ヨガは妊活・不妊治療に効果を発揮するの?

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ヨガには自律神経機能や冷え性を改善させ、血流を良くする効果があるといわれています。

ヨガは呼吸法を取り入れたゆったりとした運動で、自律神経の機能が向上、リラックスするといわれています。
一方、不妊には様々な原因があり、数多くの不妊治療があります。
その中には、冷え性による子宮や卵巣の血行障害や、自律神経のトラブルによるホルモン分泌の問題などがあるようです。
近年、不妊治療にヨガを取り入れる「妊活ヨガ」が脚光を浴びていて、妊娠に効果があるといわれています。
ヨガのもつ、自律神経刺激作用によってホルモン分泌を促したり、血行を改善することによって子宮や卵巣の血行がよくなり、妊娠しやすい状態へ変化するといわれています。

不妊になってしまうのには男女両方に要因が考えられます

不妊に至る女性側の問題

いくつかの要因があります。
排卵の機構と、その後に卵子が移動する経路に問題が起こることが、不妊の原因となります。
詳しく申し上げると、卵巣から排卵されない排卵障害、卵管の閉塞や狭窄などによって卵管内を卵子が移動できない状態になると、卵子は子宮まで移動できなくなります。
また、男性側からの精子を受け付けられない、子宮頚管炎などの子宮頚に由来する病気でも、妊娠が困難となるものや、意外なのは精子に対して女性側の体が抗体、つまり免疫機構が存在するということもあります。
さらに、女性ホルモンの分泌異常による排卵障害、血行不順やそれによる冷え性、子宮の前屈などの変形がある場合でも、妊娠が難しくなるといわれています。

不妊に至る男性側の問題

女性同様、男性側の問題でも、いくつかの要因があります。
うまく射精できず、膀胱内に逆流してしまう逆行性射精や無精液症など、射精がうまくいかない性機能障害が、原因の一つとしてあります。
そのほかにも、精子の数が少ない、あるいは精子の動きが悪い場合でも、精子がうまく卵子にたどり着けずに妊娠が困難となることがあります。
さらには、精液の製造や射精は脳からのホルモンの作用に由来するところがありますが、この脳からのホルモン分泌の不良によって精液がうまく作れないなどの病気が、不妊の原因として挙げられます。

不妊治療には様々な方法があります

医学的な治療法

排卵予定日を細かく推定して性交渉を行わせるタイミング法や、卵巣を刺激することで排卵を行わせる排卵誘発法などがあります。
これらを用いても妊娠がかなわない場合には、精子を取り出して妊娠しやすい時期に細いチューブで子宮に注入する人工授精や、経膣的に卵巣から卵子を取り出し体外で受精させたあとに受精卵を子宮にもどす体外受精などがあります。
タイミング法や排卵誘発法は医療保険適用となりますが、人工授精や体外受精は医療保険が適用されないために、自費での診療となります。[/wc_box]

民間療法

近年、不妊治療、妊活にヨガを取り入れる人が増えてきているようです。
ヨガには、体の代謝を上げ血液の流れを良好にすることで体温を上昇させ、冷え性改善につながるといわれています。
また、女性ホルモン分泌を活性化することでホルモンバランスを整え、生理不順や排卵障害を改善してくれる効果もあるようです。
不妊の原因として、子宮の前屈や後屈などもあるといわれています。
ヨガはゆったりとした腹式呼吸とそのポーズによって内臓の位置を正常化させ、子宮の状態も修正することで、妊娠しやすい状態へと導いてくれるといわれています。

弓のポーズで不妊を解消しましょう

ヨガのポーズの中に、「弓のポーズ」があります。
脊柱全体を反らすことで内臓を刺激、内臓全体の働きが活発になり、それと同時に卵巣や子宮も刺激することで、その働きを高めてくれる効果があるといわれています。
では、その弓のポーズについて、方法をご紹介しましょう。

  1. 床の上で、うつ伏せになります。
  2. 両膝を曲げ、両手で足首を掴みます。
    この姿勢の状態で、一度息を吐ききりましょう。
  3. その姿勢から、ゆっくりと息を吸いながら、両膝を伸ばすように力を入れます。
    すると、膝と同時に上半身が反り返ります。
  4. そのままの姿勢で、2~3回腹式呼吸を続けます。
    ゆったりと大きな呼吸を意識しましょう。
  5. 5.元の姿勢に戻ります。
    この運動を2~3回繰り返しましょう。

いかがでしょうか?
方法は簡単ですよね。
あくまでもゆったりとした腹式呼吸を意識して行いましょう。

(まとめ)ヨガは不妊治療に効果を発揮するの?

1.ヨガには自律神経機能や冷え性を改善させ、血流を良くする効果があるといわれています。

ヨガのポーズや呼吸法が、自律神経機能を改善させることによるホルモン分泌の正常化を促したり、血行改善による冷え性を解消させることで、子宮や卵巣の血行も改善、妊娠しやすい状態へと体の内部が変化していきます。

2.不妊になってしまうのには男女両方に要因が考えられます

不妊には女性側の問題と男性側の問題の二通りがあります。
女性側では排卵障害や子宮筋腫など生殖器あるいは生殖機能の問題が、男性の場合は射精がうまくできない性機能障害や脳からのホルモン分泌の不良による精子製造過程の問題などが挙げられます。

3.不妊治療には様々な方法があります

不妊治療には、タイミング法や体外受精などの医学的治療法の他に、民間療法もあります。
特にヨガには冷え性改善、女性ホルモン分泌の促進の他に、子宮の位置を正常化させることによって妊娠しやすい状態へと変化させる作用があるといわれています。

4.弓のポーズで不妊を解消しましょう

ヨガポーズの中で、特に「弓のポーズ」は、不妊治療に効果があるといわれています。
内臓全体と同時に卵巣や子宮も刺激してくれて、その働きを高める効果があるといわれています。弓のポーズの方法についてご紹介しますので、さっそく実践してみましょう。

 

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