ヨガで喘息の症状を緩和する

ヨガの喘息に対する効果と方法について

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ヨガは喘息の症状を緩和する

ヨガで喘息の症状を緩和する
ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴、激しい咳などが出る喘息は、呼吸が苦しくなり、つらい症状です。
寝る時や外出時、いつ発作が起こるか分からない喘息。持病として喘息を持っていると不安なものです。
さらにその不安から喘息の症状を起こすことがあります。
ヨガは深い呼吸をしながら、さまざまなポーズを取っていきます。
そのつらい喘息の症状をヨガで緩和することができます。

呼吸法とストレス解消で喘息を緩和

喘息の人は呼吸が浅く、早いことが多いです。
ヨガの呼吸法で深く空気を吸い込むことができるようになり、それが喘息の症状を軽くすることにつながります。
ヨガの呼吸法は血行をよくして老廃物も浄化されることで、免疫力もアップします。
喘息の原因となる風邪などもひきにくくなります。
また、背中の筋肉や肩甲骨をほぐすことで、呼吸をしやすくなるのも喘息が緩和できる理由です

喘息の症状をヨガで緩和する方法

喘息の原因の一つは浅い呼吸です。
ヨガの呼吸法やポーズで深く呼吸ができる体にしていくことで、症状の改善につながります。

背中の筋肉をほぐすヨガで喘息の症状を緩和

呼吸を深く吸うためには、胸部に空気が入っていくように背中の筋肉をほぐすことが必要です。
胸を開いて背中の筋肉をほぐしたり、肩甲骨周りの筋肉をほぐしたりするヨガのポーズを紹介しましょう。

魚のポーズ

魚のポーズは胸を開き呼吸が楽になります。
① 仰向けに寝て、足を閉じ、手のひらを上に向けて体の横に置きます。
② 肩を動かしながら両腕を背中の下に押し込みます。手のひらがお尻の下にくるような感じです。
③ 息を吸い、吐きながらヒジで床を押し、胸を天井に向かって持ち上げます。ここでお尻が持ち上がらないように注意しながら行いましょう。
④ その姿勢をキープしながら、頭を浮かせて首を反らせ、頭頂を床につけます。
⑤ 普通に呼吸を繰り返しながら、30秒ほどキープします。首を痛めている人は無理をしないようにしてください。
⑥ 息を吐きながら頭を戻し、背中を床に下ろします。

魚のポーズは安眠のポーズと言われています。
それだけ胸が開き、呼吸が楽にできるようになるポーズなので、夜寝る前にやってみるといいでしょう。

ヨガの呼吸法で免疫力を高め喘息を改善

ヨガの呼吸法は腹式呼吸です。
鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹に空気を溜めて膨らませます。
膨らんだお腹から空気を出すように、ゆっくりと鼻から息を吐き、お腹をへこませます。
深く正しい呼吸法をマスターすることで、次のような効果があると言われています。

  • 血液中の酸素量が増え、新鮮な血液が体中に行き渡ります。
  • 血行がよくなり、老廃物が排出されやすくなります。
  • 深く呼吸ができるようになると、心肺機能が高まり免疫機能もアップします。
  • 精神的に落ち着き、ストレスが解消されます。

ヨガを続けていることで、自然と呼吸法が身にき、喘息の改善にも効果があると言われているのです。

喘息の人がヨガを行う際の注意点

ヨガを始めて行う人や慣れていない場合、呼吸法がうまくできずにかえって咳が出てしまう場合があります。
特に仰向けに寝て行う「シャバーアーサナ」はリラックスするとともに、副交感神経が有利になって体が温まり、咳き込んでしまうことがあるのです。
その場合は、仰向けにならずに、足を投げ出して座り、呼吸を続けましょう。
咳き込むと止まらなくなってしまうことに恐怖や不安を感じてしまうと、ヨガを続けることができなくなってしまいます。
最初は無理をせずに、できる範囲で行うことも大切です。

ストレスを解消することが喘息改善になる

喘息の原因のストレスを解消して喘息を解消
特に大人の喘息はストレスが原因で起こると言われています。
ストレスが溜まると呼吸が浅くなり、喘息を悪化させてしまいます。
ヨガの呼吸法は、交感神経や副交感神経をコントロールする自律神経に影響を与えます。
腹式呼吸を繰り返し行うことで、副交感神経の働きを活性化させ、リラックスさせてくれるのです。
深い呼吸は自律神経のバランスを整えることができ、気持ちを落ち着かせることができるのです。
嫌なことがあった時や、不安になった時、緊張した時などは腹式呼吸をすることで気持ちが落ち着きます。
ストレスが解消されることで、喘息の原因が一つ改善されるということです。

深く呼吸をすることが喘息の改善につながる

ヨガは喘息の症状を緩和してくれる効果があると言われています。
ヨガで行われる腹式呼吸をマスターすれば、深く呼吸をすることができるようになり、喘息の症状を緩和することが可能です。
呼吸法は血行をよくしたり、老廃物の排出を促したり、心肺機能を高めたりして免疫力をアップさせます。
また、魚のポーズのように、胸を開き背中の筋肉をほぐすポーズを取ることで、深い呼吸をしやすくなります。
ただし、副交感神経が優位になり体が温まると、咳が出やすくなることもあるので、呼吸法に慣れるまでは無理をしないポーズを取るなど、体に負担をかけないように行うことが必要です。

 

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