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ヨガの呼吸法は短時間でも効果はあるの?

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ヨガの呼吸法は短時間でも続けることで身体に良い効果をもたらしてくれるといえます

私たちが生まれてから何気なく毎日行っている呼吸ですが、ヨガはこの呼吸法とポーズ(アーサナ)を意識して行います。
短時間でもヨガの呼吸とポーズを意識して行うことで、代謝をアップさせたり、落ち着きを取り戻しリラックスしたりする効果があるといわれています。

ヨガの呼吸法には様々な効果があるとされています

普段私たちは当たり前のように呼吸を繰り返して生きているため、呼吸法など気にしたことがない人がほとんどでしょう。
ヨガは他のストレッチなどとは違ってポーズと呼吸を連動させて行うため、呼吸法はとても重要なポイントになります。

血行促進や免疫力アップ効果

吸ったり吐いたりする動作は肺の働きをよくして、免疫力をアップさせたり疲れにくい体にしたりする効果もあるといわれています。
また、深く呼吸を行うことで全身の血行が促され、特に女性に多い冷え性や生理不順の改善や、精神を安定させてリラックスさせてくれます。

自律神経をコントロールする

呼吸を意識して行うことで、自律神経のバランスをある程度コントロールすることができるため、精神面も安定していきます。
呼吸は大きくわけて基本的なヨガの呼吸法である腹式呼吸と胸式呼吸がありますが、普段意識せずに行っている呼吸は胸式呼吸であることが多いです。
この胸式呼吸は浅く短い呼吸で、交感神経を刺激するという特徴があります。
ヨガで行うお腹を膨らませて息を吸って、お腹をへこませながら息を吐く意識的な腹式呼吸は、自然とゆっくりとしたリズムの呼吸になり、この呼吸法を続けることにより副交感神経が優位になって心身ともにリラックスしていきます。
副交感神経とは普段寝ているときなど、リラックスしたときに優位になる自律神経で、筋肉の緊張をほぐしたり内臓を休ませたりする働きがあります。

セロトニンを分泌

ヨガのようなゆっくりとした深い腹式呼吸を意識的に一定のリズムで繰り返すことで、脳からセロトニンという物質が分泌されるということがわかっています。
このセロトニンは脳を冷静な状態にするという作用があり、イライラや短気、ストレスの改善などに効果があると言われています。

ヨガの呼吸法を習得しましょう

ヨガでは呼吸法が重視されているので、まずはヨガの呼吸法である深い腹式呼吸をマスターしましょう。

  1. あぐらなど自分のラクなように座って、息を吐き切る
    仰臥位(仰向け)でもいいですが、仰臥位の場合は全身の力を抜きましょう。
    お腹を空にするイメージですべての息を吐き切ります。
  2. お腹を膨らませるように息を鼻から吸う
    下腹を膨らませるようにして、鼻から細く長く息を吸っていきます。
    このときおへその下あたりを意識しましょう。
  3. おへそと背中をくっつけるようなイメージで息を鼻から吐く
    吐く息はゆっくりと長めにし、おへそと背中をくっつけるように、鼻から息を吐いていきましょう。

この呼吸をゆっくりと一定のリズムで繰り返し行いましょう。
気分や全身がリラックスしていくのを感じることができるはずです。
これを毎日10~15分くらい続けていくことで、精神も安定しストレスの改善に役立ちます。
また、ゆっくりと深い呼吸を継続して行うことで、全身の血流もよくなり代謝アップにもつながるので、痩せやすい体質に変わっていきます。
呼吸法を習得したらヨガのポーズにチャレンジしてみましょう。
ポーズをプラスすることで、血行や代謝の促進効果がさらにアップし、呼吸法だけを取り入れるよりも早く体質を改善していくことができるようになります。

ヨガを行う際の注意点を覚え正しく効果を得ましょう

ヨガを行う際に気を付けたいポイントについて説明していきます。

呼吸を意識する

ヨガのポーズに慣れないうちは、ポーズに集中するあまり息を止めてしまいがいちです。
息は止めないように気を付けましょう。
また、呼吸も急いでするのではなく、ゆっくりとリラックスして行うことを意識することが大切です。

無理はしない

ヨガはリラックスして行うものなので、無理をし過ぎてしまうと体を痛めたり逆にストレスになってしまったりしてしまいます。
頑張りすぎてやめてしまっては意味がありません。
慣れないうちは少しずつでもいいので、楽しんでリラックスしながら行うことを意識しましょう。

食後は避ける

ヨガを行うときは食後2時間、食べ過ぎた場合は3~4時間は避けるようにしましょう。
ヨガは空腹時のときがベストなので、朝や食前などがおすすめです。

(まとめ)ヨガの呼吸法は短時間でも効果はあるの?

1.ヨガの呼吸法は短時間でも続けることで身体に良い効果をもたらしてくれるといえます

ヨガの呼吸法は1日に短時間でも、継続して行っていくことで精神を安定させリラックスさせる効果があるといわれています。
まずはヨガの呼吸法を、1日15分程度から始めてみましょう。

2.ヨガの呼吸法には様々な効果があるとされています

ヨガの呼吸法である深い腹式呼吸は、自律神経をコントロールしセロトニンを分泌させることで、精神を安定させ落ち着きを取り戻すのに効果的です。
呼吸法を短時間でも行っていくことで、リラックス効果が期待できます。

3.ヨガの呼吸法を習得しましょう

まずはヨガの呼吸法を習得し、慣れたらヨガのポーズをプラスしていきましょう。
ヨガの呼吸法を継続して行うことで、リラックス効果や血行・代謝の促進効果などが期待できます。
1日短時間でもいいので取り入れていきましょう。

4.ヨガを行う際の注意点を覚え正しく効果を得ましょう

ヨガを行うときは息を止めたり、急いで呼吸をしたりしないように注意しましょう。
ゆっくりとリラックスして、楽しみながら続けていくことが大切です。
無理はせず、はじめは短時間でもいいので継続して行っていきましょう。

 

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