猫のポーズには肩甲骨はがしの効果がある?

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ヨガの猫のポーズには肩甲骨はがしの効果があるとされています

肩甲骨は、肩や背中などの筋肉につながっていて、肩まわりの動きに連動して大きく動くといわれています。肩まわりの複雑な動きをサポートするのが肩甲骨の働きといえるでしょう。
肩甲骨はがしとは、肩や首、背中の筋肉のこりをほぐすための方法です。肩甲骨を動かすとその周りにある筋肉が伸び縮みするため、硬くなっていた筋肉がほぐされるとされています。
猫のポーズは背中を丸めたり伸ばしたりするヨガのポーズです。肩甲骨を動かす動作もふくまれているため、肩甲骨はがしの効果も期待できるでしょう。

猫のポーズで肩こりの痛みが軽減できるといわれています

肩甲骨は、腕や肩を上げ下げする動作、猫背になる動作や胸を張る動作などに連動して動くとされています。現代では腕を大きく上に上げたり、肩を動かしたりする動作を日常的に行う機会が少ないため、肩甲骨が動くことがほとんどない場合も多いでしょう。
肩甲骨が使われないでいると、徐々にさびついたように周りの筋肉が固まって、肩こりなどの症状が出る恐れがあります。すると肩甲骨が固まった筋肉と一緒に背中に張り付いてガチガチの動かない状態になる場合があります。
肩甲骨が動かないと、肩や腕が思うように動かせなくなったり、猫背などのまま姿勢が固まってしまったり、痛みが生じる肩こりのつらい症状とともにさまざまな問題が生じるでしょう。ヨガの猫のポーズは、「マールジャーラーサナ」とも呼ばれる猫のように背中を柔軟に動かすポーズで、背中などのストレッチ効果が期待できるといわれています。
背中を丸めたり反らしたりする動作で肩甲骨も動かせるため、肩甲骨周りの筋肉のストレッチが期待できるでしょう。またインナーマッスルを使うポーズなので、背骨周りのインナーマッスル、腰まわりの筋肉、腹筋や背筋を鍛えることにも役立つとされています。

猫のポーズは初心者でも簡単に行えるヨガのポーズとされています

猫のポーズは、その名前の通り猫のような動きをするポーズです。それほど難しいポーズではなくヨガの経験者でなくても簡単にできるため、日常生活にも取り入れやすいといえるでしょう。
自宅にいるときにいつでも行える、肩や背中の筋肉を伸ばす猫のポーズの方法をご紹介します。
1.両手を肩幅の広さで床につき、四つん這いの姿勢になります。
2.鼻から息を吸いながら背骨をゆっくり反らせていき、頭と顔を上げます。
3.鼻から息を吐きながらゆっくりと背中を丸め、最後に顔をお腹の辺りに向けます。
この1~3の動作を10回繰り返します。また猫のポーズにねじりを加えたポーズでもさらに背中のストレッチ効果が期待できるでしょう。
ねじり猫のポーズの方法は以下の通りです。
1.四つん這いの姿勢になります。
2.手や足の位置を動かさずに息を吐きながら背骨をねじって、腰の辺りに顔を向けます。
3.息を吸いながら元の姿勢に戻ります。
1~3の動作を左右それぞれ5回程度行います。ポーズをとっている間は呼吸を止めないで、筋肉を伸ばす気持ちでゆっくりと行いましょう。

腰などに痛みがある場合には猫のポーズはムリに行わないようにしましょう

猫のポーズには注意しなければならないポイントもあります。猫のポーズでは、ヨガやピラティスの基本的なポーズとは異なり、大きく背中を丸めたり反らしたりという動作を行います。
はじめから背骨、膝、手首を痛めている場合や、首や腰などに慢性的な痛みがある場合は、ムリをすると逆に痛める心配があるため、猫のポーズは行わない方がいいでしょう。ムリなく行える肩甲骨はがしには、ピラティスが適しているでしょう。
ピラティスは身体の健康状態に関係なく安全に行うことができるエクササイズです。年齢や健康状態に関係なく安全に行うことができるため、アスリートの基礎トレーニングからケガをしたあとのリハビリテーションまで幅広い目的で用いられています。
ピラティスでは主に体幹が鍛えられるので、肩甲骨を張り付けている硬くなった深層筋にも働きかけることが期待できます。肩甲骨の動きをスムーズにして、痛みのないしなやかで美しい身体になることが望めるでしょう。

(まとめ)猫のポーズには肩甲骨はがしの効果がある?

1.ヨガの猫のポーズには肩甲骨はがしの効果があるとされています

肩甲骨は肩や背中などの筋肉につながり、肩の周りの複雑な動きをサポートする骨とされています。肩甲骨を動かして硬くなっている筋肉をほぐすことが肩甲骨はがしと言われています。
猫のポーズは肩甲骨はがしの要素もあるポーズとされています。

2.猫のポーズで肩こりの痛みが軽減できるといわれています

日常生活で大きく腕や肩を動かすことがなく、肩甲骨が使われる機会が少ない現代では、肩甲骨の動きが鈍くなりがちとされています。猫のポーズで背中を丸めたり反らしたりする動きは肩甲骨の動きを促し、背中伸ばして筋肉を鍛えることにもつながるといえます。

3.猫のポーズは初心者でも簡単に行えるヨガのポーズとされています

猫のポーズは、四つん這いになって猫のように背中を丸めたり伸ばしたりするポーズです。ヨガの経験者でなくても比較的簡単にできるので、日常生活で背中のストレッチを行いたいときなどに取り入れるといいでしょう。

4.腰などに痛みがある場合には猫のポーズはムリに行わないようにしましょう

猫のポーズでは、背中を大きく丸めたり反らしたりする動作を行います。そのため背骨や首、膝などを痛めている場合には行わない方がいいとされています。
首などに痛みがあるときには、身体にムリがかからないピラティスの肩甲骨はがしが適しているでしょう。

 

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