首を伸ばす女性

自律神経が不調になるとどうなる?

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自律神経が不調に陥ると心身にさまざまな症状が現れます

自律神経は主に昼間働く交感神経と、夜に働く副交感神経の2つが存在します。
この2つの神経が相互に作用しながら、バランスをとることで心身の健康が保たれていいるのです。
しかしストレスなどによりバランスが崩れ、主に交感神経が優位になり続けると体のみならず心にも不調が生じます。
頭痛やめまい・疲労感・イライラや不安などを感じることになります。
自律神経を整えるには、まず心身をしっかり休ませ、副交感神経への切り替わりがスムーズに行えるよう、生活習慣を見直すことが大事です。

自律神経の不調により頭痛やイライラ感などが症状が出て心身の平穏が乱されます

自律神経は、自分の意思とは無関係に体内の器官を正常に動かし、心身を健康的に調節している重要な神経です。
活動時に活発になる交感神経と、休憩時に活発になる副交感神経があり、それぞれ心身に全く正反対の作用をもたらします。
昼と夜でうまく交互に切り替わりながら、バランスを保っているのです。
しかしこの2つの神経がスムーズに切り替わらず、どちらか片方が優位になり続ける状態が生じます。
たとえば休息が必要なタイミングなのに、副交感神経が作用せず、交感神経が強く作用する場合があります。
そうなると均等に保たれていた自律神経のバランスが崩れ、体にさまざまな不調が現れるのです。
身体的な不調としては、慢性疲労や偏頭痛・倦怠感・めまいや動悸・ほてり・手足のしびれ・耳鳴りなど挙げられます。
他にも、胃腸や排せつ機能が低下し、胃の不快感や下痢・便秘・頻尿などの症状も見られます。
また精神的な不調では、イライラ感や強い不安感・やる気が出ない・集中できない・気分が落ち込むなどの症状を感じやすくなるのです。

自律神経の乱れは不規則な生活やストレスなどが原因とされています

自律神経が乱れ不調となる原因としては、主に以下の5つが挙げられます。

不規則な生活スタイル

交感神経は朝起きてから心身が活動的になる昼間に優位になり、副交感神経は、夜の睡眠中リラックスした状態で優位になります。
昼夜逆転の生活や夜更かし、朝寝坊などの不規則な生活スタイルは自律神経の切り替えを阻害するのです。

身体的なストレス

急激な気温の変化や騒音・光などの外部から刺激も、身体へのストレスとなり、自律神経のバランスを崩す要因となります。
たとえば寒い場所で長時間仕事をすると体温の調節がうまくいかず、体調に異変をきたす場合などが当てはまります。

精神的なストレス

人間関係や仕事関係で不安や緊張状態が続くと、精神的なストレスが溜まり、自律神経の乱れにつながることがあります。

ストレスに弱い体質・性格

生まれつき自律神経が過敏に反応する体質で、ちょっとした環境の変化や精神的ストレスであっても、自律神経バランスを乱してしまう場合もあります。
さらに神経質で思い込みが激しいなど、性格的にストレスに対する抵抗力が弱い方も当てはまります。

女性ホルモンの分泌バランスの変化

自律神経は女性ホルモンの分泌とも影響しあっています。
思春期や更年期などホルモンバランスが乱れやすい時期はとくに、自律神経もバランスを崩しやすい傾向にあります。

副交感神経がしっかり機能する生活スタイルを確立しましょう

自律神経の不調を防いだり、バランスを整えたりするためにはまず自身の生活スタイルを見直すことから始めましょう。
夜はぐっすり眠って朝は早めに起きるという規則正しい生活を心がけ、寝不足にならないように睡眠時間を確保しましょう。
自律神経の乱れは、交感神経が優位になり続け、心身に緊張状態が続くことにより起こる場合がほとんどです。
そのため入浴時は湯船につかる、マッサージを受けるなどで心身をリラックスさせましょう。
趣味に熱中する、旅行に行くなどストレスを発散させる方法を見つけることも大事です。また軽めの運動で体を動かすこともストレス解消や血流促進につながります。
ウォーキングやストレッチなどもよいですが、ピラティスも自律神経バランスを整えるには適したエクササイズだと言われています。
ピラティスは、胸を膨らませる胸式呼吸を繰り返しながら、体をゆっくり動かし、表面の筋肉ではなく、体の奥のインナーマッスルを強化するエクササイズです。
深い呼吸により心が落ち着き、体の動きに集中して雑念がなくなるためストレスの緩和にも役立ちます。
体への負担も軽く、運動が苦手な方や年配の方でも手軽にできるところが魅力です。

(まとめ)自律神経が不調になるとどうなる?

1.自律神経が不調に陥ると心身にさまざまな症状が現れます

自律神経の切り替えがうまくいかず、交感神経が長く優位になると心身が疲れてさまざまな不調が生じます。
症状を改善するには、心身をリラックスさせる副交感神経を活発化させるような生活を送ることが大切です。

2.自律神経の不調により頭痛やイライラ感などが症状が出て心身の平穏が乱されます

自律神経は活動時に優位になる交感神経と、休憩時に優位になる副交感神経が交互に切り替わることで正常に作用しています。
しかし2つの神経が切り替わらず、どちらかが優位になり続けると心身にさまざまな不調をもたらします。

3.自律神経の乱れは不規則な生活やストレスなどが原因とされています

自律神経バランスの乱れは、昼夜逆転の生活による睡眠不足や気温の変化などの身体的ストレスと心の緊張状態が続くなど精神的ストレスなどが原因とされています。
またストレスの弱い性格や体質・女性ホルモンバランスの崩れなども影響しています。

4.副交感神経がしっかり機能する生活スタイルを確立しましょう

自律神経を整えるには質のよい睡眠をとり、入浴時は湯船に浸かるなど副交感神経が機能する生活を実践することが大事です。
趣味に熱中したりピラティスなどのエクササイズを行ったりするなど、ストレスが解消できることを生活に取り入れいくのも有効とされています。

 

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