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インナーマッスルとアウターマッスルの違いとは?

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インナーマッスルとアウターマッスルには筋肉の種類や働きなど様々な違いがあります

インナーマッスルとアウターマッスルの違いとは?
基本的に、アウターマッスルは体の表層部にある筋肉のこととされています。物を持つ時や走る時など大きな力のかかる動作を行う時に使われる筋肉なので、強い負荷をかけて行うウエイトトレーニングなどで鍛えることができるでしょう。
対してインナーマッスルは身体の深層部に存在する筋肉とされています。体が動作を起こす時などに直接働く筋肉ではなく、正しい姿勢を長時間維持したり、骨や関節の動きをサポートする働きがある筋肉といわれています。

インナーマッスルの特徴や役割とは

インナーマッスルの特徴や役割とは
インナーマッスルは鍛えた方が良いといわれることが多い筋肉といえます。近年ではテレビなどでも特集されることが多いため、誰でも名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
インナーマッスルとは、その名前の通り身体の中の深い部分に隠れている筋肉のことです。筋肉の特徴や役割なども身体の表面にあるアウターマッスルとは大きく異なる筋肉といえるでしょう。
人間の身体の中にある筋肉の種類は650種類ほどあるといわれていますが、インナーマッスルの種類はその9割を占め、とにかく豊富な種類がある筋肉とされています。ただし、アウターマッスルは大きい筋肉のため、筋肉量で比較するとインナーマッスルとアウターマッスルにそれほど大きな差がない場合が多いでしょう。

インナーマッスルの特徴

インナーマッスルは主に「体幹」「肩関節」「股関節」、また、「様々な骨の周り」などに筋肉があるとされています。 体幹のインナーマッスルには、「腹横筋(ふくおうきん)」や「多裂筋(たれつきん)」「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」などがあり、体の中心部で内臓を支えたり、 脊柱を安定させたりする働きがあるといわれています。
肩関節のインナーマッスルには「肩甲下筋(けんこうかきん)」「棘上筋(きょくじょうきん)」 などがあげられるでしょう。複雑な肩関節の動きを支えているのが肩関節のインナーマッスルとされています。
股関節にも、「梨状筋(りじょうきん)」や「外閉鎖筋(がいへいさきん)」など多くのインナーマッスルがあり、股関節の動きを安定させる働きがあるといわれています。インナーマッスルは身体の深部の様々な場所にある小さな筋肉といわれ、身体が安定するようにバランスを保つための大切な働きがあるといえるでしょう。

インナーマッスルの役割

インナーマッスルは「姿勢保持筋」とも呼ばれています。インナーマッスルには、主に身体の深部で骨盤などの関節を安定させたり、脊柱を支えたりするなどの働きがあるとされています。
インナーマッスルがしっかりと働いていると、身体が安定して大きなケガをしにくくなり、美しい姿勢を維持しやすくなるでしょう。また、インナーマッスルには内臓を支える働きや基礎代謝を上げるもあるとされています。
内臓を支える筋肉が衰えると、内臓が本来あるべき正しい位置よりも下に下がることがあるかもしれません。もし胃や腸などの位置が下がると、消化吸収の機能が正常に行われにくくなり消化不良や便秘などの問題が生じることもあるでしょう。

アウターマッスルの特徴や役割とは

アウターマッスルの特徴や役割とは
アウターマッスルは、身体の表層部にある筋肉とされています。アウターマッスルは、腕や足、お尻など様々な場所にあるといわれています。
筋肉がどれくらいついているかが見えるため状態がわかりやすい筋肉といえるでしょう。小さい筋肉が集まって、周りをサポートしているインナーマッスルとは異なり、一つ一つの筋肉が大きく、物を持ち上げたり、全力で走ったりなど大きな力を出すときに使う筋肉といえます。
インナーマッスルは、様々な動きや姿勢の維持などに関係していますが、アウターマッスルは、筋肉によって関係している身体の動作が限定される場合が多いとされています。

アウターマッスルの特徴

胸の「大胸筋」や太ももの「大腿四頭筋」、お尻の「大殿筋(だいでんきん)」など、身体の表層部に位置する様々な筋肉がアウターマッスルです。アウターマッスルは基本的に自分の意志で動かすことができる筋肉といわれています。
そのため、日常生活やスポーツをするときなどに大きく身体を動かすのはアウターマッスルの働きによるとされています。インナーマッスルは身体の動きをサポートする筋肉ですが、アウターマッスルは身体を動かすための筋肉といえるでしょう。
アウターマッスルは、スポーツジムなどで行うウエイトトレーニングやマシントレーニングなどの筋トレで鍛えることができるといわれています。筋トレを行ってアウターマッスルが鍛えられると、見た目が変化しやすいため、体型が大きく変わるという特徴もあるでしょう。
アウターマッスルの筋トレは目に見えて効果を実感できるため、インナーマッスルのトレーニングよりもモチベーションを維持しやすいといわれています。

アウターマッスルの役割

アウターマッスルは、身体を動かすためになくてはならない筋肉とされています。速い動きや大きな力を出す動きに使われる筋肉とされ、持久力がないため長時間動かすことが難しいというのが特徴です。
日常生活の運動不足などでアウターマッスルが弱ってくると、運動能力が低下して重いものを持つことができなくなったり速く走ることができなくなったりなど様々な問題が生じるでしょう。
また、アウターマッスルには「外部の衝撃などから骨を守る」役割もあるといわれています。大きなアウターマッスルを鍛えることができていると、万一どこかにぶつけたり事故にあったりしたときにも、筋肉によってある程度身体が守られることが期待できます。

体幹との違い

インナーマッスルはよく体幹と混同される場合が多いですが、インナーマッスルと体幹は全く同じではありません。体幹とは、腹筋や背中の筋肉、内臓の上部や下部にある筋肉など、内臓の周囲を覆っているインナーマッスルのこととされています。
インナーマッスルには、体幹以外にも身体の深層部の様々な筋肉が含まれているため、インナーマッスルの方が体幹よりも幅広い意味を持っているといえます。インナーマッスルにはあちこちの関節や骨を安定させるなどの働きがありますが、体幹は主に内臓の支えとなり 、背骨を安定させて姿勢を維持しやすくなるなどの働きが期待できるでしょう。

体幹の特徴

体幹は「コア」とも呼ばれ、上部に「横隔膜」お腹側が「 腹横筋」背中側が「多裂筋」下部には「骨盤底筋群」がある、体幹のインナーマッスルで囲まれている部分とされています。横隔膜は上部から腹圧をコントロールする筋肉といわれ、腹横筋は横やお腹側からコアを支えている筋肉、そして骨盤低筋群がコアの圧力コントロールなどの働きを下から支えているなど、内臓の位置がずれないような働きをするといわれています。
また、背中側の多裂筋には背骨を安定させる働きがあるとされ、美しい姿勢を保つために大切な筋肉といえるでしょう。

体幹の役割

体幹とは、基本的にお腹や背中、腰などの胴体部分のことといえます。体幹の筋肉が衰えてしまうと、お腹の内臓を支えることができずに内臓が下がってしまうでしょう。
内臓が下がると、その下にある骨盤が歪みんで姿勢が悪くなる場合があるとされています。そして、下がって圧迫された内臓の働きは悪くなり、基礎代謝も低下することなどから太りやすい体質になるといわれています。
骨盤低筋群が衰えた場合には尿漏れの原因にもなるといわれ、多くの問題が生じる恐れがあるでしょう。まさに体幹には内臓の働きも関係する多くの役割があるといえます。

インナーマッスル アウターマッスル 鍛え方の違いとメリット

インナーマッスル アウターマッスル 鍛え方の違いとメリット
インナーマッスルには美しい姿勢を保持する働きや基礎代謝の向上、内臓を支える働きなど多くの重要な役割が存在しているので、インナーマッスルを鍛えることで様々なメリットが期待できるでしょう。アウターマッスルを鍛えると、身体能力の向上や、身体が引き締まるなどダイエット効果も期待できるとされています。
インナーマッスルとアウターマッスルは筋肉の特徴や動かし方が大きく異なり、鍛え方にも違いがあります。それぞれどのように鍛えるべきか、鍛え方の違いについて紹介しましょう。

インナーマッスルの鍛え方

インナーマッスルは、周りの骨や関節にあり、アウターマッスルの動きをサポートする働きをする筋肉とされています。「小さい力で動作を安定させる」「力を調節するなど動作のバランスをとる」などの動きで使われる筋肉といえます。
そのため、ジムで行うような負荷の大きい筋トレではインナーマッスルを鍛えることはできません。インナーマッスルはエクササイズのように、負荷が強すぎずゆっくりと行う動作で鍛えることができるとされています。
また、インナーマッスルは身体の奥にあるため、どの程度ついているのかがわかりにくい筋肉といわれています。もちろん正しいフォームで確実に筋肉を鍛えることが大切ですが、インナーマッスルを鍛える場合には、たとえ変化が感じられなくても根気強く継続する必要があるでしょう。

アウターマッスルの鍛え方

アウターマッスルは、インナーマッスルと同じようにエクササイズで鍛えたり、フィットネスジムなどで行うウエイトトレーニングやマシントレーニングなど、負荷の高い筋トレで鍛え足りすることが可能とされています。トレーニングで筋肉に大きな負荷がかかったあと、修復するときに強化されるといわれています。
そのため、筋肉がつらいと感じる程度のトレーニングを、休息期間を取りながら継続していく方法が適しているでしょう。アウターマッスルを鍛える時にも、正しいフォームで鍛えたい筋肉に負荷をかけることが大切です。
トレーニング時に身体に歪みが生じていないか、フォームに気をつけて行いましょう。

(まとめ)インナーマッスルとアウターマッスルの違いとは?

1.インナーマッスルとアウターマッスルには筋肉の種類や働きなど様々な違いがあります

アウターマッスルは身体の表層部にあり、大きな動作を行う時に使う筋肉とされています。対してインナーマッスルは身体の深部に位置して、姿勢の保持や身体の動きをサポートする働きがある筋肉と言われています。

2.インナーマッスルの特徴や役割とは

インナーマッスルは身体の深部に数多く存在している、小さな筋肉とされています。身体の深部のあちこちにある様々なインナーマッスルが骨や関節を安定させて、内臓を支えるなどの働きがあるといわれています。

3.アウターマッスルの特徴や役割とは

アウターマッスルは、身体の表層部にある「大胸筋」や「大腿四頭筋」などのように身体を動かすための大きな筋肉のこととされています。アウターマッスルの筋力が低下すると運動能力が低下し、身体の見た目も大きく変化するといわれています。

4.体幹との違い

体幹は、背中やお腹、腰周りなど「コア」と呼ばれる場所のインナーマッスルのことといわれています。体幹には内臓を支えるという大切な働きがあるため、体幹の筋肉が衰えると内臓の働きが悪くなり、太りやすくなるなどの問題が生じる場合があります。

5.インナーマッスル アウターマッスル 鍛え方の違いとメリット

インナーマッスルには、ゆっくりと小さい負荷をかけるエクササイズなどのトレーニングが適しているといえます。アウターマッスルの場合には、高い負荷をかけて行うトレーニングで鍛えることができるでしょう。

 

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