でもアルファ波には副交感神経を優位にする効果があるとされています。そのため音楽により脳をアルファ波に導くことでリラックス状態になることができるでしょう。

アルファ波を多く出現させるのはクラシック音楽や好みの音楽です

アルファ波を多く出現させる音楽というものが存在し、それらは実際に音楽療法として取り入れられています。
中でも1/fゆらぎと呼ばれる周波数を持った音楽には、アルファ波を多く出現させる効果があるとされています。
1/fゆらぎというのは、規則的であって規則的でない自然界によく見られる音のゆらぎのことです。たとえば川のちょろちょろというせせらぎや小鳥の鳴き声、風で木の葉がそよぐ音、波が押し寄せる音などが挙げられます。
また有名なクラシック音楽にも1/fゆらぎをもったものが多数あるとされています。クラシック音楽が副交感神経を優位にし、自律神経を整える効果があるといわれているのはそのためでしょう。
クラシック音楽の中でもでも、とくにリラックス状態に導きやすいと考えられているのが、モーツァルトの楽曲です。
ほかにもバッハやヨハン・パッヘルベルの楽曲はアルファ波を多く出現させると考えられています。ただしアルファ波の出現には、比較的個人の好みも少なからず関係しているということが研究調査でも明らかになっています。
ある実験では、好みの音楽を聴くことでβ波やθ波が減少しアルファ波が増加したという結果が出ています。したがってロックやヘビーメタルなどの激しい音楽でもアルファ波が出る可能性はあるでしょう。

アルファ波にはさまざまな症状や病気のリスクを低減する効果が期待できます

アルファ波が副交感神経を優位にすることから、音楽をうまく取り入れることで自律神経を整えることが可能です。
アルファ波にはそれ以外にもさまざまな効果があると考えられています。

脳を活性化させる

アルファ波には脳をリラックス状態に導く作用があるとされています。脳がリラックスすることで活性化されやすくなり、集中力・思考力・記憶力・想像力などのあらゆる機能が働きやすくなるでしょう。

血行を促進させる

自律神経のバランスが崩れていると、血管は収縮状態にあります。アルファ波が出現することで副交感神経が優位になると、血管が拡張されて血流が良くなるでしょう。
血行が促進されれば、冷え性・むくみ・肩こり・首コリ・腰痛などの症状が改善される可能性も高まります。

免疫機能が向上する

自律神経が整うことで血行が促進されると、体の隅々まで栄養が運ばれやすくなります。その結果として体の免疫力や回復機能を向上させる効果が期待できるのです。
免疫機能が向上することで、さまざまな病気にかかるリスクも低下することが想定されるでしょう。

(まとめ)音楽には自律神経を整える効果があるって本当?

1.音楽を活用することで自律神経を整えることが可能といわれています

私たちの脳波は音楽によって変動し、そのうちのアルファ波が多く出ると副交感神経が優位になると考えられています。
1/fゆらぎと呼ばれる周波数の音楽には、脳をアルファ波に導く効果があるため、脳の自律神経を整えるのに活用することができるでしょう。

2.音楽は脳波を変動させるため自律神経に影響を与えます

私たちの自律神経には脳波が大きく関係しており、脳波は5種類に分けることができます。
中でもアルファ波は副交感神経を優位にする効果があるため、音楽を聴くことでアルファ波を多く出現させれば、リラックス状態になることが可能といわれています。

3.アルファ波を多く出現させるのはクラシック音楽や好みの音楽です

1/fゆらぎと呼ばれる周波数を持った音楽にはアルファ波を多く出現させる効果があるとされています。
たとえば自然界にみられる音や有名なクラシック音楽などが挙げられます。好みの音楽を聴くことでもアルファ波が増加するという研究結果もあります。

4.アルファ波にはさまざまな症状や病気のリスクを低減する効果が期待できます

アルファ波には脳を活性化させる、血行を促進させる、免疫機能を向上させるなどの効果があると考えられています。
音楽を活用しアルファ波を出現させれば、さまざまな症状や病気のリスクを低減させることも不可能ではないでしょう。

自律神経を整えるピラティスについてはこちら。
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