目次
ドローインは呼吸法の1つですが、ヨガではそれだけに頼らずポーズを行って筋肉強化を行います
ドローインはお腹をへこませて体幹を鍛える方法ですが、コアの一部の腹横筋だけなのでその他の方法も行ってコア全体まで強くしましょう。
ドローインの方法は腹式呼吸をしてお腹をへこませた状態でキープし、その後へこませた状態で胸式をするというものです。
またヨガではポーズと共に呼吸法を行うので、初めはうまくできないかもしれません。
その場合はインストラクターの指導を受けてドローインやポーズを行いましょう。
ドローインはお腹をへこませて体幹を鍛えようとする方法です
ドローインとは呼吸法のことで、それにより体幹を鍛えることを目指しますが、ドローインだけを行えば体幹が強くなるわけではありません。
しかし、ドローインは体幹だけであれば鍛える役に立つでしょう。
ですがさらにその奥にあるとされるコアの部分を全て鍛えているわけではないのです。
コアとは
まず体幹は頭と四肢を除いた身体の首から下、股関節から上の大体胴体にあたる部分を指します。
そしてコアの場合は範囲が狭くなり、腹腔壁を形成している骨格などの組織のことで、その部分には横隔膜や骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋があります。
この4つを総称してインナーユニットと言われているのです。
ドローインで鍛える部分
インナーユニットのうち、腹横筋のみを鍛える方法なので、ドローインだけを行うよりその他の呼吸法などによってバランス良く他の3つも強くしていく必要があります。
ですがあまり行わなくて良いのではありませんが、もし腹横筋が弱いためにポーズが取りにくくなっているのならドローインも積極的に行いましょう。
ドローインなどの呼吸法を行ってコアを強化しましょう
ヨガをする時にはポーズと呼吸法を合わせて行いますが、ドローインだけでなくその他のポイントも大切にしましょう。
ドローインの仕方
まず立った状態や座った状態で姿勢を良くし、お腹を膨らませながら息を吸ったらそのまま息を止めます。
そしてお腹をへこませるように吐いてから、お腹の奥へおへそが入っていくようにお腹をへこませましょう。
そこで手をお腹にあててへこんだ状態を確認してから30秒間キープし、そのあともお腹に手をあててお腹はへこませたまま胸式呼吸を行います。
腹横筋以外も鍛える方法
インナーユニットを鍛えるためには、骨盤をニュートラルの状態にして呼吸法などを行うことがおすすめです。
骨盤をニュートラルにするとは、骨盤の水平面がほぼたいらで骨盤前面の出っ張ったところから恥骨までが垂直になっている状態です。
この状態が最も安定すると言われており、その状態で行うとバランス良く筋肉がつくと期待できます。
呼吸法とポーズを正しく身につけるにはスタジオへ出かけることもおすすめです
ヨガはポーズと呼吸法を同時に行うことが特徴ですが、始めたばかりの頃はポーズのやり方を追うことで精いっぱいになりがちです。
もしネット動画やDVDを見て一人で学習していた場合、形を知るには良いかもしれませんが、どうやって呼吸法とポーズを一緒に行うか悩んだ時の解決は難しいでしょう。
そのような場合にはヨガのインストラクターにアドバイスを求めることがおすすめです。
ヨガスタジオでレッスンを受ける
インストラクターの指導を受ける方法の1つに、ヨガ専用スタジオでレッスンを受けることがあります。
グループレッスンとプライベートレッスンがあり、自分の希望や経験値などによってクラスを選ぶことが可能です。
そこで自分の身体に合った呼吸法とポーズの行い方を教えてもらいましょう。
定期的に通うと身につきやすい
ヨガは継続して行うことにより呼吸法とポーズが身につき、歪みの改善や心の変容が訪れるものです。
そのため1つのスタジオへ定期的に通ってインストラクターの指導を受けることをおすすめします。
しかし実際のレッスンを見て自分に合うかを確認してから入会した方が続けやすいので、事前に見学や体験をしておきましょう。
(まとめ)ヨガでドローインをしない方がいいの?
お腹をへこませて体幹を鍛えるドローインですが、コアの一部のみなので、ヨガのポーズや呼吸法を合わせて行ってコア全体を鍛えましょう。
呼吸法とポーズを一緒に行うコツを知るにはインストラクターに習うことがおすすめです。
ドローインは呼吸法の1つですが、体幹の一部、具体的にはコアのうち腹横筋を鍛える方法です。
そのためドローインだけを行わずその他のインナーユニットを鍛えるための方法も必要になります。
ドローインの方法は、腹式呼吸で息を吐き出したあとお腹をへこませた状態で30秒キープし、へこんだ状態を確認しながら胸式呼吸をする方法です。
また、骨盤をニュートラルの状態にすることで筋肉がバランス良くつくことを助けるので同時に行いましょう。
一人で学習していても、ヨガの呼吸法とポーズがうまくできないことも多いので、インストラクターの指導を受けてみましょう。
スタジオの利用が便利で、定期的に通うと身につきやすくおすすめです。