ピラティスはテニスが上達する効果がある?

ピラティスとはドイツ人のジョセフ・ピラティスが提案した、リハビリを目的に作られた心と身体をコントロールするエクササイズです。体に負荷をかけるものではなく、骨盤やインナーマッスルに注目することで、姿勢の歪みや体の動かし方の癖を改善していきます。また、ピラティスは大きな動きではなく、背骨やインナーマッスルの微細な動きを繰り返すことから、集中力を高める効果があるとされています。
男子テニス世界ランク1位のジョコビッチ選手や、日本人では伊達公子元選手など、多くのテニスプレイヤーがトレーニングの一環としてピラティスを取り入れています。

ピラティスを行うことでテニスのパフォーマンスに効果が出るのか、詳しく解説します。

テニスとピラティスの関係性

プロのテニス界では、相手選手が放つサーブやレシーブはかなりのスピードがあるため、ボールにかかる運動エネルギーによって打ち返す際に相当な重さを感じると言われています。
そのため、腕の動きだけでレシーブを打つとその重さに負けてしまうため、体幹のねじれを伴うことがあります。
もちろん、腕や肩周囲の筋力も必要です。
腕や肩周囲の筋力を十分に発揮するためには、肩甲骨を安定しながら動かすことも重要ですし、腕には大きな可動域が必要になりますから、当然肩甲骨も大きく動くことになります。
また、レシーブを打つ前には体幹を後方へねじり、このとき引き伸ばされた筋肉をその後強く収縮させながらボールを打ち返します。
腕の動きも体幹のねじりも体幹や骨盤の位置がしっかりとしていなければ、行うことは難しいですし、これが不十分であるといずれ関節に痛みを引き起こす危険性があります。
ピラティスエクササイズがもつ、体幹や関節の安定性と広い可動域を得るという効果によって、スポーツのパフォーマンスを高めることができるのです。

ピラティスに期待できる効果

ピラティスで体幹を鍛えることでパフォーマンスを向上

スポーツに欠かせないのが体幹の意識です。
身体の軸である体幹がぶれていると人の身体は最高のパフォーマンスを発揮できません。

ピラティスはインナーマッスルを整え、身体の軸を正しい位置に置くエクササイズ。
ピラティスによって体幹が強化されれば、無駄な動きが減り身体の動きを効率よくスポーツの動きに変換することができます。
瞬発力やスピードをアップさせるにも体幹を整えることが効果的です。

下半身が安定するとテニスのパフォーマンスを向上

ネット越しにボールを打ち合って勝敗を決するスポーツテニス。
戦略性も高く、老若男女に愛好家がいるスポーツです。

テニスの基本の姿勢といえばボールを待ち構える前傾姿勢。
これはボールが来た時に速やかに左右前後へ移動するステップを踏むための姿勢です。
ボールに俊敏に対応するためには下半身の安定が欠かせません。
身体を安定させるのは筋肉と骨盤の役割ですが、単純な筋トレをおこなうだけでは不十分です。
テニスではコートを走り回って、ボールを打ち返すと同時に次の返球に備えて姿勢を整えます。
この動きには身体を柔らかく使わなくてはいけません。

身体を柔らかく使うことに重点を置いているのがピラティスです。
柔軟に体を使うことで体の軸がぶれず、安定してスイングが可能になると言われています。
テニスの動きの中でも特徴的なのがラケットを振る回転動作でしょう。
この動作も軸が安定することでパフォーマンスが向上し、自身が持つ力を効率よくボールに込められると言われています。
回転動作はテニスだけでなく、ゴルフなど多くのスポーツに必要な動きです。
趣味のスポーツのパフォーマンス向上にもピラティスをためしてみましょう。

ピラティスは体のゆがみを取り、筋肉疲労を緩和

激しい運動の後は、心身の疲れがたまります。
テニスはラケットを振るため身体の片側だけに負担がたまってしまうこともあるでしょう。
身体の片側だけに負担がいくと全体のバランスを崩す原因にもなります。

それをケアしてくれるのがピラティスの動きです。
ピラティスは身体の深層部にある筋肉インナーマッスルを鍛え、ゆがんだ身体を本来の位置に戻す効果があると言われています。

身体がゆがむのはスポーツだけが原因ではありません。
普段の生活でも片肘をついたり、バッグをいつも同じ方向で持ったりすることで重心が傾いて体がゆがみます。
女性であれば出産後、骨盤が開くことも歪みの原因です。
私たちは日常的に左右非対称の動きをしていると言ってもいいでしょう。
身体のゆがみは筋力を低下させ、新陳代謝を悪くする原因です。
ピラティスで深層部から身体のバランスを整えましょう。
バランスが良く新陳代謝が活発な体は疲れにくく、ケガもしにくいと言われています。

ピラティスでテニスに必要な瞬発力がアップ

ピラティスといえばゆったりした動きでおこなうエクササイズです。
しかし、ピラティスの動きは瞬発力を上げるためにも効果的であると言われています。
なぜ緩やかな動きをすることでスピードアップするかというと、それは人の動作のプロセスに関係しています。
人の身体の初期動作は止まった状態から重心を移動して身体を動かすという段階を踏んでおこなわれます。
動作を早くするためには、素早く適切な方向に重心を移動することが求められるのです。
ピラティスの基本姿勢は身体の重心を中心において身体の各パーツが正しいポジションにあります。
最速で重心移動をおこなえる身体とは正しいポジションで使いたい筋肉をすぐ使うためことができる身体です。

さらに体が素早く反応するためには神経系の発達が大切です。
ピラティス神経伝達能力を向上させるとも言われ、一瞬の判断で体を反応させるアスリートには適していると考えられています。
瞬発力が必要なスポーツはたくさんあります。
スポーツに取り組んでいる人は、トレーニングにピラティスの動きを取り入れてみてはいかがでしょうか。

テニスプレイヤーにおすすめピラティス

体幹にアプローチ

チェストリフトwithローテーション

1.両手を頭の後ろで組み、膝を立てておきます。
2.頭を起こし、肩甲骨が浮くところまで身体を持ち上げ、胸を左右にひねります。
3.なるべく足裏は軽くして踏ん張らずに。頭の重さをお腹で支えてゆっくり8セット行います。
※肩甲骨を床から浮かせ続け、みぞおちからひねりを加えます。

下半身にアプローチ

スパインツイスト

1.脚を伸ばして座ります。つま先を起こし、腕を横に伸ばして手のひらは天井に向けておきます。
2.肋骨ごと胸を右にひねり、半分緩めてさらにひねりきります。
3.反対側も同様に行い、交互に8セット繰り返します。
※なるべく反動をつけず、骨盤やおへそは正面に向けたまま、みぞおちから上を動かすつもりで行います。

肩関節にアプローチ

バックサポート

1.脚を前に伸ばし、こぶし幅に広げ、両手は肩の後ろについて、指先を自分の方に向けておきます。肩は開かずわざと内向きに入れておきます。
2.お尻を持ち上げ、ふくらはぎを床から離し、つま先ごと脚を床の方に押し出して身体を一直線に保ちます。
3.優しく下ろしましょう。8セット繰り返します。
※手に寄っかからず、床を押し返して、肩の前側にストレッチが感じられるくらい上体を高く持ち上げましょう。

今回エクササイズを紹介してくれたのは…

Chieko

BASI Certified Comprehensive Instructor
所属スタジオ:zen place pilates麻布十番


(まとめ)ピラティスはテニスが上達する効果がある?

1.ピラティスで体幹を鍛えるのはテニスにも効果があると言われています

ピラティスは身体の重心や体幹に重点を置くエクササイズ。
身体の各パーツを意識して動かすことができます。
スポーツのパフォーマンスを上げるためにも効果的だと言われています。

2.下半身が安定するとテニスのパフォーマンスが向上します

テニスの動きに必要な軽く俊敏なステップは柔らかく鍛えた筋肉によって生み出されます。
ピラティスは体の軸を安定させ、筋肉を柔軟にすると言われているエクササイズです。

3.ピラティスは体のゆがみを取り、筋肉疲労を緩和すると言われています

ピラティスは身体のバランスを整える効果があると言われています。
私たちは普段の生活やスポーツで身体がゆがんでしまいがちです。
身体のバランスを整えて血行が良く疲れにくい身体を目指しましょう。

4.ピラティスでテニスに必要な瞬発力がアップすると言われています

ピラティスでは身体の重心をセンターにおいてバランスがとれた状態が基本姿勢です。
この姿勢は素早い動きを生み出すためにも大切。
瞬発力を高めるにはピラティスで各パーツを整えることが効果的だと言われています。

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