ピラティスをする女性

ヨガは月2回でも効果はあるのですか?

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効果的にヨガを行うなら、月2回より週1~2回の実施が良いでしょう

ヨガは、様々なポーズに呼吸法を取り入れることで、自分の内面をコントロールしつつ体の状態を整えるものです。
ヨガを行う頻度が少ないと、ポーズをとることに集中してしまって正しい呼吸法がおろそかになってしまうとか、その逆もあり得ます。
もしもヨガで筋力を鍛えたいと思う場合、筋力を鍛えるにはその運動を2日に一度行うほうが良いといわれていますので、お休み期間が長すぎると必要な筋力を鍛えられません。
少ない頻度で多くのポーズをしてしまうと、その後の筋肉痛などでヨガを続けることに抵抗を感じる可能性もあります。
できればヨガは、週1回以上は実施するようにしましょう。

ヨガによってこれほどの効果が得られます

ヨガは、様々なポーズ(アーサナ)を取ることで、関節を広く動かし、筋肉を伸ばしたり筋力を発揮したりすることで、自分の体に意識を集中させると同時に、内面(心)の動きをコントロールすることを目的として行われます。
そして、その運動的な要素は体の状態を確実に変化させ、また精神に対しても効果を発揮します。
ヨガにはどのような効果が期待できるのか、ご紹介しましょう。

調和と統一、そしてバランスを改善する

日々の生活の中で、体の使い方には偏りが生じています。
それによって起こる姿勢や動作の異常を、ヨガによって修正することができるようです。
また、心の中で起こる欲望とそれを抑えようとする感情とのバランスを修正したり、日常生活上で生じる体や心への無理をコントロールして、自己修正したりするという効果もあるといわれています。

精神を安定化させる効果

自分の内面(心)を意識することで、その変化に気づくことができたりすることで、うつを改善する効果もあるといわれています。

肩こりなど筋肉のこりをほぐす効果

筋肉を収縮させたり、あるいは関節を大きく動かして筋肉を伸ばすことによって血管は圧迫され、血液を心臓へ押し戻そうとする働きが生じます。

これにより、ポーズ(アーサナ)で意識的に動かした部分では、血行が改善します。
筋肉のこっている部分では、血行障害が起こっているといわれており、ヨガを実施することによってこの筋肉のこりを改善する効果があるようです。

肩こり改善が期待できるネコの背伸びのポーズ

ヨガのポーズ(アーサナ)によって肩こりを改善したいのであれば、ネコの背伸びのポーズを一度試してみてください。
このポーズには、肩こり改善の他にも肩から腕、背中にかけての血行を促進したり、内臓機能の促進、さらには集中力を高めたりといった効果があります。
では、このポーズの実施方法をご紹介しましょう。

  1. 床の上で四つ這いになります。
    この時、両手と両膝は肩幅に開くようにします。
  2. 息を吐き尾骨と頭を持ち上げるようにしながら、両腕は肘をのばしたまま前方へ両手を滑らせていきます。
  3. 両手で床を遠くの方へ押すようにしながら、背中と肩甲骨を大きく開くようにします。
    この時、顔はお腹の方を向くように、顎をのどにつけるようにしましょう。
  4. 息を吸うとき背中を丸め、息を吐くときには背中を反らすように意識しましょう。

この姿勢を、10~30秒間キープします。

さまざまな効果を期待できる鍬のポーズ

ヨガのポーズ(アーサナ)の中に、「鍬のポーズ」というものがあります。
比較的難易度は高く、また身体の柔軟性を必要とするポーズでもあるため、いきなり行うというよりは、様々なヨガのポーズを行って体の柔軟性が高まってきてから最後に行ったほうが良いとされるポーズになります。
この鍬のポーズでも、肩甲骨周囲を大きく動かすために、肩こりや頭痛を改善する効果、疲労を回復する効果に加えて、精神を安定化させる効果も期待されています。
それでは、この鍬のポーズがどのように行われるのか、見てみましょう。

  1. 床に仰向けに寝て、両腕は体の横に置き、手の平は床につけます。
  2. 息を吸いながら、両脚を伸ばしたまま上へ持ち上げます。
    次に、息を吐きながら今度は腰を持ち上げ、両方の足先を頭の上の床につけるようにします。
  3. 背中の後ろ側で両手を組みます。
    この時、両方の肩甲骨を寄せるように意識しましょう。
  4. 自然な呼吸を行いながら、この姿勢を10~30秒キープします。
  5. 両手で腰を支えながら両脚を持ち上げ、腰と脚を床の方へ戻し、仰向けの姿勢に戻ります。
    仰向けの姿勢に戻ったら、しばらくリラックスしましょう。

(まとめ)ヨガは月2回でも効果はあるのですか?

1.効果的にヨガを行うなら、月2回より週1~2回の実施が良いでしょう

ヨガは自分自身の心と体に向き合い、その状態を把握しよい方向へ導くことを目的として行われます。頻度が少ない場合、ポーズをとることと呼吸法を意識することのどちらかにしか意識が向かないために、ヨガの効果を享受することは難しいでしょう。

2.ヨガによってこれほどの効果が得られます

ヨガは、筋肉を動かすことによるこりを改善する効果や、自己の内面を見つめることによる精神安定効果、そして、普段の生活で生じる体の使い方のアンバランスを修正する効果が期待されています。

3.肩こり改善が期待できるネコの背伸びのポーズ

ネコの背伸びのポーズは、背中や肩甲骨を大きく動かすことで、肩こりの改善や肩甲骨周囲や背中部分の血行促進、さらには内臓機能の促進という効果が期待されています。比較的簡単なポーズですので、実践して肩のこりをほぐしましょう。

4.さまざまな効果を期待できる鍬のポーズ

鍬のポーズは、柔軟性が要求される、比較的難易度の高いポーズ(アーサナ)と言えます。このポーズは、首から肩甲骨周囲の筋肉を大きく動かすことによって、肩や肩甲骨周辺のこりの改善が期待できます。

 

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