ピラティスでは正しい姿勢を保ったり、骨盤の位置を安定させたりする目的でボールなどのいくつかのグッズを活用します。本記事では、妊娠しやすい身体づくりをサポートするおすすめのピラティスグッズを紹介していきましょう。
目次
妊活ピラティス、期待できる2つの効果とは?
まず本題に入る前に妊活目的でピラティスをする際、どのような効果をもたらすか説明をしていきましょう。
1.血行が促進され基礎代謝をアップ!
基礎体温が35℃台という場合、「低体温」という括りに入ります。低体温となると血流が滞るだけでなく、子宮や卵巣などの身体内部の機能も鈍り、妊娠しにくい身体となります。普段からピラティスをして身体を動かす習慣を心がけることで次第に身体全体の血液の巡りが良くなり、基礎代謝アップにつながります。
2.骨盤の歪みが取れる
骨盤の中に位置する子宮や卵巣の周りは複数の筋肉で構成されていますが、これらの筋肉のバランスが乱れると骨盤に歪みが生じ、血行の不良や自律神経が乱れることも。このような悪循環が妊活を妨げてしまう可能性もあります。妊活で赤ちゃんを授かりたいなら骨盤を安定させるエクササイズとしてピラティスがおすすめです。左右の骨盤周りが安定するようになり、骨盤を正常な位置へと導きます。
妊活向けピラティスのおすすめグッズ3選
ピラティスはマットだけ敷いて専用の道具(グッズ)を持たずにできるエクササイズでもありますが、目的や身体の部位の強化によってグッズを活用する場合もあります。こちらでは妊活としておすすめのピラティスグッズについて紹介していきましょう。
1.フォームローラー
円柱型のフォームローラーはピラティスの定番のグッズのひとつです。オンラインショップでは表面に突起があるプロダクトもあれば、ないプロダクトもありますので、ご自身が納得したローラーを購入することをおすすめします。
表面に突起が入っているフォームローラーであれば、筋肉と筋肉を覆う筋膜をピンポイントで刺激させることで、マッサージのように心地良い感触を得られます。ほかにも肩甲骨周りや背骨周りも刺激されるので身体全体の疲労回復効果も期待できます。
2.ピラティスリング
ピラティスリングは、弾力性と滑り止め対応のグリップが特徴のグッズです(メーカーによりマジックサークルと呼ぶなど名称は様々です)。グリップを「押す」「伸ばす」「引っ張る」ことで背中や二の腕、太ももなどの気になる筋肉を刺激することが可能です。両脚に挟むと脚部や股関節のインナーマッスルを鍛えられます。
3.エクササイズボール
エクササイズボールもピラティスの定番グッズの一つ。大きさはバレーボールのボールくらいのサイズです。お尻や腰の下に垂直でボールを置くと、骨盤の歪みを緩和される効果をもたらします。また、腕や脚で挟んで使うことで普段意識しづらい筋肉を刺激することもできます。実際のレッスンでもエクササイズボールのコースは多く展開されているので、使い方をチェックしても良いかもしれません。
まとめ
妊活を目的としたピラティスを行うと、血の巡りが良くなり基礎代謝も上がります。加えて妊娠出産で大切な骨盤の歪みも緩和されることも期待できます。
また、オンラインショップでもピラティス関連グッズを多数取り扱っています。特に妊活としておすすめのグッズは3つ。主に背中周りの筋肉をほぐすことで血行が良くなったり、骨盤の歪みが緩和されたりします。なお、ピラティス・スタジオでのレッスンやオンラインレッスンでも、ボールやフォールローラー、リングを使ったレッスンは多数展開しているスタジオもありますので、チャレンジし身体への嬉しい効果を得てみてはいかがでしょうか。