ボールを使ったピラティス

【保存版】ピラティスボールの効果と使い方は?

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ピラティスボールは身体への負担を軽くし、無理なく体幹トレーニングを行うことが出来ます

一般的にミニサイズのバランスボールのことをピラティスボールと呼びます。ピラティスボールを導入して行うピラティスでは、ピラティスボールを足で挟みながらポーズを維持したり、ボールに座ってバランスを取ったりするさまざまなエクササイズを行うことができます。
ボールを使うことで、無理なく行える筋力トレーニングやストレッチのバリエーションを増やすことができるでしょう。ただボールを挟むだけでなく、姿勢を安定させるためにバランスを取りながら、呼吸を長くしたり体を十分に伸ばしたりできるメリットがあります。
また、ボールに座っているだけでも身体のバランスを取るのが難しいため、姿勢を維持するための筋肉といわれる体幹のトレーニングに効果的といわれています。ピラティスボールでは普段意識することが難しい、身体の深層部にある筋肉や腹筋などを効率よく鍛えることができるでしょう。

ピラティスボールを使うメリットはさまざまです

ピラティスボールを使ったトレーニングでは、簡単なポーズで効率よく筋トレやエクササイズ運動をすることができます。そのため、スポーツをしていない人や普段から身体を動かす機会がないなど、運動習慣がない人にも取り組みやすいでしょう。

運動習慣がない人にも取り組みやすいトレーニング

【バランスを取る動作】
ピラティスポールは正しい姿勢で行うことが重要です。ボールの上に座っているだけでも、背筋を伸ばし正しい姿勢を維持しながら安定して姿勢を保つためにバランスを取り続ける必要があります。正しい姿勢を保ちながら、無理なく身体中の筋肉を刺激することができるでしょう。
【体幹を意識する】
ピラティスボールを使用するときには、姿勢を維持するために身体の体幹を意識してトレーニングすることができるため、効果的に筋力をアップさせることができます。体幹の筋肉は、日常生活でほとんど使わないものもありますが、ボールトレーニングでは無理なく体幹を鍛えることが期待できます。
ピラティスボールは軽いため、ボールを持ったり挟んだりするトレーニングよりも負荷があまりかかりません。筋力に自信がない人や運動が苦手な人にも使いやすいアイテムなので、手軽に取り組めるでしょう。
ボールを使用するトレーニングでは、重い負荷を使用せず自重でトレーニングを行います。筋力に応じたトレーニングのため、誰にでも安全に行える運動といえます。

筋力トレーニングにより、ダイエットにも効果的

ピラティスボールを使った無理のない筋肉トレーニングでは、体幹の筋肉を強化することが期待できます。体幹が鍛えられると正しい姿勢を維持できるようになるため、猫背などが原因になりやすい肩こりや血行不良などの改善も期待できるでしょう。
血流が上がると、新陳代謝が向上して細胞に栄養が運ばれやすく老廃物が排出されやすくなるといわれています。老廃物が溜まりにくくなるデトックス効果でダイエットにもつながるでしょう。
また、トレーニングにより筋力がアップして筋肉量が増加すると、基礎代謝が高くなるといわれています。基礎代謝のアップによって、日常生活を送っていても普段のエネルギー消費量が増えてダイエット効果が期待できるでしょう。
普段なかなか刺激されない体幹の筋肉を刺激して鍛えることで、根本から太りにくい身体になり、リバウンドもしにくいというメリットが期待できます。

エクササイズにピラティスボールを取り入れてみよう

エクササイズの効果をアップさせるためには、適したバランスボールやミニボールを選んで活用しましょう。トレーニングの効率アップやエクササイズのサポートには、使いやすい大きさのバランスボールを選ぶことが大切です。

エクササイズにはバランスボールやミニボールを活用しよう

【バランスボールの選び方】
バランスボールを使用したエクササイズは、正しい姿勢で行わなければなりません。ボールに座ったときに膝の角度が90度くらいになるものだと、背筋が伸びて正しい姿勢を維持しやすいでしょう。
バランスボールは、通常身長に合わせて大きさを選びます。身長が150cm~165cmの人に適したボールの大きさは直径55cmといわれているので、この大きさを目安にボールを選ぶといいでしょう。バランスボール運動では、不安定なボールの上に座ることでのバランス能力の向上に役立ちます。
【ミニボールの使い方】
ミニボールは、痛む関節をリリースしたり、エクササイズのときにバランスを取る効果をアップさせたりします。また、エクササイズの補助に使いトレーニングすることもできます。大きなバランスボールを使用するのが難しいトレーニングのときに、無理してケガをしないように利用するのがおすすめです。足などでボールを挟む使い方など、関節を安定させる場合にも適しています。

初心者には大きめのボールから始めるのがおすすめ

バランスボールの選び方は、目的によって変えることもあります。使用するボールが小さいほどエクササイズの難易度が上がるといわれています。
ハードな腹筋エクササイズには、小さなボールが適しているでしょう。小さなボールを使ってバランスを取りながら腹筋に意識を集中するトレーニングを行うことで、効率よく鍛えることが期待できます。
反対に、筋肉を鍛えるためのワークアウト用に使用するときには、重さのある大きめサイズのボールが適しています。ただし、エクササイズのときに大きさが合わないボールを使っていると、正しい姿勢でトレーニングを行うことができずケガをする恐れがあるので気をつけましょう。
バランスボールのサイズは、エクササイズの種類や自分のフィットネスレベルに応じて、合うサイズが異なります。特に初心者の場合、やさしいトレーニングから始めることが大切です。
無理しないように初心者は大きめのボールから始めるなど、レベルに合わせて使うバランスボールのサイズを考えましょう。

ボールに座るときは姿勢を意識しましょう

バランスボールに座るときには、常に正しい姿勢を意識して座りましょう。バランスボールは難しいポーズを取る必要もなく座っているだけで簡単に行えるトレーニングといえます。さらに座り方のポイントに気をつけることで、トレーニングの効率アップが期待できます。
【バランスボールの座り方】
バランスボールに座るときには、腰かけ方が浅くなったり深くなったりしないようにボールの真上に座りましょう。足は肩幅に開いて、地面に足を着いたときの膝の角度は90度位になるのが正しい座り方とされています。
安定感を高めるため、座骨で座るよう意識して背筋をまっすぐ伸ばします。正しい姿勢が崩れないようにバランスを維持しましょう。
【座り方のポイント】
正しい座り方で座りそのまま姿勢を維持するときには、身体に無駄な力が入らないようにしましょう。バランスを取りやすいように背筋を伸ばした正しい姿勢で、腹部の内蔵の周りにある腹筋群・脊柱起立筋・腸腰筋群・内転筋群などの体幹の筋肉に意識を集中して鍛えるのがポイントです。

正しい姿勢で座るとバランス感覚を鍛えることができます

安定なバランスボールに正しい姿勢で座ることにより、 身体を常に安定させるために必要なバランス感覚を鍛えることができるでしょう。バランス感覚とは、その場の姿勢や移動中の身体の動きが崩れないように維持したり、崩れを素早く回復させたりする能力のこととされています。
【バランス感覚と体幹】
体幹が普段から鍛えられてしっかりしていることが、バランス感覚が良い状態といえるでしょう。身体のコアとなる脊柱や腹筋周りの深層筋が体幹といわれています。
体幹は外見ではわからない深層部にある筋肉です。一般的な筋トレよりもバランストレーニングのアイテムを使用したトレーニングによって効率よく鍛えることができるでしょう。
【バランス感覚を鍛えるメリット】
バランスボールで体幹を鍛えると、自然と身体のゆがみ、崩れが改善されるようになるため、関節や筋肉に必要以上の負担がかかりにくくなります。もし普段から無駄な負荷が筋肉にかかり続けていると、負荷のために筋肉に痛みが生じている場合があります。
バランス感覚が鍛えられると、無駄な負担から生じている痛みの改善も期待できるでしょう。

(まとめ)ピラティスボールの効果と使い方は?

ピラティスボールには、簡単に体幹トレーニングを行うことができるというメリットがあります。

ピラティスボールには、簡単に体幹トレーニングを行うことができるというメリットがあります。体幹を鍛えることでバランス感覚が磨かれるため、ゆがみが生じていた姿勢が改善され、動くときにかかっていた無駄な負担が軽減されることが期待できるでしょう。
体幹を鍛えることで新陳代謝のアップや基礎代謝が期待できるため、ダイエットにも適しているでしょう。ピラティスボールはさまざまなメリットがありますが、自分の身長やエクササイズの種類に適したサイズのボールを選んで正しい方法で行わないといけません。
無理な方法でトレーニングを行っていると逆に筋肉に負担がかかる場合があるので、気をつけて効率よく行いましょう。

 

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