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肩甲骨はがしとは?

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肩甲骨はがしとは肩甲骨を動きやすくするためのエクササイズです

肩甲骨はがしは、肩こりなどが原因でこり固まった筋肉によって肩甲骨の動きが悪くなっている状態を改善させるためのエクササイズといえます。肩甲骨は背中にある三角形に見える形をした骨のことです。
デスクワークでパソコンを使用する機会が多い、姿勢が悪い、あまり運動をする機会がないなどの生活が続くと、肩甲骨まわりの筋肉がこり固まってしまう心配があるでしょう。肩甲骨はがしには、その固まった筋肉をほぐして肩甲骨の動きをスムーズにする働きがあるとされています。

肩甲骨はがしは肩こりなどの改善が期待できるエクササイズです

肩は人間の体の中で一番複雑な動きをする関節です。そして肩を自由に動かすために大きな役割を果たしているのが肩甲骨といわれています。
背中側の左右の肩に見える三角形の形をしているのが肩甲骨で、首や頭を支える筋肉や、背骨とつながる筋肉などたくさんの筋肉で固定されているといえるでしょう。とくに肩甲骨を動かす重要な筋肉には、背中の表面に近い場所にある僧帽筋、体の深い部分にある肩甲挙筋と菱形筋などがあるとされています。
これらの筋肉が疲労状態になったり、老廃物が蓄積されたりすることで血行不良が生じているのが肩こりの状態といえます。デスクワークでいつのまにか猫背になっていたり、顎が前に突き出ていたりなど、姿勢が悪くなっていると重い頭を支える筋肉に大きな負担がかかることになるでしょう。
肩まわりの筋肉が、悪い姿勢などによって疲労が溜まり血行が悪くなると、筋肉がこって動かしにくくなり痛みが生じたりします。なかでも肩甲骨につながっている筋肉が、肩こりへの影響が大きいといわれています。
肩甲骨はがしで肩甲骨をエクササイズなどで動かすことで、こり固まった筋肉をほぐして肩こりなどの症状の改善が期待できるでしょう。

肩甲骨はがしでは肩甲骨の動きが改善されます

肩甲骨は、とくに肩を上げ下げする動作や肩を内側に巻き込む動作、肩甲骨を背中側に寄せて肩を開く動作などに大きく関係しています。また伸ばした状態の腕を体の横で上下させる動きにも関係しています。
このようにさまざまな動きに関わっている肩甲骨ですが、姿勢の悪さなどから肩こりになると肩周りの筋肉によって肩甲骨の動きが妨げられる場合もあるでしょう。肩こりのために肩甲骨が背中に張り付いたように動かなく感じられる状態になると、筋肉を動かすことができないため血行が悪くなって、肩甲骨まわりの筋肉のこりがさらに悪化する恐れがあります。
肩こりを改善するために、体の表面に近い場所にある僧帽筋はマッサージなどでこりをほぐすことができるといわれています。ところが深い部分にある肩甲挙筋や菱形筋はマッサージが届かないため、背中に張り付いている肩甲骨が大きく動けるように肩甲骨はがしで背中からはがすことが大切といえます。
肩甲骨はがしによって、こり固まった肩の筋肉がほぐされると、肩こりの原因となっている深部の筋肉まで改善が期待できるでしょう。

肩こりをなくすには筋肉を鍛えることも大切です

肩こりはデスクワークなどによる前かがみになっている姿勢や、なで肩、ストレートネックなどのような元からの体型や骨格などが主な原因とされています。これらの原因から肩甲骨まわりの筋肉が硬くなっていくと、肩こりが生じるといえるでしょう。
肩甲骨はがしで筋肉をほぐすことで肩こりの改善が期待できますが、肩こりが改善されたあとにも姿勢の悪さなどがそのまま変わらない場合には、またいずれ肩こりの状態に戻る心配もあります。またつらい肩こりになりたくないというときには、肩こりの原因とされている、「姿勢の悪さ」などもしっかりと改善しなければなりません。
肩甲骨はがしにプラスして、姿勢の歪みを改善するためのエクササイズや、体幹中心の筋力トレーニングを同時に行うピラティスなら、肩こりの根本的な改善を図ることができるでしょう。ヨガのように難しいポーズをとらなくても、ムリなく行える安全なエクササイズなので、体がかたい方や高齢の方でも行いやすいというメリットもあります。
少しだけ鍛えてすぐにやめても十分な効果は得られません。ムリなく続けることが大切なので、肩甲骨はがしにはピラティスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

(まとめ)肩甲骨はがしとは?

1.肩甲骨はがしとは肩甲骨を動きやすくするためのエクササイズです

肩甲骨はがしは、肩こりなどでこり固まった肩周辺の筋肉をやわらかくするためのエクササイズです。姿勢が悪い、運動不足などの生活が原因で肩甲骨が動きにくい状態からの改善が期待できます。

2.肩甲骨はがしは肩こりなどの改善が期待できるエクササイズです

肩まわりのさまざまな筋肉がつながっているとされているのが、背中側に見える三角の形をした肩甲骨です。 日常的に姿勢が悪く、肩周りの筋肉がその負担からこり固まっている時には、肩甲骨はがしで筋肉をほぐすことで肩こりの改善が期待できます。

3.肩甲骨はがしでは肩甲骨の動きが改善されます

肩甲骨は肩回りのさまざまな筋肉とつながっているため、肩の上げ下げや腕の上げ下げなど、さまざまな動きに関係しています。肩甲骨はこり固まった筋肉に動きを妨げられるので、肩甲骨はがしで筋肉の柔軟度を上げることで可動域の改善が期待できます。

4.肩こりをなくすには筋肉を鍛えることも大切です

肩こりは、日常的になっている悪い姿勢やストレートネックなどの骨格が原因で生じやすいといわれています。ピラティスなら、肩こりの改善だけでなく、正しい姿勢に戻りやすいように体幹を鍛えるエクササイズを行うことも可能です。

 

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