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ホットヨガは低血圧の人が行ってもいいの?

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低血圧に悩む人でもホットヨガは可能です

高血圧の場合はホットヨガに向かないと言われる一方、低血圧の場合はホットヨガを行っても問題ありません。
ただしホットヨガを行う環境が体に負担になりすぎないよう、事前準備や注意点の理解をしっかりと行ったうえで、ムリのない範囲で取り組むことが大切です。
ホットヨガと低血圧の関係を覚えておくことで、ある程度体の負担を減らすことができます。

ホットヨガの体感温度はサウナとは異なります

低血圧の人がホットヨガに取り組むにあたって、心配になるのはホットヨガを行うスタジオ内の室温ではないでしょうか。
とくに室温40度前後の環境というと、サウナを連想する人も多いかもしれません。
低血圧でサウナが苦手という人は、ホットヨガも同じように苦手かもしれない、と考えてしまいがちです。
しかし実際のところ、ホットヨガとサウナの環境は全く異なります。
その理由は湿度です。
サウナが約5~30%の湿度を保ち乾燥しているのに対し、ホットヨガは同じ室温でも55~65%ほどの湿度の中で行います。
湿度が全く異なるため、同じ温度でも体感温度が違うのです。
サウナのような暑さはなく、ホットヨガを行う環境は心地よさい暖かさに包まれています。
そのためサウナのような暑さが苦手という人でも、安心してヨガに取り組むことができるでしょう。
ちなみにこのホットヨガの温度と湿度は、ヨガを行ううえで重要な体の柔軟性を高くするのに最適な環境だと言われています。

水分補給を欠かさず、血液量を減らさないようにしましょう

ヨガを行う環境そのものは、低血圧の人に対しても問題ありません。
しかし常温よりも温度が高いことには変わりないため、低血圧で悩まないためには適切な自己管理で安全にヨガに取り組む必要があります。
低血圧の人に、とくに重要なのは水分補給です。
ホットヨガを行うと、体自体はそれほど動かさないにも関わらず、激しく運動した後のような大量の汗をかきます。
体から大量の水分が抜けていくため、当然そのままだと血の量も減ってしまい、低血圧の症状が出やすくなってしまうのです。
水分補給というと、失われた水分をその場で補給するようなイメージかもしれませんが、低血圧の人の場合はもう少し工夫が必要です。
まずヨガを行う数日前から、水分を意識的に多めに摂っておくとよいでしょう。
すると最初から体内に十分な水分が行き渡った状態でホットヨガを始められるので、低血圧になりにくいと考えられています。
またレッスン直前・最中・終了後まで、一気にではなく何回にも分けて水分補給を繰り返すようにしましょう。
ホットヨガにおける水分の必要量は、1時間に1リットルが目安です。
たくさん飲んだと思っていても、足りないことがあるため気をつけましょう。

体験レッスンを利用して、自分に合った環境を探してみましょう

低血圧と一口に言っても、実際にどのくらいの環境でどんな症状が出るのかはその人によります。
またスタジオによって温度やポーズの難易度にも差があるので、自分に合ったところを見つけるのが大切です。
本格的にホットヨガに取り組む前に、まずはスタジオの体験レッスンに申し込み、実際の環境を確認してみましょう。
とくに低血圧の人は、最初から40℃の環境で行うのではなく、やや低めの温度から取り組んでみるのがおすすめです。
実際の体感温度だけでなく、ポーズの難易度はどれくらいか、水分補給のタイミングは自分に合っているかなどもチェックしておくとよいでしょう。
またレッスンの際は、インストラクターに低血圧であることを申告しておくことで、配慮してもらうことができるはずです。
ヨガは正しく行えば体を整えるのに役立ちますが、ムリをしたり、甘く見ていたりすると体調不良につながります。
水分補給を正しく行い、インストラクターの指示を守ったうえで、ムリをせずに続けていきましょう。

(まとめ)ホットヨガは低血圧の人が行ってもいいの?

1.低血圧に悩む人でもホットヨガは可能です

低血圧の場合でも、ホットヨガをやることそのものには問題がありません。
しかし体の負担を避けるためにも、ホットヨガを行う前に事前準備をしておいた方がよいでしょう。
またムリのない範囲に留めることも重要です。

2.ホットヨガの体感温度はサウナとは異なります

ホットヨガの環境について、サウナのようなイメージを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、サウナとホットヨガの環境は全く異なります。
ホットヨガを行う部屋は心地よさい暖かさがあるので、低血圧でも安心して取り組めるでしょう。

3.水分補給を欠かさず、血液量を減らさないようにしましょう

ホットヨガは大量の汗をかきます。
低血圧の人の場合、水分不足によって血液量が減ってしまい、低血圧の症状を引き起こすことがあるため、水分摂取をホットヨガの前から積極的に行いましょう。
また終了後にも水を飲みましょう。

4.体験レッスンを利用して、自分に合った環境を探してみましょう

低血圧の人の場合は、体験レッスンを通じて自分の体に負担のかからない温度や難易度のところを選ぶのがよいでしょう。
またインストラクターに事前に申告しておくことも大切です。
ムリをせず、自分のペースで続けていきましょう。

 

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