ピラティスが妊婦に良いといわれる理由とは？

ピラティスは姿勢や筋肉のバランスを整えることから妊婦に良いとされる

妊娠や出産は人生の一大イベント。
妊娠がわかって大喜びで予定をたてている人もいるのではないでしょうか？
しかし、喜びもつかの間妊娠期間中の妊婦の負担は軽いものではありません。
妊娠期間中で妊婦の体重はおよそ10キロ体重が増加します。
それを支える妊婦の身体の負担も少なくはありません。
妊娠中は子宮が大きくなって腹部も前にせり出します。
前に出たおなかを支えるための骨盤や背骨のケアを早めにはじめましょう。
ピラティスは妊娠中にもおすすめのエクササイズです。
姿勢や筋肉のバランスを整えるためにも効果的と言われています。
腰痛やむくみなど妊娠に伴う症状に悩んでいる人にもおすすめ。
ピラティスで心身のバランスを整えて、人生の一大事である出産に挑みましょう。

妊婦の身体の変化とピラティス

妊娠すると身体は大きく変化します。
それはお腹が大きくなるだけではなく、赤ちゃんが生まれる準備を身体全体が始めるのです。
妊婦の骨盤は出産に向けて徐々にゆるんでいきます。
骨盤はもともと複数の骨がじん帯でつながってできています。
妊娠前はキュッとしまっていますが、出産するためには赤ちゃんが通るためのスペースが必要です。
そこで出産に向けて骨盤はゆるんでいくのです。
出産時に骨盤がゆるむことは問題ありません。
しかし骨盤にゆがみがあるとじん帯がゆるみ骨盤はグラグラになってしまいます。
加えて妊娠中はお腹が大きくなって、身体の重心も前になりがちです。
　
骨盤がゆるんだ結果、便秘やむくみを引き起こし、新陳代謝も低下します。
マタニティピラティスはゆったりとした動きの中で安産するための身体作りをおこなうエクササイズ。
妊娠中ゆがみがちの身体をケアするためにピラティスを生活に取りいれましょう。

妊婦必見のピラティスの呼吸法とは？

ピラティスと他のエクササイズの違いのひとつが呼吸法です。
呼吸はピラティスの中でもとても大切な要素。
丁寧な呼吸は酸素を豊富に取り込み身体をリラックスさせてくれます。
ピラティスの呼吸法は身体のコアを意識しておこなう呼吸法です。
ピラティスの呼吸では鼻から息を吸って、口から息をゆっくりと吐き出します。
ゆっくりと吸ってゆっくり吐き出すことを意識しましょう。
5秒間で息を吸って、同じ時間で吐き出す10秒間の呼吸が基本です。
エクササイズ中は呼吸を止めず、身体に酸素を取り込み続けます。
ピラティスの呼吸は出産時の呼吸の練習にもなるといわれています。
呼吸には酸素を取り込むことで、自律神経を整えて身体をリラックスさせる効果があります。
リラックスした状態は赤ちゃんをスムーズに産むためにも大切です。
出産時にパニックにならないためにも出産のための呼吸法をトレーニングしておきましょう。
あらかじめ練習しておくことで落ち着いた気持ちで出産に臨むことができるのです。

妊婦のストレス発散方法にはピラティスがおすすめ

妊娠中は愛おしいわが子に会うための大切な期間。
幸せに包まれるように過ごしたいと考えている人も多いかもしれません。
しかし現実は非情です。
妊娠中はストレスを溜め込めやすい時期。
お腹の赤ちゃんことで不安を感じたり、体調の変化に戸惑いを感じたりと小さな感情の変化にもデリケートになってしまいます。
妊婦のストレスはお腹の赤ちゃんにもあまりいい影響を与えません。
ストレスで生活や食事のバランスが崩れることも赤ちゃんには良くないでしょう。
妊娠中のストレスは女性ホルモンの影響とも言われています。
ストレスを溜め込まないようにするのが一番ですが、自分にあった解消法をもつけるようにするのもストレスへの対処法です。
没頭できるような趣味や、身体を動かすことがストレス解消には効果的です。
ただし、激しい動きを伴うものには注意が必要。
ピラティスのようなゆったりした動きのエクササイズが最適です。
安産に向けた準備をしながらリフレッシュできる方法を探しましょう。

（まとめ）ピラティスが妊婦に良いといわれる理由とは？