ヨガをすると股関節が柔らかくなる？

ヨガを行うと正しい身体の状態に導かれ、股関節が柔らかくなると期待されます

ヨガとは自然な状態の身体へと導く身体技法であり、身体の歪みを整えることで股関節の硬さを柔らかくする可能性があるのです。
そのためには、アーサナの中でも股関節周りの柔軟性を高めるポーズを継続して行うことをおすすめします。
また、ヨガはそれまでの日常生活で歪んだ体を正しいバランスへ導くことにも役立つと言われるため、また正しいやり方できちんと行うと関節を硬くする原因から改善することも期待できます。

ヨガを続けると股関節を柔らかくすることが期待できます

ヨガは自然な身体を目指す身体技法で、呼吸とポーズを行いながら筋肉を強化して歪みを整えていきます。
その中で股関節を柔らかくすることも期待できるでしょう。

ヨガは自然な身体の状態を目指す

身体全体に歪みがあると股関節の硬さに影響しやすいことから、身体を自然な状態へと導くヨガを続けることは日常的に正しい姿勢を維持することにも役立つことが期待できます。
すると股関節の柔軟性も維持しやすくなるためヨガを継続的に行うことはおすすめです。

股関節が柔らかくなるメリット

やわらかい状態の股関節を維持できることで、あらゆるメリットが期待されます。

• 良い姿勢の維持
• 血行やリンパの流れの促進
• 体が引き締まる
• 腰痛や膝痛の改善

これらのメリットはひとつずつ現れるわけではなく、ヨガをすることで身体が自然な状態へと戻っていくとそれによって複合して現れる可能性があるのです。
そして正しい状態の身体へと導かれ股関節が柔らかくなっていけば、精神面の落ち着きも期待できるでしょう。

股関節の柔軟性を高めることが期待されるアーサナを行いましょう

股関節を柔らかくすると言われているポーズを定期的に継続して取り組んでみましょう。

股関節ほぐしのポーズ

床に座った状態で大きく足を開き、90度に膝を立てて手は身体の後ろへつきます。
息を吐きながら右ひざを内側へ倒しますが、この時右足の重さを感じるようにし、お尻の右側が浮かないようにしましょう。
そして右足を戻したら今度は左足で同じように行い、左右で繰り返します。

あぐらのポーズ

あぐらの状態で座って、背骨を伸ばして手は後ろにつき骨盤が立った状態にします。
そして息を吐きながら状態を曲げないように前へ倒していき、斜め45度くらいで床に手をついてから呼吸をゆったりと数回行いましょう。

四つん這いのポーズ

四つん這いの状態になってつま先を立てたら、お腹の力は抜き肩甲骨を真ん中へ寄せて背中はリラックスします。
股関節へ上半身の重さがかかっていると感じたら5回呼吸を行い、その後はお腹の力を抜いて骨盤を床と平行にした状態のお尻で円を左右5回ずつ描きましょう。
この時円の大きさはそれほど問題ではなく、股関節が動いていることを意識できれば構いません。

ヨガで普段の生活習慣を改善していきましょう

普段の生活の何気ない行動が股関節を硬くしている可能性があるため、ヨガで自然な状態の身体を目指して股関節の柔軟性を高めましょう。

股関節が硬い原因

股関節はさまざまな筋肉がつながっている場所のため、そのうちひとつだけでも硬くなっていると股関節が硬い原因になるでしょう。
それだけではなくふくらはぎ・太ももの裏・背中・お尻の筋肉といった、一見関係のないような筋肉の硬さまで関わっていると言われています。
また加齢とともに筋肉は硬くなりやすく、日常的に姿勢が悪いことも股関節の硬さにも影響を与えるでしょう。

正しく行うことが大切

書籍や動画が多く出回っておりヨガを始めることは容易ですが、初心者の場合はとりあえずヨガに触れてみるくらいにしておきましょう。
なぜならヨガは正しく行うことが大切で、取り組み方を間違えると身体を傷める可能性があるからです。
正しくヨガを学ぶには専用スタジオのレッスンなどに通うのもおすすめです。
インストラクターからポーズをチェックしてもらうことができれば、より効率的にヨガに取り組むことができるでしょう。

（まとめ）ヨガをすると股関節が柔らかくなる？