腰に手を当てる女性

自律神経が乱れると肥満になる?

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バランスが取れた自律神経は食べすぎを防ぎ脂肪燃焼で肥満の予防になります

自律神経は脳の視床下部の当たりにある神経で、働きが異なる交感神経と副交感神経に分かれています。
そして自律神経には交感神経などによる「満腹時の食欲を抑える」働きと「脂肪を燃焼させる」働きがあるのです。
自律神経がバランス良く機能していると、食事のときに食欲が出過ぎたり、代謝が悪いため体に脂肪を溜め込みすぎたりせず肥満になりにくいといえます。

自律神経がよく活動していると肥満にはなりにくいとされています

交感神経は、日中の活動する時間帯に活発になる自律神経です。
交感神経には、副腎からアドレナリンを分泌させて体を活性化させる働きもあり、そのアドレナリンが脂肪を燃焼させるので脂肪が溜め込みにくくなるといわれています。
そして体内には主に、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類の脂肪細胞があります。食事やおやつを食べているときに白色脂肪細胞の中でもの中性脂肪が増加すると、「レプチン(食欲抑制ホルモン)」が分泌されるのです。
レプチンが分泌されると脳の視床下部の満腹中枢に刺激が行き、満腹であるを感じるので、食べすぎてしまう心配はなくなるでしょう。
自律神経は内臓の機能や血流、代謝をコントロールしているため、食べた後には余分な脂肪を燃焼することが可能です。
人間の体重のうち、水の次に脂肪が多いといわれています。体脂肪量で肥満かどうかを確認することができ、男性が20%、女性が25%よりも多い場合には「肥満」と判断されます。
BMI(体格指数)の計算方法は、「体重kg/(身長m×身長m)」です。この数値が、肥満とされる基準値以下であれば健康な体重の範囲内といえるでしょう。

食べていないのに肥満という場合は自律神経の乱れかもしれません

日中にはアドレナリンを分泌する活動的な交感神経が活発になり、夜間にはリラックスできるよう副交感神経が優位に立ちます。
この自律神経のバランスがさまざまな理由から乱れてしまうと、日中に交感神経が働かなくなりアドレナリンの分泌量が減ります。
アドレナリンの分泌量が減ると脂肪を消費することができないため、徐々に体重が増えていくでしょう。このように自律神経のバランスが崩れたことによって 太りやすくなっていることを「モナリザ症候群」といいます。
このモナリザ症候群にかからないようにするには、自律神経のバランスを整えることが必要です。代謝を良くするために交感神経をすればよいというわけではなく、日中には交感神経、夜には副交感神経に切り替わる、バランスの良さが大切になります。
自律神経は、2種類の神経のバランスを保ちながら体の内臓機能が正常に機能するように調整しているとされています。 ストレスや疲労から自律神経のバランスが乱れやすく、交感神経が優位になっている人が多いです。
そのため肥満にならず健康的に痩せるためには自律神経のバランスを整えることから始めるとよいでしょう。

自律神経をコントロールするためには生活習慣が大切です

自律神経のバランスを整えるには、 日中に交感神経を優位にさせ、夜間に副交感神経を優位にさせることが大切です。日中に交感神経を優位にするためには、 仕事や家事などで体を動かすといいでしょう。
交通機関を使わずウォーキングをする、また、ピラティスなどのエクササイズを日常生活に取り入れるなど、しっかりと体を動かすことで、夜にはしっかりと休めるようになります。まずは昼間に動いて交感神経を優位に立たせること、夜間には ちゃんと睡眠をとることが重要です。
昼と夜でメリハリのある生活を送ることが自律神経のコントロールに役立つといえるでしょう。自律神経の改善には、とくにピラティスのようにストレスを解消するエクササイズが適しているといえます。
ピラティスはその呼吸法や、インナーマッスルを意識するエクササイズで、集中力を高めて頭をすっきりクリアにさせることができるとされています。 そして、エクササイズによって体の歪みを改善することも可能です。
心身ともにリラックスできるエクササイズとして日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

(まとめ)自律神経が乱れると肥満になる?

1.バランスが取れた自律神経は食べすぎを防ぎ脂肪燃焼で肥満の予防になります

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれています。
交感神経には満腹時の食欲を抑えるなどの働きがあるので、自律神経がバランス良く機能しているときには肥満になりにくいといえるでしょう。

2.自律神経がよく活動していると肥満にはなりにくいとされています

交感神経にはアドレナリンを分泌させて脂肪を燃焼させる働きがあります。
体内には白色脂肪細胞がありますが、その脂肪内に中性脂肪が増加すると食欲抑制ホルモンが分泌されるといわれています。

3.食べていないのに肥満という場合は自律神経の乱れかもしれません

日中には交感神経が活発になり、夜間には副交感神経が優位に立ちます。
ストレスや疲労からこの自律神経のバランスが崩れてしまうと、脂肪がきちんと代謝されずに残り、肥満になるとされています。

4.自律神経をコントロールするためには生活習慣が大切です

自律神経のバランスを整えるには、昼間に活動的に生活して交感神経を優位にし、夜間にはゆっくり休んで副交感神経を優位にする生活が望ましいでしょう。
日中にはピラティスのようなストレス解消に適したエクササイズを取り入れることもおすすめです。

 

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